人生で一度は見てみたいと思っていた流氷が、まさかの部屋やサウナから見えるホテルを発見して、半年前から予約して泊まりに行ってきました!
場所は北海道知床ウトロ。
大自然に囲まれて、感動の絶景を楽しむ2泊3日の旅をレポートします。
今回は2日目。ホテルの周辺散策と午後からはネイチャーツアーでスノーシューを履いてフレペの滝へ行ってきます。
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【宿泊レポートin知床】流氷を眺めながら入るサウナ&露天風呂が自慢の北こぶしに泊まってみた!贅沢に露天風呂付DXツイン!景色と食事に感動の嵐でした…!
6:00 朝の散歩
旅行の日は気が逸っているのかだいたい早めに目が覚めます。
同行者も同じ気質なので、さっさと起きてお散歩に出かけます。
早朝はまだ雪かきが完了しておらず、さらさらの雪の上を歩くのが新鮮で楽しいです。
人間の足跡よりも動物の足跡の方が多かったのが面白かったですね。
世界自然遺産のすぐそばにいるという実感が持てます。
港には船が揚げられていました。
流氷の時期は船が傷つかないように完全に揚げてしまうんですね。
こういう習慣も関東の人間にはないので新しい発見です。
港には流氷が接岸し、半分凍った海と流氷のバランスがとても美しかったです。
沖の方に目をやるとゆっくりと流氷が動いているのもわかります。
だんだん流氷が生き物のように見えてきて、じっと観察しているだけでもとても面白いものでした。
ホテルに戻る途中、大きな流氷の上で魚(?)をむさぼるカラスと、大きな別の鳥の姿が見えました。
良く見るとオジロワシでした!
写真では全然伝わらないんですが、カラスよりも二回りほど大きく、羽根を広げるととても迫力がありました。
そのあと部屋に戻ってからもしばらく観察していましたが、多い時には5匹ほどオジロワシが食べかけの魚に群がっていました。
貴重なオジロワシがこんなに一気に見れるなんてすごい!!
と思っていたらさらにもう一回り大きい鳥もやってきました。
オオワシでした!!!
写真では撮れなかったけど(望遠が弱いので黒い点にしかなりませんでした)、肉眼でははっきりのその大きさや特徴が見えました。
次回来るときは双眼鏡や望遠の強いカメラを持ってきたいですね。
動物好きで特に鳥が好きな人間なので最高の観察タイムでした。
7:00 朝食
ホテルの朝食は7:00から食べられるので少しすぎたくらいで会場に向かいました。(鳥の観察をしていたらちょっと遅くなりました(笑))
会場は夕食と同じ場所で、同様にブッフェでメイン料理はライブキッチンでの提供となります。
あっぺ飯というご飯に漬けサーモンを乗せてだし汁をかける料理が好みでした!!
パンもおいしかったです。
メインはサーモンチーズのコロッケ。揚げたては何でもおいしいです(笑)
知床牛のハンバーグもいい味で良かったですよ。
朝からガッツリ食べました(笑)
10:00 大浴場・サウナ撮影会
ありがたいことにこのホテルでは大浴場とサウナを撮影していい時間があります。
午前の入浴時間が終わり、お客さんが全て捌けた後に撮影が出来ます。
自分の思い出として、友人への自慢として、この素晴らしい大浴場とサウナの写真を撮れることには大きな価値がありますね。
大浴場
露天風呂
サウナ
洗い場
脱衣所&メイクルーム
どこからでも流氷が見えるので贅沢な気分でお風呂に入れます。
洗い場のシャワーヘッドはすべてReFa。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープはホテルオリジナルのものでしたが香りがとても良かったです。
脱衣所は広くて使いやすいし、ドライヤーはサロンクオリティのものばかり。
どこまでも贅沢な大浴場です。
11:00 知床自然遺産センター・道の駅うとろシリエトク
11時を過ぎてようやく観光開始です(笑)
歩いて10分ほどのところに知床自然遺産センターと道の駅があるので覗いていきます。
知床自然遺産センターでは知床の生き物、海、森にフォーカスを当てた資料をダイナミックな魅せ方で紹介しています。
リアルタイムの情報も提供しており、動物の目撃情報や見どころを教えてくれます。
また知床の豊かな自然を守るためのルールとマナーも学べるのでしっかりと学習していきましょう。
住人だけでなく観光客も含め一人ひとりがマナーを守ることが自然と共存するこの地においては最も重要です。
(各地のルールとマナーを守るのは当然のことですがね)
道の駅ではポケモンマンホールもチェック!
各地でポケモンマンホール(ポケふた)の写真を集めています(笑)
過去には宮城県や沖縄県、横浜でもポケふたチェックをしています。
道の駅では知床ならではのお土産ショップや軽食レストランがあります。
お土産では羅臼昆布ラーメンやサーモンふりかけなどを購入。
あとショッピングバッグがかわいかったのでこちらも購入。
軽食はちょうどお昼時に差し掛かってしまい混雑していたためコケモモソフトクリームのテイクアウトのみ。
甘酸っぱいコケモモソフト。おいしかったです!
12:30 ランチ
ランチはホテルすぐそばのセイコーマートでお惣菜を購入してホテルの部屋でいただきます。
朝食をお腹いっぱい食べていたのであまりお腹が空いていないこともあり、
・サラダ
・茶碗蒸し
・ラワンブキの煮物
のみにしました。
ラワンブキって食べられるんですね…。
程よい味付けでとても美味しかったです!最終日に自宅へのお土産として追加で2パック購入しました。
13:30 ネイチャーツアー フレペの滝
今回はせっかくなのでネイチャーツアーを申し込んでいました。
ホテルまで迎えに来てくれるので準備をしてロビーで待ちます。
迎えに来てくれたツアー会社のワゴンに乗り込み、フレペの滝へ行く自然道の入り口で降ろされます。
まずはスタッフさんのあいさつとツアーの概要説明、そしてスノーシューの装備をしていきます。
このスノーシューがなかなか難しくて、取り付けるのも歩くのも結構苦労しました。
この日は雪が少ないので本来スノーシューがなくても歩けるレベルらしいですが、せっかくなのでスノーシューを体験します。
もう少し雪が深いとスノーシューでないと足が埋もれて動けなくなってしまうそうです。
(のちに深い雪を体験させてもらいましたが、スノーシューをつけるかつけないかで全然違いました。)
スノーシューをつけて森の中を歩いていきます。
途中、熊の爪痕を発見!
今は冬眠中でヒグマの心配はほとんどないですが、春~秋はヒグマが出る森だということを実感させてくれます。
こちらの木にある大きな深い穴はクマゲラというキツツキによるものらしいです。
こんなに大きな穴をあけるんですね。
滝が近くなると森も深くなりました。この辺りは原生林だそうです。
視界が開けると崖の下に海が見えてきました!
遠くまで見渡せますが、どこまでも流氷が広がります。
良く見ると流氷の浮かぶ海に亀裂が入っていて、その亀裂に沿ってゆっくりと流氷の大きな流れが見えます。
まさに雄大な景色。
自然が織りなす最高の芸術作品です。
そしてもう少し歩いたところでフレペの滝!
この時期ならではの氷瀑が見えます。
フレペの滝は滝の上に川がなく、岩から染み出した水が滝のように流れるのだそうです。
氷の奥が青くなっていて、そのコントラストがとても美しいです。
岩も流れるような形をしていて特徴的です。
ここからも流氷の景色が見えます。
ツアーガイドさんの説明を聞きながらも、氷瀑と流氷で覆われた美しい海をしばらく眺めていました。
帰りがけにはシカの群れにも遭遇。
たくさんいるんですねー。
シカの写真を撮りながら「シカ肉がおいしい」だとか「シカジャーキーがお土産で販売している」とかの物騒な話で盛り上がってました(笑)
シカはかわいいんですけど最近は増えすぎて獣害も問題になっているようです。
仕留めたシカを有効活用するよう、地元の方も試行錯誤しているようです。
およそ2時間ほどのウォーキングが終了し、スノーシューを返却して各参加者のホテルや道の駅に送ってもらいます。
ガイドさんもお話が面白い方で、とても充実したツアーでした!!
フレペの滝自体は個人でも行けるし、あちこち回らなければ往復1時間くらいで行けるそうですが、いろいろなお話を聞いたり発見をしたり出来るのでツアーにしてよかったです。
ちなみに今回は知床ネイチャーオフィスさんでのツアーでした。
代金は大人一人4,000円。別料金でスキーウェアなども借りることが出来るので手ぶらでも参加可能です。
今回参加したフレペの滝ツアーの他にも様々なツアーを展開しているのでぜひ参加してみてくださいね!
15:30 ホテルでゆっくり
ネイチャーツアーを終えて、そのままホテルの併設カフェ「ピーターバイヤー」に立ち寄ります。
ホテル宿泊者のオールインクルーシブに含まれるアイス1スクープサービスを利用していきます。
2日目はストロベリーをチョイスしました。
同行者はエスプレッソを選んだつもりでしたが、誤って前日と同じピスタチオになってしまいました(笑)
どちらもおいしかったので良しとします!
歩き回って疲れた身体に、甘いものは沁みますね。
それから部屋に戻る途中に卓球も楽しんできました。
ちょうど誰もいなかったので30分ほど打ち合っちゃいましたね。
実は筆者は元卓球部。久しぶりにやった卓球はとても楽しくて、卓球台からも流氷が見えるし、辞め時を見失いました(笑)
いい運動になりました。
16:30 日の入鑑賞
部屋で一息ついた後、再び防寒具を身に着けて日の入りを見に行きます。
部屋からは三角岩にさえぎられて陽が落ちていくのが見えないんですよね。
三角岩のふもとまで行って、そこから陽が落ちていく様子を30分ほど眺めていました。
マイナス10度の中で30分じっとしているのはかなり辛かったですが(この日の夜は芯が冷えてしまったのかずっと寒さが取れませんでした…)、夕日に染まる流氷の景色が美しくて、すっかり寒さを忘れていました。
流氷の海に太陽が沈んでいく様子は言葉にならない美しさです。
だんだんと雪が強くなってきていましたが、幸運なことに最後まで太陽を見送ることが出来ました。素晴らしい景色を、本当にありがとう知床。感動しました。
19:00 夕食
部屋に戻って部屋の露天風呂で身体を温めた後、お楽しみの夕食です。
この日は余市のスパークリングワインをいただきながら、日替わりメニューを中心に楽しませてもらいました。
天ぷらはカニからハモに変わりこちらも絶品。
昨日挑戦できなかったパスタは花咲ガニのクリームパスタになっており、これが飛び上がるほどおいしい!
上にのせているチーズも程よい塩加減と舌触りでパスタとの相性も最高です。
パスタ、前日に食べられなかったのが悔やまれます…!絶対昨日のやつもおいしかった…!
お寿司もあるので豪華な夕食です。
デザートは流氷チーズケーキと濃厚なガトーショコラ。
いずれもしっかりとボリュームがありますが、上品な甘さバランスのよい味でペロッと平らげてしまいました。
2日目のディナーも心行くまで目一杯満喫。
明日からこの夕食が食べれないと思うと本当に寂しいです…!
21:00 お風呂・就寝
食休みをして大浴場で身体を温め就寝へ。
ボリュームたっぷりの1日でしたが、すべての体験がすばらしく、目をつむってもずっとその景色を反芻していました。
知床最高すぎませんか。
すっかり魅了されてしまいました。
まとめ
知床2日目は周辺の観光とネイチャーツアーで大自然を全身全力で堪能しました。
あまり団体行動が得意ではないのでツアーの参加は少し迷っていたのですが、自分だけでは気付けない発見や新しい体験をたくさんさせてもらえたので参加してよかったです。
朝は少し暗い空で雪も強く降っていたのですが、11時頃から回復しネイチャーツアーや日の入の鑑賞は天気に恵まれました。
また、オジロワシやオオワシの観察、ヒグマやクマゲラの生息跡、鹿の群れとの遭遇など動物好きにはたまらない体験がたくさんできたのが何よりの思い出です。
同じ日本でありながら、関東とは全く違う環境の知床。
都会育ち(といっても最寄り駅は結構田舎ですが(笑))の筆者にとってはすべてが驚きで、一つ一つの体験がとても刺激的です。
この素晴らしい自然は守っていかなければいけませんね。改めて心に刻みました。
3日目は知床ウトロを離れて、網走を観光して羽田に帰ります。
行くぞ旧網走監獄!
お楽しみに!
↓↓続きはコチラ↓↓
==準備中==
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