フィンランドにある世界最北の動物園、ラヌア動物園に行ってきました!
ロヴァニエミという街に宿泊し、そこからバスで往復できました。
ロヴァニエミ↔︎ラヌア動物園はツアーなどでなく個人で行きましたが、思っていたよりも簡単に行けました。
実際のルートやラヌア動物園の様子などレポートします。
ラヌア動物園概要
ラヌア動物園の概要です。
住所:Rovaniementie 29, 97700 Ranua, フィンランド
アクセス:ロヴァニエミ市内からバスで約1時間
入場料:大人 23,50 € 他(2023年12月時点)
営業時間:10-16時
定休日:なし
チケットは公式サイトで事前購入しておくとちょっと安くなるみたいです。
当日購入しようとしたらカード決済が海外からのアクセスを制限しており購入できませんでした・・・。
日本にいるうちに決済しておいた方が良さそうです。
ラヌア動物園は世界最北の動物園と言われています。(北緯をよく調べるとノルウェーのポーラーパークというところの方が最北のようですが…)
北極圏に近いため冬はマイナス20度くらいにもなります。
防寒はしっかりしていきましょう。
動物の数はあまり多くなく、時期によっては展示されていない・屋内や木の影に隠れてしまったら全く見えない動物も多々いるような自然な姿を優先した動物に優しい動物園となっています。
日本のような見やすい展示を期待しない方がいいです。
その代わり、広い展示エリアでいきいきとした動物の姿が見えますよ♪
ラヌアという街からもアクセスが出来るようですが、空港もあることからロヴァニエミからの定期バスがあります。
また、規模は小さいですがファッツェルというフィンランドの人気チョコレートメーカーのアウトレットがあり、ロヴァニエミやヘルシンキの街中よりも安く購入することが出来ます。
ラヌア動物園へのアクセス
ロヴァニエミからラヌア動物園のアクセスはバスになります。
ロヴァニエミ近くのバスターミナルやソコスヴァークナーホテル横のバス停からバスに乗ります。
こちらが時刻表。(2023年12月現在)
バスターミナルを出発する時間です。
9:30発のバスに乗るのが無難です。
12時台のバスは無くなったという噂も・・・。
ソコスヴァークナーホテル横のバス停から乗りました。
ラヌア行きのバスの案内が何もなくて心配になりましたが、9:30にターミナルを出たであろうラヌア行きのバスが9:35頃到着し、無事に乗り込めました。
乗車賃は、行きが15ユーロ・帰りが17ユーロでした。なぜ値段が違うのかは不明。
物価の高いフィンランド。
さすが乗車賃もなかなかします・・・。
10時を過ぎる頃にはようやく空が明るくなり(12月は10:30日の出の13:30日没です)、美しい車窓を眺めている間にあっという間に動物園に着きました。
10:30頃到着です。
ほとんどの人がラヌア動物園で降りていました。
停車時間も長く、運転手さんが降りて帰りのバス停の場所とバスの時間を乗客たちに教えていました。
(この時点で帰りのバスは16:18だと言っていました。)
ラヌア動物園の様子
バスを降りてすぐ、ラヌア動物園のある「ラヌアリゾート」のゲートを潜ります。
右手に動物園のチケット売り場兼入場口、左手にカフェとファッツェルのアウトレットがあります。
まずは動物園に入場しましょう。
入場料を支払うと腕に紙の入場チケットを腕に巻いてくれます。
これをつけていれば入退場フリーとのこと。
建物を抜けるともう動物園の敷地です。
右側には子供の遊べる遊具などがありましたが、ほぼ雪に埋もれていてヒト気はありませんでした。(でもアスレチック好きとしては普通に楽しそうだなと思いましたw)
正面の木道を進んでいきます。
動物の気配や案内図もなく、ほぼ森の中を歩くスノーフォレストウォーキングって感じです。笑
木々に雪が積もり幻想的な景色でした。
最初に見えてきたのはカワウソなどの小動物の小屋です。
ここが唯一の室内展示でした。
オコジョ?がめちゃくちゃ可愛かったです!!すごいちっちゃい!
カワウソも活発に動いていました。動きすぎてて写真撮れず笑
ビーバーは寝ています。
ちっちゃなネズミもいました。めっちゃちっちゃくて可愛い。
そのあとまた少し歩きフクロウゾーン。
様々なフクロウとミミズクがいます。
水鳥のエリアは池が凍って展示中止でした。
広いところが池です。姿かけらもない笑
朝日?が綺麗です。11:40頃。
ゴミ捨てポイントが動物のイラストになっていて可愛かったです!
楽しく分別をしてもらう工夫ですね。
シロクマエリアに入ります。
が、残念ながらシロクマ出没ならず・・・。
午前中と午後で2回見に行きましたが、いずれも展示場に出て来ず会えませんでした・・・泣。
一番の見どころだったために残念・・・!
代わりに実物大のパネルをシャッターに収めました笑
ちなみにお隣の展示場はブラウンベアですが、こちらは冬眠中のため冬季は展示中止しています。
オオカミは広々とした放飼場で悠然と走り回っていました。
まさに森を駆けるオオカミ!群れで行動していて格好良かったです。
これはクズリ(ウルヴァリン)。大きな骨のようなものを咥えてあちこちウロウロ。
もう一匹は興味なさそうに丸まって寝ていました。
ホッキョクキツネ!本当に真っ白ですね。
丸まって寝ていましたが、真っ白でふわふわでめちゃくちゃかわいかったです。
もう一匹は少し動いていましたが、午後(2周目)はどちらも眠っていました。
トナカイはさすがにたくさんいますね。
角で倒れた木を動かしているときはとても格好良かったです!
これは何だろう…?シフゾウ…?
アメリカバイソンもいました。でかい。
寒そうで心配です。
全部を回って約2時間半。
ランチを食べてショップで買い物をして、帰りのバスまではまだ2時間ほどあったのでもう一周しました(笑)
1周目では見れなかったイノシシ(?)も見れてよかった。
15時頃には動物たちもお部屋に戻っている子も多かったです。
16:00頃にはリゾートは真っ暗。
通りの反対側にあるバス停でバスを待ち、ほぼ時間通りに来た16:18発のバスに乗ってロヴァニエミに戻りました。
ラヌア動物園のカフェ・お土産・ファッツェルアウトレット
一周周ったところで一度動物園を出て、同じ敷地内のカフェとショップを覗きに行きます。
カフェ
まずはカフェ。
ブッフェか単品を選べます。
カフェ利用の場合はショーケースから商品を選びます。
今回はドーナツとホットティーにしました。
ドーナツは種類があったみたいだけど、うまく英語でのコミュニケーションが出来なかったので適当に出てきました(笑)
林檎のジャム入りでした。おいしかったです。
今回は別塔のカフェに行きましたが、ラヌア動物園ゲートの建物にもカフェがあります。
こちらはバーガーメニューなどもあるようです。
ショップ
なぜかは不明ですが、ラヌアリゾートの別塔にはフィンランドの人気チョコレートブランドFazer(ファッツェル)のアウトレットショップがあります。
規模はそれほど多くないですが、種類も多くお値段も街中で購入するよりはるかに安いのでお土産はここでまとめ買いをするのがお勧めです。
オススメ商品は
- Geisha 各種
- ジンジャーブレッドチョコクッキー
- チョコドリンク
ですね。
どれもおいしいですが、上記3つは特におすすめです!もっと買ってくれば良かったと後悔しています。
しかもチョコドリンクはこのお店以外では見かけなかった(しかもここではバラ売りしてる!)ので大量購入をすることをオススメします。
お土産ショップ
ラヌア動物園の入り口付近にはお土産ショップもあります。
ラヌア動物園のロゴをデザインしたコップやTシャツ、時期的なものなのかクリスマス飾り、ポストカードなどが販売していました。
お菓子などはなく、キーホルダーなどのお土産が多かったです。
また、防寒グッズも売っているので寒さが不安ならコチラで追加してもいいかも。
ただしお値段はかわいくないので事前にしっかりと準備しておく方がベターです。
規模も小さめなのでガッツリお土産を買うというのには向いていなさそうです。
まとめ
ラヌア動物園は
- 世界最北の動物園と言われている!
- 室内展示はほぼないので、しっかりと防寒を!
(筆者は12月に訪れて髪の毛やまつげが凍りました) - 動物の数は多くない
- とにかくたくさん歩く!
- 他ではあまり見ない北極らしい動物が展示されている
- 白熊が目玉!でも見れない日もある。
- ロヴァニエミからバスで約1時間。往復32€
- 入場料は23.50ユーロ
- カフェやレストランはあるけどコンビニなどはない
(近くの街に歩いていくことは不可能) - ファッツェルのアウトレットがある!絶対購入!
という感じでした。
動物園&自然大好き人間としては大満足の動物園でしたね!
オススメ出来るかと言われると人を選ぶかもしれませんが
「世界最北」「北極の動物園」「森の中を歩く」というキーワードに心が躍る方はぜひ行ってほしいです!
あとファッツェルのアウトレットがサイコ―!
ロヴァニエミ観光で時間のある方はぜひ行ってみてください♪
ちなみに筆者、他にも世界中の動物園を巡ってますので動物園好きの方はよかったらこちらも覗いてみてください♪
- パリ動物園
- バルセロナ動物園
- ロンドン動物園
- ベルリン動物園
- モナコ動物園
- モナコ海洋博物館
- クラクフ動物園
- 台湾動物園→記事にしてなかった…!パンダがたくさん見られて、広さもあって良い動物園でした!!
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