和歌山県は半分を海に囲まれ県の面積の約3分の1は森林という自然豊かな土地。
グルメに自然に観光にと恵まれた環境で、観光満足度は47都道府県中第1位!(2022年リクルート調べ)
そんな和歌山県が大好きで仕方がない筆者が和歌山県への旅行の際に訪れてほしいオススメスポットやホテルをまとめました。
紀北・紀中エリア
【和歌山駅周辺】
和歌山の玄関口JR和歌山駅。
大阪からは電車で1時間程度。関西空港からのアクセスも便利です。
駅前には大きな商業施設や百貨店が並びお買い物も便利。バスや電車で少し移動をすれば和歌山ならではの景色や体験が楽しめます。
和歌山城
和歌山市内の観光と言えばなんといっても和歌山城は外せません。
和歌山城は1585年に築城された紀伊徳川家のお城。
天守閣は戦時中の空襲で失われましたが、昭和に入り再建されています。
現在は再建後から内装リニューアルを重ね和歌山の歴史が学べる博物館として多くの方の来場があります。
また、天守閣最上階からは和歌山の美しい景色が一望できます。
風光明媚な御橋廊下と庭園は思わず何度もシャッターを切ってしまうほどの美しさ。
和歌山城公園内にある動物園は小規模ながら見ごたえがあり入場料が無料という嬉しさ。
公園と動物園は多くの家族連れでにぎわっています。
和歌山市駅(キーノ和歌山)
JR和歌山駅から電車で2駅またはバスでアクセスが可能なJR和歌山市駅は2020年にオープンしたばかりの商業施設「キーノ和歌山」が魅力満載。
和歌山の特産品を多く販売している食品スーパー「ROCK STAR FARMs」や
和歌山のお茶屋でローカルファストフード「グリーンコーナー」を運営する「玉林園」のカフェ、
空間デザインに優れた子供の教育に力を入れた図書館が併設されています。
玉林園のカフェ「KISYU CYAYA 玉林園」ではおいしいお茶をふんだんに使いわらび餅やあんこまで乗った豪華なかき氷が650円という破格でいただけます。もちろんお味は最高そのもの。
和歌山市駅直結の商業施設のため雨の日でも安心です。
カンデオホテルズ
和歌山市駅直結のホテル、カンデオホテルズ和歌山は広々とした客室と展望露天風呂を備えたリラックスの出来るシティホテル。
和歌山のご当地食材も使用した朝食は海へと流れだす紀の川の雄大な景色を眺めながらいただけます。
↓↓カンデオホテルズ和歌山の宿泊レポートはコチラ↓↓
【宿泊レポートin和歌山】カンデオホテルズ(CANDEO HOTELS)に泊まってみた!和歌山市駅直結の最新ホテル。絶景大浴場を漫喫してください【GOTOトラベル対象】
【和歌山市加太】
JR和歌山市駅から南海加太線に乗り換えて、加太方面へ。
可愛いラッピング電車に乗れたらラッキーです。
淡島神社
人形供養の神社として有名な淡島神社。
一歩踏み入れると境内を埋め尽くす人形や置物の量に思わず驚愕してしまうかも。
人形供養のみならず、ご祭神の少彦名命は医薬の神様であり特に、女性の病気回復や安産・子授けなどに霊験あらたかといわれています。
女性には特に立ち寄っていただきたいスポットです。
友ヶ島
加太港からフェリーに乗っておよそ30分。
戦時中は砲台や火薬庫として使われていた無人島、友ヶ島にたどり着きます。
「ラピュタの島」とも呼ばれる友ヶ島は使われずに苔むしたレンガ造りの砲台跡が幻想的です。
美しい海に囲まれた自然豊かな友ヶ島でハイキングはいかがでしょうか。
ひいなの湯
ランチスポット・宿泊にはひいなの湯がオススメ。
加太港で揚がる新鮮な食材を生かしたおいしい食事が自慢の御宿です。
お部屋からは海が臨め、夕日を眺める絶景露天風呂も必見。
和歌山の方ならではの暖かいおもてなしとおいしい食事、部屋やお風呂からの絶景で癒しのひと時をどうぞ。
【和歌山市毛見】
和歌山駅からはバスまたは車で約30分。
南国の雰囲気があふれる毛見エリアはエンターテインメントスポット。夏休み期間中は周辺道路が渋滞しやすいので注意が必要です。
マリーナシティ(含む黒潮市場)
海に囲まれたアイランドリゾート「マリーナシティ」。
南欧風の建物群はどこを切り取ってもフォトスポット!写真映えすると若者を中心に大人気です。
アトラクションもあり、ファミリーや友達同士で大賑わい。
和歌山の水産物や名産品が購入できる黒潮市場では、定期的にマグロの解体ショーが行われ迫力満点。その場でマグロを部位ごとに購入できます。
さらに夜には音楽に合わせて花火を打ち上げる幻想的なスターライトイリュージョンも開催中。(開催日は公式サイトでご確認ください)
ヨーロッパの街並みを彩る大迫力の花火をお楽しみください。
【紀ノ川エリア】
JR和歌山駅から貴志川線に乗っていく紀ノ川エリアは原風景が広がる車窓が見どころ。
地元の方々の工夫を凝らしたおもてなしに思わずほっこりします。
貴志川線
JR和歌山駅からJR貴志駅をつなぐ全長14.3km。
貴志川線はラッピング電車が多く、いずれもかなりの力の入れよう。
一番人気は貴志駅にいた「たま駅長」をイメージした「たま電車」で、外観はもちろん車内も猫足のソファや猫シルエットの背もたれなど、猫好きにはたまらない仕掛けが盛りだくさん。
その他にも「いちご電車」「おもちゃ電車」などもあり、乗車するだけで楽しい造りとなっています。
貴志駅
初代「ねこ駅長」を生み出したのがこの貴志駅。
行き場をなくした猫を「たま」と名付けて貴志駅で駅長として駅舎で飼い始めたのがブームのきっかけでした。
一世を風靡したたま駅長は2015年に他界。
現在は伊太祈曾駅で駅長を務めていた「ニタマ」が変わって二代目の貴志駅猫駅長を務めています。(定休日や体調不良時を除く就業時間中は会えます)
駅舎は猫の形を模して造られていてとってもかわいい!
駅構内にはたま駅長などのかわいらしいオリジナルグッズが多数販売されています。
駅やその周辺には駐車場がないので必ず電車でのアクセスをお願いします。
伊太祈曾駅
貴志駅の猫駅長「ニタマ」が最初に就任したのが伊太祈曾駅です。
現在は「よんたま」が駅長を務めていて、就業時間中はお会いすることが出来ます。
駅構内にはたま電車のフォトスポットがあり、近くには木の神様と慕われる「伊太木曾神社」があります。
癒しとパワーがあふれる駅です。
道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK
伊太祈曾駅から徒歩約20分の所にある新しいスタイルの道の駅「 道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK」は
・食べる
・買う
・体験する
・遊ぶ
が楽しめるスポット。
広い施設には和歌山の名産品が買える市場やレストラン、キャンプ場、ハイキングコースなどがあり、豊かな自然に囲まれてのびのびと過ごすことが出来ます。
子供向けのアスレチック・遊具もあるので手ぶらでフラッと遊びに来ても大丈夫。
温かみのある木造の建物「火の食堂」では和歌山ならではの食材を調理した食事やカフェ、ベーカリーが並んでいます。
雰囲気はもちろん味も一品。
ぜひFOOD HUNTER PARKで和歌山を「体験」してください。
【高野町・九度山町エリア】
JR和歌山駅から電車を乗り継いで向かう高野町・九度山町エリア。
若干のアクセスの不便さはあるものの、歴史や文化の深いこのエリアでは学びや気付きを得られます。
九度山 真田巡り
九度山は戦国武将真田昌幸と真田信繁(幸村)・の流刑地。
真田家に関する資料を展示・紹介している真田ミュージアムや、真田親子の屋敷跡に建てられた善名称院(真田庵)、宝物資料館などが立ち並んでいます。
南海高野線 九度山駅から歩く道には和菓子屋やカフェなどもあり、昔ながらの街並みも楽しめます。
高野山
真言宗の総本山である高野山は全域が金剛峰寺の境内とされていて、その中で街が発展した珍しい宗教都市です。
壇上伽藍と呼ばれる根本道場など貴重な建築物、文化財が歴史と共に守られています。
奥の院の墓域には戦国大名や皇族の御廟があり神聖な雰囲気が漂っています。
お参りのあとは高野町でおいしい精進料理をどうぞ♪
肉魚は出ませんが、旬の食材を使った見目鮮やかな食事が多く観光客を歓迎してくれます。
【紀北・紀中その他】
他にも和歌山県北部・中部には観光スポットが多くあります。
生石高原
紀美野町と有田川町にまたがる生石高原は関西随一のススキスポット。
駐車場完備で標高870mの山上をお散歩できます。
突き出た岩の上に乗って写真を撮るのがおすすめ。
雄大な景色を背景に開放感のある撮影ができます。
あらぎ島(蘭島・嶋新田)
有田川町のシンボルともいえる風景が「あらぎ島」。
日本の棚田百選にも選ばれています。
ぐねぐねと曲がる有田川に沿って水田開墾が為された棚田。
展望台からは四季折々に表情を変える美しい景色が見られます。
湯浅醤油巡り
和歌山の名産品、湯浅醤油の蔵がある湯浅町。
醬油醸造の発祥の地とも言われています。
近世から近代にかけて建築された醸造業に関わる町家や土蔵が建ち並び、醤油や金山寺味噌の醸造で栄えた昔ながらの町並みが残されています。
歴史の面影を感じながら街歩き、醤油の醸造所見学も楽しいですよ。
お土産にはもちろん湯浅醤油を。驚くほど多彩な湯浅醤油の魅力をぜひ楽しんでください。
◆紀南エリア
美しいビーチや広大な動物園、歴史ある神社が揃う紀南エリア。
観光にオススメのスポットに溢れています。
【白浜町】
白い砂浜のビーチが美しい白浜町。和歌山で最も人気のある観光エリアです。
宿泊施設も充実しており、白浜空港もあるので羽田空港からのアクセスは良好。
白良浜
白い砂浜・青い海!まさに理想のようなビーチに出会える白良浜。
温暖な気候や豊かな自然環境からも宿泊・食事も極上の体験が出来ます。
丘陵を上がれば海を見ながら南国風の街並みも楽しめドライブにもピッタリです。
アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールドはパンダの飼育頭数日本一!7頭のパンダがお出迎えしてきます。
動物園・水族館・遊園地が一体となった80万平米の広い敷地で、サファリツアーやイルカのショー、ジェットコースターなどが楽しめます。
パンダグッズも豊富でショッピングも楽しい♪
大人も子供も大満足のスポットです。
パンダヴィレッジ
白浜エリアでのお泊りはパンダヴィレッジがおすすめ!
パンダのイラストがかわいいドーム型のヴィラになっており、小さなお子さんが叫んでも走り回っても大丈夫!
敷地内に遊具もあり子供たちが遊ぶにはもってこいの環境。
食事もおいしく大浴場もあり。コンビニのような便利なショップもあります。
近くにはとれとれ市場などの地元食材やお土産を買える施設も充実しているので大満足間違いなし。
↓↓パンダヴィレッジの宿泊レポートはコチラ↓↓
【串本町】
和歌山県の南端にある串本町は本州最南端の街。
1890年のエルトゥールル号遭難の地でもあり歴史やトルコとの絆を学べる場所です。
本州最南端の碑
本州最南端はここ串本町の潮岬。最南端の地には石碑が立っています。
北緯33度26分、東経135度46分にあたり東京の八丈島とほぼ同じ緯度なのだそう。
リアス式海岸となっていて、奇岩・怪石も多く美しい海と岩の荒々しい景色がなんとも明媚です。
トルコ記念館
串本に訪れたらトルコ記念館は必見です。
串本沖で発生した1890年のエルトゥールル号遭難の際、住民が不眠不休で救助を行いました。
それをきっかけに日本とトルコの絆が深まり、
1985年のイラン・イラク戦争でのトルコによる日本人の救出、
2011年の東日本大震災の義援金、
202年のトルコ地震の義援金、
など、両国では常に助け合いの活動が続いています。
それらトルコと日本の絆や歴史、エルトゥールル号の模型や資料が展示・紹介がトルコ記念館で行われています。
トルコと日本の深い絆を学ぶ大切な場です。
【田辺市・那智勝浦・新宮】
熊野本宮へとつながる参詣路の中で最も多くの参詣者が歩いた中辺路を有する田辺・那智勝浦・新宮エリア。神域へとつながるこのエリアでパワーチャージをしていきましょう。
速玉大社
熊野三山を構成する大社の一つの熊野速玉大社。
境内には天然記念物に指定される樹齢1,000年の凪の巨木があり左右対称の葉の形から夫婦円満の御利益があると言われています。
熊野本宮大社
全国の熊野神社の総本宮にあたる和歌山県田辺市の熊野本宮大社。
眺めの良い広い景色に突如として現れる大鳥居は見ものです。
境内で感じられる神聖な空気がとても素晴らしく、
神の使いである三本足の八咫烏の授与品のかわいらしさに親しみやすさも感じます。
多くの方にこの地と熊野三山を知ってほしいというお心遣いが感じられる場所です。
那智の滝
熊野三山の一社、熊野那智大社の頭上から流れる那智の滝は落差133mで単独の滝としては日本最高と言われています。
水量も多く、観瀑台からの滝との距離も近いことから迫力満点。
マイナスイオンを全身で浴びながら自然のパワーをもらえます。
お土産にはぜひ那智の黒飴をどうぞ。
ホテル浦島
田辺・那智勝浦・新宮エリアの観光の際はホテル浦島の宿泊がオススメです。
島に浮かぶホテルは船でのアクセスが主となっていてまさに竜宮城気分。
多彩な趣向を凝らした温泉が名物で、特に本物の天然洞窟を利用した洞窟風呂は温泉に浸かりながら海を眺めるという特別な体験が楽しめます。
島内を冒険する感覚で温泉巡りをしてみましょう。
まとめ
以上、和歌山のおすすめスポットを下記の通りまとめました。
◆紀北・紀中エリア
【和歌山駅周辺】
①和歌山城
②和歌山市駅(キーノ和歌山)
オススメホテル:カンデオホテルズ
【和歌山市加太】
③淡島神社
④友ヶ島
オススメホテル:ひいなの湯
【和歌山市毛見】
⑤マリーナシティ(含む黒潮市場)
【紀ノ川エリア】
⑥貴志川線
⑦貴志駅
⑧伊太祈曾駅
⑨道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK
【高野町・九度山町エリア】
⑩九度山 真田巡り
⑪高野山
【紀北・紀中その他】
⑫生石高原
⑬あらぎ島(蘭島・嶋新田)
⑭湯浅醤油巡り
◆紀南エリア
【白浜町】
⑮白良浜
⑯アドベンチャーワールド
オススメホテル:パンダヴィレッジ
【串本町】
⑰本州最南端の碑
⑱トルコ記念館
【田辺市・那智勝浦・新宮】
⑲速玉大社
⑳熊野本宮大社
㉑那智の滝
オススメホテル:ホテル浦島
和歌山にはまだまだ紹介しきれていない&筆者も知らない素晴らしいスポットが点在しています。
メジャーなところだけでも21か所もあるのでエリアで分けて様々な表情を見せる和歌山県を楽しんでみてくださいね。
関連記事
★↓↓この記事が「役に立った」と思ったらポチっとお願いします!!↓↓★
にほんブログ村