毎年訪れる台風の脅威。進路や雨風の強さは台風ごとに異なるので毎回対策に翻弄されますよね。
今回は台風への対応についてまとめました。
仕事に行くべきか?自宅はどんな対策をすれば良いか?参考にしてください。
自宅の対策
物干し竿やベランダにあるものは回収する
自宅のベランダや庭にある物干し竿や植木鉢は室内にしまいましょう。
置くところがない方も、室内にレジャーシートなどを引いて一時しのぎに。
台風は想像もつかない強風を巻き起こすことがあります。鉢植が風に飛ばされて窓を割ってしまったという事故もよく聞きます。窓ならまだしも人に当たってしまったら一大事です。
雨戸を閉める
折れた木々や捨てられた傘などが強風に煽られて窓を割る事故が多発しています。雨戸のある窓は必ず雨戸を閉めましょう。
建設中のビルの破片が飛ばされて来るなんてことも・・・。被害は窓どころでは済まないかもしれません。
玄関に土のうを置いて水の侵入を防ぐ
2018年8月の豪雨災害が記憶に新しい自宅への浸水被害。少しでも被害を抑えるために自宅のの入り口に土のうを積んで水の浸水を防いでください。
マンションの場合は管理の方が対応してくれることもありますが、急な災害では人手が足りていない場合があるので率先して手伝いましょう。
貴重品は出来るだけ高いところに
浸水の被害があった場合、低いところにある電子機器が水に濡れて役に立たなくなってしまいます。身分証や現金も同じく濡れるのは避けたいものなので予め室内の高いところに置くようにしましょう。
金庫に入れられるものは金庫へ
最近では浸水や火災から守ってくれる頑丈な金庫が安価で売られています。
現金、印鑑、身分証、高級なアクセサリーなど金庫に入れて厳重に管理して置くと万が一の被害の際にも安心です。
金庫ごと持っていかれないようにワイヤーロープなどの対策もお忘れなく。
浸水被害や窓の割れなどに備えて軍手とロープを用意しておく
浸水被害や窓ガラスが割れてしまった場合に、軍手とロープを用意しておくと安心です。
割れたガラスや木の破片など、素手で触ると大変危険です。その怪我が元で感染症などにかかってしまう心配もあるので、被害があった場合も必ず雨戸を軍手やゴム手袋を着用して作業にあたりましょう。
ロープは脱出や大きなもの(雪崩れた岩や木)を運び出す際に重宝します。
防災グッズをもう一度確認
用意する防災グッズについてはコチラ↓↓の記事で詳しく書いています。
仕事・学校への対応
出勤が難しければ休みや遅刻をする勇気を。
「台風くらいで!」と言われてしまう残念な日本ですが、台風は十分危険な災害です。休みや遅刻をする勇気を持ちましょう。
無理して最寄り駅まで行っても電車が止まってホームが混雑して苦しい思いをするくらいなら、初めから諦めてしまった方が安全だし気持ちも楽です。早めに職場や学校に休み・遅刻の連絡をしましょう。
もちろんそうも言っていられない立場の方もいると思うので、その場合は早めの行動や迂回パターンなどを熟慮しておきましょう。
帰宅困難になる前に帰る勇気を
帰宅時間に台風の影響が出そうな時は早めに帰る準備をしましょう。帰れなくなった時、会社や学校は環境を保証してくれますか?そうでないなら早々に見切って帰りましょう。もちろん翌日以降の居場所がなくならないようにきちんと手続きをして。
「みんなが帰らないから帰りづらい」という気持ちはとてもよく分かりますが、皆住んでる場所はそれぞれ。路線や周辺環境によって影響は異なるので、この時ばかりは自分だけ特別と思って帰る勇気を持ちましょう。
自宅に家族がいる方は「家族の迎えにいかないといけない」という理由も良いと思います。
帰宅困難が予想される場合は予め宿泊先を予約しておく
帰宅時間に影響が出る場合、無理に帰らず近場に宿泊してしまうのも手です。
ただし同じことを考える人が多いので、危険が予測される場合は予め宿泊先を予約しておきましょう。当日は満室になる可能性が高いです。
職場学校の近くの友人の家に泊めてもらうのもアリです。困った時はお互い様。別の何かで恩返しをしましょう。
帰宅困難に備えて荷物や食べ物など最低限の準備をしておく
万が一ニッチもサッチもいかず、職場学校や一時避難した場所に宿泊することになった時に備えて、最低限の避難グッズを持っておくと安心です。
↓↓コチラのような帰宅支援も販売されていますので、事前に用意しておくと安心ですよ。
まとめ
予想を超える大きな被害をもたらす台風が近年増加しています。「自分は大丈夫」と思わず、いま一度台風被害に向けた準備や対策を見直してみてください。
台風のときは誰もが混乱するものです。
事前の準備で慌てず騒がずスマートに対応しましょう。
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