【仕事をしながら日本一周】、第17回は長崎県長崎市を旅しました。
初めての長崎、まずは代表的な観光スポットを巡ろう…と思っていたらまさかの台風直撃!
大荒れの長崎旅でしたが、素晴らしい景観と様々な歴史を持つ長崎の街に感動の嵐でした。
今回は原爆関連施設巡り、坂本龍馬巡り、その他グラバー邸&大浦天主堂を巡ります。長崎グルメもご紹介!
思った以上に大ボリュームになってしまったので前後編に分けました。
前編の今回は初日の原爆関連施設をレポートしますね。
仕事をしながら日本一周とはなんぞや?という方はコチラ↓↓
前回は岐阜県を訪れました↓↓
【長崎県】の旅の概要
【日程】2泊3日
【料金】46,500円
【訪れた場所】平和公園、原爆資料館、眼鏡橋、龍馬のぶーつ、亀山社中資料館、亀山社中跡、風頭公園、グラバー邸、大浦天主堂、新地中華街、浦上教会
【食べたもの】トルコライス(カフェシェル)、バクダンちゃんぽん(思案橋ラーメン)、皿うどん(牡丹)、芋焼酎長崎っ子
【買ったもの】カステラ、よりより、九州新幹線グッズ
羽田空港から長崎市内
九州の旅行はやっぱり空の便が便利ですね。
ちょうど台風が接近していたので運行が危ぶまれましたが長崎行きはなんとか遅れることも無く出発できました。(沖縄行きは欠航になってました)
出発まではのんびりラウンジで過ごします。
今回もメイプルナッツティーにしました。ほんとこれ美味しいんですよ〜。
羽田空港から長崎空港までは約1時間半。
ほとんど雲の上でしたがそれはそれで天国のようで綺麗でした。
羽田空港でねんりん堂のバウムクーヘンサンドを見つけたので買ってしまいました。甘しょっぱいメニューに弱いんです笑。
飛行機の中でいただきました!美味しかった!
長崎近くになってかなり目立つ橋と山を見かけたのでパシャリ。
後で調べたら雲仙岳のようですね。かっこいいー!
長崎空港から長崎市内はバスで40分ほど。片道1,000円です。
目的地にほど近い大橋まで乗っていきます。
トルコライス
長崎で最初の食事はトルコライス!
大人のお子様ランチと呼ばれる、ワンプレートにナポリタン・ヒレカツ・ピラフ・サラダが乗ったボリュームメニューです。
食べログで評判が良く、しかも目的の平和公園にほど近いという理由からこちらのカフェドシェルさんに行きました。
850円でこのボリュームですよ。
しかももっとチープな味を想像してたのに、食べてみるとどれもこれもめちゃくちゃ美味しい!
懐かし系つつ味にもこだわった美味しいトルコライスでした。
お店の雰囲気もレトロでとても良く、気持ちの良いランチタイムが過ごせました。
平和公園と原爆資料館
カフェドシェルから徒歩2分。平和公園に出ます。
この銅像に見覚えのある方は多いはず。
ご存知の通り長崎は世界でたった2箇所の原爆投下地点。
そんな背景があることから平和を願う気持ちは人一倍強い街でもあります。
平和への願いを込めて、原爆の被災者の追悼の気持ちを込めて設立された公園です。
公園内には水を求めた被害者たちへ届くように噴水や水をお供えする台座などがありました。
また、日本各地・世界中の国々から平和を願って銅像や樹木が贈られていてそれらも設置されています。
とても綺麗に整備された公園で、園内には多くの外国人観光客も訪れていました。
ここをきっかけに戦争の悲惨さ・愚かさが後世に伝われば良いですね。
ちなみに公園内にはちりんちりんあいすというバラ型に整形してくれるアイス屋台が出店しています。長崎の名物みたいです。(秋田のババヘラアイスに似ていますね)
味は・・・美味しいとは言えませんでしたが笑。見た目が可愛いので是非どうぞ。
平和公園から少し歩くと原爆投下地点と原爆資料館があります。
原爆投下地点は1本の柱がたっており、この上空500メートルで原爆が破裂したとのこと。
この写真を撮ったあたりは一瞬にして全てがなくなったんだろうなと思うと胸が痛みました。
原爆投下地点のすぐ横には浦上教会の建物の一部が残されており、原爆の威力の凄まじさを物語っています。
阻害され続けていた隠れキリシタンたちがやっとの思いで地位を確立し、多くの気持ちを込めて設立した浦上教会も、創立からわずか10年で原爆によってここまで破壊されて・・・。
やるせない気持ちになりますね。
戦後浦上教会は新たに建築しなおし、現在も浦上地区に建物を構えています。そちらは後日訪れます。
続いて原爆資料館。長崎に来たら絶対に立ち寄りたいと思っていたスポットです。
中に入ると展示室に繋がる螺旋階段。
壁には西暦が掲示されており、下に下がるにつれて原爆投下の日に近づいていく仕組みです。
入館料200円を払って展示室に入場。
初めは原爆投下前の日常風景が映し出されています。
戦時中のため豊かとは言えないものの、家族や友人の笑って過ごす長崎の人達の姿が展示されています。
その笑顔は、当然ですが現在の私たちと変わりません。まだ戦争とは何たるかを知らない幼子のあどけない写真もありました。
そして次の展示で1945年8月9日11:09を迎えます。
原爆が炸裂したことにより、一瞬にして先程までの笑顔が消え果てました。
建物の残骸、助けを求める人々。そんな様子が展示から伺えます。
何が起こったのかわからないと言った状態だったのでしょうか。
その瞬間に残された音や言葉などが映し出されます。
先程原爆投下地点横にあった浦上教会のレプリカもあります。門扉に構える聖人たちが悲しい表情をしているように見えます。
次の展示室では投下された原爆の内容、そこに至るまでのアメリカ軍の経緯、長崎の被害範囲、そして被爆者達の遺品が数多く展示されていました。
よくある学生鞄もボロボロに、ロザリオも熱で溶け、着ていた服も血が付着し熱を浴びたところだけ大きく焼け焦げています。
あまりにも現実離れした残骸たちに、原爆の威力の凄まじさを見せつけられました。
被害はその瞬間だけに留まりません。
直撃を免れた人たちもその後強い放射線被害に悩まされ、苦しんで亡くなっていったと、その様子や手記が展示されています。
数年後に白血病になった方のことも多く掲載されていました。
最後の展示エリアでは第一次世界大戦・第二次世界大戦の略歴や、核爆弾に対する各国の歴史と姿勢、原爆に関わる意見や長崎以外でも続いている現在までの被害状況を展示していました。
ここまでひどい被害があり、二度と核兵器を使用しないで欲しいと懇願しても、まだまだ核の完全放棄宣言や実験はなくなりません。
あまつさえ未だに戦争をしている国さえあります。
私自身も日本・世界の戦争遺産を見てまわっていますが、戦争をして正解だった歴史をひとつも見ていません。
どうかここの施設を観覧した一人一人が戦争とは、平和とはということをもう一度考え直してくれたらな、と願うばかりでした。
展示室自体はそれほど大きくないですが、広島とはまた違う貴重な資料や歴史を拝見できる施設です。
みなさんも是非一度訪れてくださいね。
(苦手な方はもちろん無理せずに・・・)
この資料館を運営してくれている長崎の方々、資料やお話を提供して下さっている方々に多くの敬意をここに表します。
ホテルニュートップ
さて。
原爆資料館のあとはようやくホテルにチェックインです!
今回はホテルニュートップというホテルにしました。
↓↓詳しいレポートはコチラ↓↓
平和公園・原爆資料館は絶対に行きたいスポットだったので、それにほど近い浦上エリアにホテルを取りました。
長崎駅からはちょっと遠いし、古い感じは否めないけど結果的にこのホテルに宿泊して正解でした。
その理由はまた後ほど。
眼鏡橋と路面電車
ホテルに荷物を置いたあとは、路面電車を利用して眼鏡橋へ。
路面電車の24時間乗り放題というモバイルチケット(600円)を購入したので翌日の15時過ぎまで乗り放題です。
とはいえ。
乗ってから知りましたが長崎の路面電車はどこまで行っても1回130円なんですね・・・!めちゃくちゃ安い!
そんなわけで元をとるのに苦労しました(笑)
ICカードが使えない(長崎限定?のICカードだけ使えるみたいです)ので、毎回現金払うよりは楽だったかな。
路面電車に乗って、目指すは眼鏡橋!
川面に反射するとその独特な形状からメガネのように見えるという眼鏡橋でしたが。。。
この日は台風が近づいていて風も出ていたせいか
まったくメガネになりません!!!笑。
それでも川にかかる石造りの橋たちはとても風情があり綺麗でした。
世界三大夜景(不発)
長崎駅でお土産を物色しつつ、再び路面電車に乗って宝町という駅へ移動。
ここから少し(というかだいぶ・・・)歩いたところに世界三大夜景を望める稲佐山の頂上に向かうロープウェイがあります。
途中の橋を渡ったあたりですでに夜景が綺麗なので期待も膨らみます。
・・・が。
ロープウェイのふもとについたあたりで何やら不穏な空気。
看板をよく見てみると・・・
ロープウェイ運休!!!!!
絶望しました。笑。
台風接近だし仕方ないですね。
昼の早い時間なら歩いて登れるそうですが、さすがに20時近かったのでこの日は断念しました。
しかしおめおめと諦めきれず、どこか高いところに登れないかと、ホテルに戻る途中もあちこち見上げていると。
浦上駅の手前に!!!観覧車が!!!!
急いで調べて、ギリギリ運営時間。
よく見るとゆっくり回転しているしているのでまだ運営しているようです。
慌てて観覧車乗り場へ走り込み、案内の方に乗車可能か確認。
乗れるとの事だったので最終受付5分前に滑り込みで乗せてもらえました。
稲佐山から見える景色とは全然違いますが、それでも観覧車から見える夜景もとても綺麗でした!
見れてよかったー!1人で終始感動してました。
乗車料500円、15分間の空のお散歩です。
cocoWalkの5階です。
是非どうぞ!
夕飯&芋焼酎
無事観覧車からの夜景を楽しんだ筆者は、同じくCocoWalkに入っているRed Cabaggeというスーパーマーケットで夕飯のお買い物。
ここでは長崎名産品を多く取り扱っているみたいです。
色々買い込んでホテルで夕飯にします。
この日はからし蓮根ちぎり、ハモせんべいというチョイスにしました。
お供は長崎っ子という芋焼酎!
芋焼酎初挑戦です。
芋焼酎はお湯割りでいただきました。
あー!美味しい!
スイートポテトみたいな甘くて香ばしい匂いがいいですね。
ガツンとくるアルコールの強さも気持ちいいです。
ハモせんべい、からし蓮根ちぎりもお酒にぴったり♪
帰り際にこちらも買ってました。
カステラアイス。
これがまためちゃくちゃおいしくて!
カステラってこんなに美味しかったっけ??ってなりました。
これがきっかけで翌日大量に自宅用のカステラ買い込みました。笑。長崎のカステラ、本当に美味しい。
デザートはファミリーマートのスイートポテトタルト。
ワカコ酒という漫画で芋焼酎×大学芋という組み合わせを見てから芋芋呑みをやってみたかったんですよ。
やっぱり合うんですね〜。最高でした。
翌日の台風の様子をテレビで確認しながらこの日は就寝しました。
まとめ
長崎の旅、初日から大波乱の旅になりました。
三大夜景を見れなかったのは残念でしたが観覧車も好きなので乗れてよかったです。
原爆関連施設も巡れて満足です。
負の歴史を繰り返さないためにも、こういった施設を自分の目で見て改めて考えるきっかけにしていきたいです。
2日目&3日目は原爆関連・坂本龍馬関連と長崎の町を観光します。
お楽しみに。
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