キャッシュレス払いが主流になってきた昨今。
筆者のキャッシュレス派だったのでクレジットカード、ApplePay(主にクイックペイかID)、バーコード払い(payayなど)を使っていたのですが「自分がいくら使っているのか分かりにくい」という欠点もあったので1か月間だけ現金払い中心の生活に戻ってみました。
改めて感じた現金中心生活でのメリットデメリットをまとめてみましたので、キャッシュレスに切り替えを検討している方や節約に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
先に結論を申しますと、やっぱり自分はキャッシュレスのほうが好みでした。
現金生活のメリット
まずは現金生活のメリットから。
ちなみに筆者の生活スタイルは
- 実家暮らしの独身。家賃と生活費は現金で親に渡している
- 在宅ワーカーのため昼食は自宅(コンビニか買いだめ品)が多め、たまに姉家族と食事に行く
- 食品は週2回くらい買いにいく(自分の分+家族へのお土産)
- カフェで勉強をすることが多い
- 服や化粧品は安いものをたくさん買うタイプ(週2回は買い物に行く)
- オタクなのでグッズやDVDを買うために横浜あたりによく出没(電車移動)
- 旅行が趣味なので宿泊費がかさんでいる。現在は感染予防のため控えているけど県内でホテル泊したりしている。
という感じです。出費は生活費を除いて月10~15万円くらい。カツカツです笑
とにかく細かい出費が多いので現金生活になると結構変化がありそうですね。
1日に使う金額を設定できる
現金払いの場合、否が応でも1日に利用できる金額を設定できます。
だってお財布にその金額だけを入れておけばいいのですから。
「今日は1万円しかつかっちゃだめ!」と言ってお財布に1万円札1枚だけを入れておけばそれ以上使うことは物理的にできないですからね。
なので上限は設定しやすかったです。
クレジットカードの場合は月の利用上限額まで利用できてしまうので、下手すると100万円くらい使えちゃいますからね(笑)
現金なら落とさない限り不正利用の心配もないのがいいですね。
500円玉貯金がたまる
筆者は500円玉貯金を始めて5年くらいが経ちます。意識的に500円のおつりが出るようになったし毎日お財布の中の整理をする癖がつきました。
とはいえキャッシュレス派だったので週2,000円くらいしかたまらなかったのですが…。
現金生活に変えたところこれがたまるたまる。1日500円、多いときは1,500円くらいになるので1週間で5,000円貯まることもあります。(もちろんその分お財布の中は寂しくなりますが笑)
500円玉貯金は知らぬ間に大金がたまるので本当にオススメです。
過去何回か10万円貯まり、旅行費にしました。
今回は1ヵ月で20,000円ほどたまりました。自分の定期預金と同じ金額です。スゴイ。
ただし500円玉をお札に交換するためには銀行窓口やATMを利用する必要があります。
じゃらじゃらと銀行に持っていくのは少し恥ずかしかったです(笑)
ほぼどこでも使える
やはり現金のいいところはどこでも使えるということ!
キャッシュレスの場合は対応していないお店があったりして支払いができないなんてことも多々あるのですが、現金はほぼどこでも対応しています。
現金対応していないお店や支払いサービスのほうが少数なので(オンライン決済は除く)やはり強みだなーとは思いますね。
なのでキャッシュレス主流だったころの筆者も、お財布とスマホカバーのポケットには必ず少額のお札を入れていました。
あとはスマートフォンの電池が切れた場合にApplePayやバーコード払いは出来ないので、その心配がない現金はやはり強いなという印象です。
ただ最近ではキャッシュレス決済のみというお店も少なからず存在しているので必ずしも現金だけあればいいというわけでもないですね。
最新のスポットなどはキャッシュレス決済の手段を用意しておいたほうがいいです。
また、感染症予防対策としてキャッシュレス限定に切り替えているお店もあるのでご注意ください。
ポイントカードや割引券がすぐ出せる
ポイントカードや割引券はお財布に入れていることが多いですよね。駐車券も。
そういう場合に現金生活だと現金をお財布から出す際に一緒にポイントカードも出せるのが便利だなーと思いました。
割引券とかもつい忘れて定価で払って、あとから「クーポンあったのかー…」となることも多々あり…それを防げるようになったのでちょっとお得感がありました。
財産管理が一元化されるので楽
キャッシュレス決済の場合、
・事前に金額をチャージしておくプリペイド式
と
・クレジットカードや銀行口座と紐づけされていてその枠から支払う方式
の2種類が主です。
で、このプリペイド式がなかなかやっかいで(個人の感想です)、いくつもプリペイド式を併用している場合にどこにいくら残額があるのか把握しきれないことがあります。
アプリで残高を確認すればいいだけの話なのですが、だんだんとそれも面倒になりおそらく少額ですが宙に浮いてる1,000円2,000円がどこかにありそうです…。
対応アプリを消してしまうとそのお金も運営会社に回収されてしまうのかも・・・?(この辺りは詳しくないので各アプリをご確認ください)
現金決済の場合はその管理がお財布か銀行口座に一元化されているのでとても楽です。
もちろん銀行口座を複数持っていたら同様の現象が起きそうですが、もっとも分かりやすい財産管理であることは間違いないです。
現金生活のデメリット
続いて現金生活のデメリットも見てみましょう。
財布が重くなる(小銭がたまる)
これは筆者に限った話なのかもしれませんが、
対人レジの場合、お会計でどうしても慌ててしまい小銭を払えないことが多いです。「後ろに人も並んでるしもう1,000円でいいや!」みたいな払い方が多いんですね(笑)
なので小銭がたまるたまる…。するとどうでしょう。小銭の重みでお財布がめちゃくちゃ重い…。
無人レジでじゃらじゃらと入れてなんとか消費していますが、結構煩わしいです。
気付くと50円玉が3枚お財布に入っていたり、大量の1円玉がいたりしてます。お財布を開けるたびにちょっと自虐的に笑っちゃいますね。
お金が足りなくなるかもという不安がある
メリットの項目で「利用上限金額を設定できる」と書きましたが、これが意外と筆者にとってはストレスでした。
というのも突発的な買い物が好きなのでその場で出会った「欲しいもの」を勢いで買いたいのですが、「これを今買ってしまうとこの後買う予定だった〇〇が買えないんじゃないか」とか「いつ何が起こるかわからないのに1万円だけで足りる・・・?」みたいな不安が常について回ってしまい、せっかく気分転換に出かけたお買い物でストレスがたまるようになってしまいました。
もちろんこの不安を利用して突発的な無駄遣いを減らすという手段もありますが、筆者にとっては突発的な無駄遣いこそがストレス発散でしたので上限があるのはどうにも苦手でした。
結局通販が便利で通販(クレジットカード払い)もしてしまうので意味がない
現金生活、とは言ってみたものの電車の中やコロナ禍での外出自粛では結局通販サイトの利用が多いものです。
で、通販サイトの場合はほとんどがクレジットカード決済なのでなんだかんだクレジットカードもそれなりに使ってしまうんですよね。
しかも便利なので実際にお店に行くよりも通販で買うことのほうが日に日に多くなってきているし…。
そうすると外出時に上限を決めて現金を使っても、家の中の通販でいつも通りクレジットカードを使ってしまい2倍の出費になってしまいました(笑)
クレジットカードは使った分が明細として見ることが出来るので「今月3万円しかつかってないからまだ買い物できるな」という気分になってしまってました。現金の分は当然ながら反映されませんからね。
変に余裕が出来てしまい、結局クレジットカードも普段通りの金額使ってしまっていましたよ…。
レジでもたつく
現金生活の一番辛かったところはこれです。「レジでもたつく」。
「500円のおつりがほしいから650円のお会計では1,150円出そう」とか考えてしまうとお札のところから1,000円札1枚、小銭のところから100円玉と50円玉を1枚ずつ探し出して会計トレーに出す。さらにポイントカードがあるからあれとこれとを出す。
そんなこんなしているうちに後ろの列に人が並んでしまうともう冷や汗ものです。
キャッシュレス決済で主に利用していたクイックペイなら、スマホのボタンを2回クリックして支払い機に翳すだけなのであっという間に支払いが終わります。
スマートさという点では、現金よりもやはりキャッシュレス決済のほうが断然優位ですね。
クレジットカードのポイントがたまらない
現金払いの場合、当然ながら支払いに対してポイントが付きません。(各お店やサービスのポイントカードは除く)
それに対してクレジットカードの場合は支払いに対してポイントが付くことが多いです。
例えば楽天カードなら100円につき1ポイントの脅威の還元率。ポイントは1ポイント1円として日本最大の通販サイト楽天市場で利用できます。
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筆者が愛用しているエポスカードは200円につき1ポイントの還元(1ポイント=1円相当)ですが、使い勝手の良さと各種優待の幅広さ、万が一の場合のサポートの手際の良さが気に入っています。しかも年間利用料に対してボーナスポイントももらえるので筆者は毎年10,000円分のボーナスポイントをいただいています。ありがたい。
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エポスカードについて詳しくはコチラの記事でも語っています。↓↓
現金払いの場合はその旨味がないので、どうしてももったいない気がしてしまいますね。
結局クレジットカードが便利だった!
改めて結論。個人の好みはもちろんありますが、筆者の場合は完全にキャッシュレスのほうが便利だと感じました。
レジでもたつかない、クレジットカードの場合はポイント還元もあるという点で軍配はキャッシュレスに。
現金払いに変えたところでそれほど節約効果があったとは言えない結果になりました。
もちろん現金払いの便利さや強みはありますのでまだまだ完全キャッシュレスには移行できないですね。上手に併用していきたいものです。
iPhoneならクイックペイを利用すべし!
ちなみに。iPhoneの場合はApplePayをぜひ利用してみてください。
ApplePayとはiPhoneに内蔵された機能を利用してキャッシュレス決済を行う機能の総称です。IDやEdy、QuickPayなどが利用できます。
各種設定後(詳しい設定はApple公式サイト https://support.apple.com/ja-jp/HT201239 にてご確認ください)、対応店舗で「クイックペイで」「Edyで」など言って支払いをすればOKです。iPhone一つで決済が完了するのでとても便利です。
筆者はその中でもクイックペイ(QuickPay)が一番お気に入りです。クイックペイはクレジットカードと紐づけ出来るので、筆者愛用のエポスカードと紐づけて利用しています。簡単に支払えてしかもポイント還元も受けれる。対応店舗も多いので使い勝手も良いのです。
suica払いも便利
ApplePay以外にもSuicaなどのICカードでの支払いも便利です。
こちらはチャージ式ですが普段から電車を利用している人ならなじみのあるカードだし利用頻度も高いと思います。
Applepayを主流にしていて、万が一スマートフォンの電池が切れた場合はICカードでの支払いという手段を用いることも可能です。こちらも対応端末に翳すだけ(しかも操作不要)で支払いが出来るのでキャッシュレス決済の中でもっとも簡単なサービスだと思っています。
これからキャッシュレス決済に移行したい方はオススメ。
ただしViewカードなどのクレジットカード機能付帯でない場合はポイントがたまりませんので(通常の現金払いと同様の扱い)、ポイント還元を受けたい場合は別の方法を取ってくださいね。
バーコード払いは画面を出すのに時間がかかるのであまり好きではない
さんざんキャッシュレスを褒めたたえてきましたが、筆者としてはあまりバーコード払いは好みではありません。というのもその画面を出すのが地味に面倒だから。
あとは多くがプリペイド式なんで残高確認と管理が苦手です。
その支払いをメインにしてしまえばそうでもないのかもしれませんが(使いやすいところにアプリを置いておけばいいですしね)、たまに使う程度だと「アプリどこだっけ?」「バーコードどうやって表示するんだっけ?スキャンはどれ?」「残高いくらあったかな…どこで確認できるの?」みたいな手間があり、結局レジ前で慌てふためく羽目になっています。(笑)
あくまで個人の見解ですし、不器用かつテンパり気質な筆者の話ですので万人に当てはまるわけではありません。
以外に使ってみたら自分に合ってた、という場合もありますからね。ぜひ一度は試してみてください♪
まとめ
現金払いのメリット
・1日に使う金額を設定できる
・500円玉貯金がたまる
・ほぼどこでも使える
・ポイントカードや割引券がすぐ出せる
・財産管理が一元化されるので楽
現金払いのデメリット
・財布が重くなる(小銭がたまる)
・お金が足りなくなるかもという不安がある
・結局通販が便利で通販(クレジットカード払い)もしてしまうので意味がない
・レジでもたつく
・クレジットカードのポイントがたまらない
でした。
現金生活に変えたところで節約が出来るというものでもなかったですね。(笑)
現金払い、キャッシュレス決済それぞれに良い点・悪い点がありますので、うまく併用して楽しい節約&お買い物ライフを!
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