ワーホリでフランスに滞在中の筆者です。
10ヶ月住んだ南仏ニースを離れてベルギーはブリュッセルを旅行中。
今回はそんなブリュッセルで起こった数々の事件をレポート。笑。
たった1泊2日でこれだけの事件が起こるので残念ながら筆者の中でのブリュッセルのイメージは「治安の悪い街」になりました。
街は綺麗だし食べ物美味しいから一度は行ってほしいんですがね!
観光の際はお気をつけて・・・。
※この記事は2013年4月から2014年4月の1年間フランスのニースとパリで過ごした頃の思い出し日記になります。情報が少し古いのでご注意ください。
前回はベルギー/ブリュッセル旅行の前半をレポートしました↓↓
【フランスワーホリ】第70回:ベルギー/ブリュッセルに到着!小便小僧がお出迎え。ゴディバの世界本店やアウトレットも【フランス留学】月曜更新
事件1: 付き纏い男
ゴディバ本店の近くを歩いていたときのことです。
「ニイハオ」と声をかけてくる1人の男性。(アジア人はだいたいこうやって声をかけられます。悔しいけど半ば諦め。)
肌が浅黒いのでおそらく移民系かと。
アジア人だから、観光客だからといって声をかけてくる人は今までにもいたので今回も目も合わせずに無視をしていました。
そしたらまさかのずっと着いてくる!
普通は1回で諦めるか数メートルで諦めてくれるのに、この男は角を曲がってもついてくるしずっと何かを話しかけてきています。かなりなまりの強い英語だったのでなにを言われていたのかは分からず。
手を出されることはないのですが、だんだん声が大きくなってきていて、とにかく恐怖で早足でその場を離れました。
が、まだまだ着いてくるー!
さすがに怖かったので全力でダッシュしました。
道も分からず不安でしたが大通りを探して逃げるようにしました。
ほんと何だったのか・・・。
事件2: 物乞い&罵り
ベルギーといえばフレンチフライ発祥地。
要はフライドポテトです。
フレンチフライというくらいだからフランス発祥と思われることも多いようですが、どうやらベルギーらしいですね。
そんなわけで筆者も中央広場近くの行列のできていたフレンチフライのお店へ!
近くの商店でこちらもベルギー名物のホワイトビールの缶ビールを買って、すぐそばのベンチで食べていました。
そしたら子供数人を連れた物乞いおばあちゃんがフレンチフライを分けてくれとわたしを取り囲みました。
子供たちがお腹を空かせてるんだと言っていましたが知ったこっちゃありません。あちこちの観光客に声をかけていたのを見ていたので多分そうやって生活を成り立たせているんだと思います。(ほとんど断られていましたが。)
ポテトを分けれない訳ではありませんが、かなり命令口調で言われたことや、もらえて当たり前という姿勢のそのおばあちゃんにいい気がせず、しかも量も多くないので子供たちにも食べさせたらなくなってしまいそうだったのでもちろんお断り。
そしたら・・・
「バカにするんじゃないよ!!!ケチな観光客だね!!!」みたいな罵り文句を吐き捨てて去っていきました。
あまりの理不尽さに目を丸くして驚きましたよ。
おかげですっかりポテトの味も分からなくなりました。なんだか悔しい・・・。
事件3: ガチの詐欺(未遂)
3つ目は街中であった本気の詐欺行為です。
似たような手口も横行しているようなのでみなさん気をつけてください。
大通りを歩いていた筆者ですが、それでも人通りの少ないところはあります。
そんな道端で急に1人の男性警官(私服っぽかったけど警察手帳みたいなものをパッと見せつけられた。一瞬。)に声をかけられました。
すぐそばにいた欧米系の外国人も一緒に呼び止められてました。
警官が言うにはこの辺りで麻薬犯罪が横行してるから調べさせてくれとのこと。
まずは身分証明だ、パスポートを出せとのことだったので特に気にせずパスポートを見せました。欧米人もパスポートを見せていました。
パスポートはチラッと写真のページを見てすぐに返してくれました。
「OK、それじゃ財布を見せてくれ。薬物は財布に入れることが多いからな」と言われて、そこで一瞬身構えました。ん?なんかおかしくないか?と。
欧米人はすぐに財布を出していました。
警官はその中身を見て、お札を確認して、小銭を確認して返してました。
この瞬間にものすごい違和感を感じたんです。
だって欧米人の男性のお財布にユーロが全く入ってなかったんですもの。見たこともないアフリカ系?のお札でした。
ベルギーはユーロ圏です。観光客なら必ず両替して持ってるはずなのに。
しかも警官も観光客も当たり前にフランス語を喋ってます。
観光客なら英語で話しかけるのが普通じゃないの??と。
ここでもしかして詐欺かも?!と気付いて、お財布は出さずに「街中でお財布を出すのは怖いから、警察署に行きます」と拙いフランス語で答えました。
そしたら警官は「分かった分かった、じゃあいいよ。じゃあね」と言って去っていきました。
観光客の欧米人もなぜか来た道を戻るように警官のあとをついて行きました。
これ、絶対2人がグルの詐欺だ!!!!!
血の気が引きました。
しばらくは混乱しすぎて逆に冷静でしたが、ホテルに戻ってからインターネットで詐欺の手口を検索したら似たような案件が出てくる出てくる。
あそこで正直にお財布を出していたら奪われていたことでしょう。
パスポートを見せたことで何か犯罪に巻き込まれたかな?としばらく心配でしたが、その後何もなかったので良かったです。
これは本当に本当に怖い経験でした。
事件4: 大麻犬で検挙されるバス乗客たち
最後はこちら。同じバスの乗客が大麻不法所持で大量検挙されていった話です。
ブリュッセルから最後の目的地パリまではバスでの移動を選択しました。
その方が安かったからに他なりませんが、ブリュッセルからパリまでははそれほど距離がなく、バスでも4時間弱で着いちゃうんです。
飛行機に乗る際の荷物検査の手間を考えたら楽チン〜♪なんて軽い気持ちでバスに乗ってみたのですが。
国境付近でバスが止まったかと思ったら、警察官が乗り込んできて抜き打ちで大麻所持のチェックをしますとの案内が。
大麻の臭いに反応するよう訓練された犬が2匹乗り込んで、順番に乗客の臭いを嗅いでいきます。
大麻犬が止まってワンと吠えられた人は一発アウト。
身体チェックのためバスの外に連れ出されます。
この一連のやり取りがあまりにもみんな慣れていてその光景も恐怖でした。
言葉少なくしかも静かに警官は吠えられた人に対して外に出ろ、と言うし、吠えられた人も特に抵抗することなく仕方ない、と言った風に当たり前にバスを降りるし、
私は訳もわからず動揺するばかり。
無事筆者のところでは吠えられず、下された人たちのチェックも待たずにバスは出発。
下された時点でほぼ所持&検挙確定なんですね・・・恐ろしや
さよならブリュッセル。多分もう来ない。
たった1泊2日で多くの事件に巻き込まれたブリュッセル。
残念ながら筆者の中の印象は最悪です。
パリも治安が良い方ではないけど、ブリュッセルよりはマシかも〜
と思いながら無事到着したパリの街で一息ついたのでした。
めでたしめでたし。(?)
そんなわけでブリュッセルに限らず海外は基本的に治安が悪いものと思っておいた方がいいです。
日本の治安の良さは世界トップレベルだと思います。
せっかくの海外旅行、留学で警戒して過ごさないといけないのも悲しいですが、何かあったら嫌な思い出だけ残っちゃいますからね。
細心の注意を払ってお過ごし下さい。
次回はついに引越し先のパリ!
ディズニーランドパリに通うための引っ越しですが、まずは引越し先にチェックインとパリの街を散策します。
お楽しみに!
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