仕事をしながら日本一周!
ちょっと久しぶりになってしまいましたが第37回目は秋田県に行ってきました!
全国旅行支援が使える2023年6月、まだまだどこかに行きたい!となった時に行ったことのない秋田が真っ先に選択肢に入りました。
全国旅行支援を使えば土日の新幹線往復+宿泊で31,000円で行けると聞けば行かないわけにはいかないでしょ!というわけで
人生初の秋田県に、レッツGO~!
↓↓仕事をしながら日本一周とは?↓↓
要は会社員(フルタイム)しながら休日を使って少しずつ日本を巡っていきますよというもの。
↓↓前回は福井で絶品のカニを食べてきました!!!↓↓
【仕事をしながら日本一周】【第36回】【福井県】越前ガニが食べたい!!!高級料亭でいただく絶品越前ガニコース。真冬の永平寺と東尋坊の絶景福井旅!
【秋田】の旅の概要
【旅費】 31,000円/人(往復新幹線・宿泊費込み。レンタカー代・食事・お土産代・入場料のぞく)
【訪れた場所】角館武家屋敷・なまはげ館・おが水族館 他
【買ったもの】なまはげもろこし・のこぎりせんべい・いぶりがっこあられ・いぶりがっこスモークチーズ・雲平 他
【食べたもの】比内地鶏の親子丼・稲庭うどん・きりたんぽ鍋・ばばへらアイス・しょっつる焼きそば 他
秋田県へのアクセスは飛行機と新幹線とで迷ったのですが新幹線の方がトータルで2万円近く安かったので新幹線にしました。
行ってみて知ったんですけど秋田県ってめちゃくちゃ遠いんですね…。東京から新幹線で4時間近くもかかるなんて知らなかった…。
お金に余裕があれば飛行機でのアクセスの方が早くていいですね!!!!
でも盛岡から角館に向かう車窓は緑が多くて、時折川沿いも通って美しかったので、時間に余裕がある方は新幹線も良いですよ♪
尚、今回の旅行は日本旅行「赤い風船」さんで予約しました。
通常では新幹線往復36,840円+ホテル代9,200円=46,040円ですが、赤い風船などの
パッケージツアーでは35,000円と1万円以上安く申し込めるのでありがたいですね。
今回は35,000円のツアーでさらに全国旅行支援のクーポンが使えたので、支払金額は31,000円でした。
パッケージツアーと言っても添乗員がいたり団体行動などではなく、単純に新幹線とホテルがセットになっているというだけの完全個人旅行なのでプライベートに悠々と旅行が出来ます♪
ただし新幹線の切符がパッケージ用の特殊なチケットとなるため、振替乗車や途中下車等が基本的にできません。十分にご注意の上購入を検討してくださいね。
↓↓日本旅行のお得なJR+宿泊瀬戸プランはこちらからドウゾ♪↓↓
新幹線で角館へ!
東京駅からは新幹線で秋田方面へ。
はやぶさ(E5系)とこまち(E6系)の連結車両で、盛岡で切り替えとなります。
タイプの違う車両が連結してるの結構好きなんですよね~。
筆者の住む神奈川県では東海道新幹線の車両しか見えないので、わかりやすくタイプの違う車両の連結は東京から東側でしか見れないので眼福です。
電車に乗り込み数時間…。
途中、田沢湖の付近で車窓の雰囲気が変わり、緑あふれる景色になりました。
すぐそばには川も流れていてめちゃくちゃきれいでした。
時間があれば田沢湖も行きたかったけど、駅からは少し遠そう&電車の本数があまりないことを考慮して初日は角館観光のみとなりました。
電車に揺られて約4時間。角館駅に到着!
購入していたのは秋田までの切符だったので、途中下車(正確には前途無効)出来るか心配でしたが、前途無効ならOKとのことで問題なく下車できました。
※前途無効とは
下車したらその先の区間は放棄すること。今回の場合は角館~秋田駅間の放棄。
往復で購入していましたが帰りの新幹線は普通に乗れたので、あくまで切符1枚の放棄と考えれば良さそうです。
1枚で往復になっている切符だと注意が必要かも。
角館駅で事前にチェックしていたコインロッカーに荷物を預けます。
蔵造りの観光案内所に1回200円のコインロッカーがあるので小さな荷物はこちらがオススメです。
JR角館駅の横に秋田内陸縦貫鉄道線の駅があり、その構内にもコインロッカーがありましたがそちらは1回400円でした。
また、大きな荷物は1個500円で、同じく観光案内所で預かってくれるようです。
荷物を預けて身軽になったらいざ角館観光にレッツゴー!
親子丼と稲庭うどん「さくら小路」
観光名所に向かう前にまずは腹ごしらえ。
事前にチェックしていた「さくら小路」という食事処でランチをいただきます。
土曜日ではありましたが天気が悪かったこともあり、12時に行っても待ちはなくすぐにお店に入れました。(そのあとは待っている方もいたようです)
店内は座敷とテーブル席があり、一席ごとの広さが結構あります。
最大4組しか入れないこじんまりとしたお店です。
一つ難点なのはずっと同じ曲がループで流れていること…。壊れているのか、そういう設定なのかわかりませんが、あまり知らないアーティストの同じ曲を永遠と聞かされるのはちょっとしんどかったです(笑)
注文したのは比内地鶏の親子丼と稲庭うどんのセット。1,800円。
お値段は観光地価格ですが、名物を2つまとめて食べられるのでお得です。
しばらく待って、出てきたのがこちら!
おいしそー!!
つゆは普通の出汁つゆではなくごまつゆなのも嬉しいところ。薬味も飽きた名物のじゅんさいが乗っています♪
いぶりがっこも付けてくれていてこれでもか!というほど秋田を満喫できるセットですね。
親子丼は言うまでもなく絶品!
緩めの火の通り方で好みはあるかもしれませんが、甘辛の味付けとしっかりとした味のある卵がたまりません。
比内地鶏はむっちむちで、弾力がすごいです。うまみもばっちり。
稲庭うどんはしっかりとコシがあり、ゴマダレが良く絡んでこちらも絶品でした。
いずれも結構しっかりと噛むので満腹度も高かったです。
ごちそうさまでした!!
→さくら小路(https://tazawako-kakunodate.com/ja/shops/249)
武家屋敷 青柳家
角館と言えば武家屋敷!というわけで有名な武家屋敷通りにやってきました。
柳がとても美しく、整備された街並みで歩きやすいです。
あいにくの雨でしたがそれも風情があっていいですね。
立派な門構えが多く立ち並び、この辺りの武家はみんな良いお家柄だったことが分かります。
いくつか入館が可能な武家屋敷があるのですが、今回は青柳家の拝見させていただくことにしました。
入館料500円を支払い入場。
中はとても広い敷地で、建物はもちろん、お庭や蔵までも公開していて見どころがかなりたくさんあります。
当時の武器や武具が展示されている蔵はテンションが上がりましたねー。(平安~幕末好きです)
槍と太刀を持てる体験コーナーもありました。
太刀めっちゃ重い…
昔の人はよくこんなものを振り回していたなあと感心します。
皿や調理道具などの日常道具も多く展示されており、当時の生活がよりリアルに感じられます。
驚いたのは青柳家と所縁のある小田野直武という方!なんと杉田玄白が翻訳した解体新書の挿絵を描いた人なのだとか!
その縁で青柳家には解体新書に関する資料が多く残されており、展示をしていました。
いままで解体新書についてあまり触れていなかったのですが、まさか秋田で深い資料を拝見できるとは思ってもいませんでした。
小田野直武の生涯についても紹介されており、博物学者の平賀源内との出会いなど興味深い資料がたくさん展示されていました。
ありがとう武家屋敷…!
ちょっとかしこくなれた気分です。
武士の時代の写真などが展示された建物があったのですが一番面白かったのはスフィンクスの前で撮影した武士たちの写真ですね。
スフィンクスとちょんまげ姿…似合わないw
当時は船でエジプトまで行ったのでしょうか。
まだ撮影技術も高くない当時のことを考えると、何分もサムライがスフィンクスの前で静止してたことを想像できてちょっと面白いですね。
その他にも何気ない写真が多数展示されていて、当時の人々のリアルな生活の姿が垣間見えてとても刺激的でした。
→青柳家(http://www.samuraiworld.com/)
味噌たんぽ
青柳家を出て、ほんのり小腹がすいたので近くの茶屋で味噌たんぽ(300円)を購入。
きりたんぽに味噌を塗って炙ったものです。
きりたんぽのもちもちとした食感と、味噌の香ばしさが合わないわけがないですね。
美味しかったです。
ごちそうさまでした!
少し晴れてきて、木漏れ日が差す美しい武家屋敷通りの景色も撮影することが出来ました。
角館から秋田へ
角館観光を終え、秋田駅へ向かいます。
電車の本数が極端に少ないので(2時間に1本程度)新幹線で行くか迷いましたが、せっかくなのでローカル線に乗ることにしました。(新幹線の方が乗換なしで行けるので便利ですよ)
車窓からはキラキラと輝く水田が見られ、秋田らしい景色が見れてよかったです。
・・・が、
乗換の大曲でまさかの40分待ち!
乗換ってもっとスムーズにつながっているものかと思いました…。そうでもないんですね。油断しました…。
構内にコンビニなどもない駅なので、ベンチに座って40分のんびり待ちました。
その後電車に乗りこみ、無事に秋田駅到着。
秋田駅ではなまはげと竿灯まつりの提灯がお出迎え。
ホテルにチェックインをして荷物を部屋に置き、夕飯スポットへ向かいます。
ホテルはコンフォートホテル秋田をチョイスしました。
詳しい宿泊レポはコチラ↓↓
【宿泊レポin秋田】コンフォートホテル秋田 ダブルエコノミーに泊まってみた!駅から近くて便利♪無料の朝食サービスも嬉しいです♪【朝食・バスルーム・アメニティ写真あり】
秋田郷土料理居酒屋「とっぴんぱらりのぷ」
夕飯は秋田駅近くの「とっぴんぱらりのぷ」という郷土料理を提供する居酒屋を予約していきました。
一人で居酒屋に入るのはちょっと勇気がいるのですが、どうしても本場のきりたんぽ鍋が食べてみたくて、勇気を出して予約。
敷居の高いお店かな?と心配でしたが、みなさん良い接客をしてくださいました。
カウンター中央に焼き場があり、注文の入った焼き物はここで焼いてくれます。
まずは日本酒。秋田の地酒「奥清水」を注文しました。
甘めかつ飲みごたえのある日本酒で、これだけでもかなりの満足度があります。
まずはお通しの松前漬け・しね肉(親鳥)の甘辛煮・うにジュレ・ガーリック海苔巻き。
お通しとは思えない豪華さ!
松前漬けはもちろん最高の味付け。
しねとは秋田弁で硬くて嚙み切れない、という形容詞らしいてでうがなかなかインパクトのある呼び方です(笑)
そんなしね肉とは親鳥のことらしく、確かにしっかりと噛み応えのある鶏肉でした。味付けが良い。
ウニジュレはとても珍しいですね!ウニの臭みとジュレの爽やかさが相まって日本酒がとても合います。
ガーリック海苔巻きは中央の焼き場で炙って提供してくれます。
めちゃくちゃ香ばしくてガーリックの香りが食欲をそそります。
人気商品らしく、単品で注文される方も多いのだとか。
注文したのは長芋のとんぶり乗せ。
とんぶりも食べたことがなかったので初挑戦です。
豆のような味がするんですね。
ホウキギという植物の果実なのだそうです。
他では味わえない謎な食感。
長いもと山わさびといただくと程よいおつまみです♪
メインのきりたんぽ鍋!
通常メニューだと2~3人前になってしまうというので、ハーフで提供してくださいました。
心遣いがありがたい…!
もうね、出汁が最高ですよ。めちゃくちゃ優しい味わい。
根菜がたっぷりで健康にもよさそう。
大好きなせりもたっぷりです。
ごろッと入ったきりたんぽはほくほくで出汁をよく吸っていて香ばしくて、めちゃくちゃおいしかったです。
歯ごたえがある具材なのでお腹いっぱいすぎー!という感じでしたが大満足でした。
締めに粕汁も提供してくださってほっこり。めっちゃおいしかったです。
ごちそうさまでした!
→とっぴんぱらりのぷ(https://noble-creation.com/toppinpararinopu/)
翌日はレンタカーで移動
翌朝はホテルの朝食を食べ、別で予約していたレンタカー屋さんに伺います。
なぜか青森ナンバーのスズキワゴンRが今回の旅のお供!よろしくね!
車を走らせて男鹿半島に向かいます。
風が強くて運転がちょっと怖かったです(笑)
なまはげ館
1時間ほど車を走らせて、なまはげ館に到着!
やっぱり秋田に来たらなまはげさんに挨拶しないとですね。
なまはげって1種類だけなのかと思っていたのですが、地域によって見た目や風習も若干違い、また秋田以外の地方でもなまはげに似た風習があるのだとか。
また、なまはげは家に来て脅かして去っていくだけではなくて、
作法があって、家に来たなまはげを接待したり子供たちに良い子で過ごせるよう約束させたりするのだそうです。
めちゃくちゃ勉強になる!!
いままで持っていたなまはげのイメージがガラリとかわりました。
見てたらなんだかなまはげがかわいくなってきたし…(笑)
各地域のなまはげがずらりと並んだコーナーは壮観でした!
ここは絶対に行った方がいい、秋田の観光スポットです。
素晴らしい施設でした。
なまはげ体験も出来るようなのでぜひ(笑)
→なまはげ館(https://namahage.co.jp/namahagekan/)
入道崎
せっかく男鹿半島まで来たのだから、最果てまで!と思い男鹿半島の先端、入道崎までドライブしてみました。
天気の関係か、午前中だったからか、人気は少なめ…。
そしてすごい強風!(笑)
まるで天国のような景色が広がっていました。
なんかこのまま歩いて行ったら別の世界に連れて行かれそうです…。
お店で食事をしようかと思ったのですが、まだあまりお腹がすいていない&メニューをみたらかなりボリューミーなようだったので諦めました。
ここから男鹿水族館までの道のりはずっと海沿いを走るのですが、かなり高いところまで登るのでずっと絶景が続いていて気持ちの良いドライブでした!
途中で降りた公園?から見た景色がこんな感じ。雄大です。
→入道崎(https://oganavi.com/spot/48/)
男鹿水族館GAO
忘れがちですが日本一周の旅のテーマに「全国の水族館・動物園を巡る!」というものがあります。
筆者自身が動物園・水族館が好きなので、せっかくだから全国の動物園・水族館を紹介したいよね。というものです。
日本一周旅以外でも立ち寄っているのでご紹介がマチマチですがお付き合いください(笑)
秋田県では男鹿半島にあるおが水族館にやってきました!
日本海の海沿いにある水族館で、景色が「荒波!!!」という感じです(笑)
規模はそれほど大きくないですが、日本海特有の魚やちょっと珍しい生き物がいたりとかなり楽しめます。
秋田名物しょっつるの製造方法も展示しているのが興味深かったです。
目玉はホッキョクグマの豪太とユキ。
ペアリングのため同居(2023年8月時点で同居は解消しています)していて、豪太がなかなか振り向いてくれないユキを非常に気にしている様子がとてもかわいかったです。
ユキはマイペースっぷりを見せてくれました…(笑)
館内から見える景色も素晴らしかったです。
荒い日本海、かっこいい…。
アザラシエリアではまだ幼さが残った4月生まれのターボが皆さんにご挨拶。
まだまだ飼育員さんに甘えたい様子がとってもキュートでした!
アシカのショーの練習なども見れて様々な発見がある水族館でした♪
→男鹿水族館GAO(https://www.gao-aqua.jp/)
道の駅オガーレでババヘラアイス
帰りの道中で立ち寄ったのは道の駅オガーレ。
地元の食材や海産物を購入できるスポットです。
ここで帰りの新幹線で食べるつもりの「しょっつる焼きそば」を購入。
それから入り口付近で飽きた名物のババヘラアイスを購入。
地元のおばあちゃんがヘラでアイスを飾り付けてくれることから「ババヘラアイス」と名付けられたそうです。
これがまためちゃくちゃすごい勢いで溶ける!!!!
車に戻るまでにだいぶ溶けてしまって危うく大惨事でした。必死に食べました…。
味はとっても美味しかったです!
→道の駅オガーレ(https://michinoekioga.co.jp/)
ラーメンショップ「チャイナタウン」に向かうも撃沈…
ランチを我慢して向かっていたのは秋田市内にある「ラーメンショップ チャイナタウン」で味噌ちゃんぽんを食べたかったから!
以前「秘密のケンミンショー」で紹介されていたこちらの味噌ちゃんぽんがとてもとてもおいしそうで、秋田に行ったら絶対食べたい!と計画していたのです。
ところが・・・
お店に行ってみたら「昼休憩」の文字が…!
事前調査では土日は通し営業をしている様子だったのですが、新型コロナの影響で15時から昼休憩を入れるようになっていたそうです。そんなーーーー
ゆっくりと男鹿半島を観光していたばっかりに(でも男鹿半島はとても良かった…!)、お目当てのチャイナタウンで食べられずにがっくりと肩を落としました…涙
仕方なく、駐車場に車を停めて、車の中で先ほど購入したしょっつる焼きそばを食べました。
すごくおいしかったけど、チャイナタウンの味噌ちゃんぽん食べたかった…
いつかきっとリベンジします…
ありがとう秋田。絶対にリベンジします。
最後の最後でしょっぱい思い出を残し、レンタカーを返して秋田犬に見送られながら帰路につきます。
・・・て秋田駅から大曲駅までバックで進むんかい!!!!
スイッチバック方式のようで、大曲駅までは新幹線は後ろ向きで走っていました。
珍しいな!!
トラブルもあったけど、大変楽しい旅でした。秋田県。
チャイナタウン食べたいし絶対にまた来ます!!!
まとめ(白地図)
白地図もここまで来ました。
あと10県+北海道東部!
引き続きのんびり巡っていきます。
次回もお楽しみに♪
関連記事
【仕事をしながら日本一周】【第31回】【栃木県】日光で誰もいない華厳の滝を堪能!冬の日光もなかなか良いかも?!二荒山神社宝物殿がとてもオススメです。
★↓↓この記事が「役に立った」と思ったらポチっとお願いします!!↓↓★