最近ではテレビCMが頻繁に流れるなど、とても身近になった美容整形。
プチ整形という言葉が流行ってだいぶ経ちました。
多額の出費と辛いダウンタイムを乗り越えれば、短期間で理想の姿が手に入る美容整形は、見た目にコンプレックスを持つ多くの女性たちの憧れでもあります。
しかし美容整形の手術は健康な肌にメスを入れるもの。失敗がゼロとは言えません。
怯えさせるわけではありませんが、美容整形を決意する上で事前に知っておいて欲しい事実(失敗例)と、そうなってしまった場合の対処法をまとめました。
整形前に用意しておくと良いものまとめはコチラ↓↓
Case1 目頭切開も目が大きくなりすぎてしまった
(イメージ)
目頭切開をすることで皮膚に隠れて小さく見えていた目が大きく見えるように整形することが出来ます。
しかしこの切開の範囲を間違えると異常なまでに目が大きくなってしまい、不自然を越えて怖い・気持ち悪い顔になってしまいます。
目頭切開のやりすぎは整形を重ねた人に起こりやすいです。
少しずつあちこち整形をしているうちに顔のバランスが分からなくなってしまったり、まだ前の整形箇所が腫れているのに重ねて整形をすることでバランスが取れなくなることが原因です。
対処法
バランスを整える修正手術や開きすぎた目頭を閉じる手術を行います。
整形代金
片目 125,000円前後
両目 250,000円前後
修正代金
片目 125,000円前後
両目 250,000円前後
Case2 ヒアルロン酸を打ちすぎて鼻が太くなった
鼻にヒアルロン酸を入れることで形が整ったり鼻が高くなったりします。
注射器で注入するだけの手軽さから一時期流行しました。
ところが流行に乗っただけの大した経験のない美容整形外科も乱立してしまい、バランスを考えずに必要以上のヒアルロン酸を注入してしまい、鼻が大きく太くなってしまったという患者が続出。
結局別の病院で修正手術を受けることになりました。
対処法
ヒアルロン酸を溶解する注射を打ちます。
整形代金
1本 25,000円前後〜
修正代金
35,000円前後~
Case3 顔のヒアルロン酸多量注入による顔面崩壊
Case2と同じくヒアルロン酸注射が原因の失敗です。
特に加齢による顔のたるみが気になる方に起きやすい失敗例です。
たるみを減らしてハリを与えてくれるヒアルロン酸ですが、だんだん今の顔に満足できなくなってしまい更に更にと注射の追加を願い出てしまうそうです。
そして違和感のあるほど腫れ上がった顔面。
意外と本人は異常に気付かないそうです。
自分は大丈夫などと思わず、回数や目標の顔を明確に決めて注入を始めてください。
対処法
ヒアルロン酸を溶解する注射を打ちます。
整形代金
1本25,000円前後~
修正代金
35,000円前後~
Case4 全切開なのに奥二重になってしまった
恐らくこれが最も多い失敗例では無いでしょうか。
半永久的に二重まぶたになれる全切開手術ですが、医師の腕次第では思った二重にならないこともかなり高い確率であります。
一重から二重になるはずだったのに、幅の計算をミスして腫れが治まったら奥二重になってしまった。
幅が広すぎて違和感がある
全切開は埋没法と異なりまぶたにメスを入れる行為です。
そう簡単には修正できません。
ただしダウンタイム(DT)期間の2週間はもちろんですが、一般的に全切開手術の腫れは6ヶ月程度続くと言われています。
手術後すぐに「イメージと違う!失敗した!」などと早計にならず、きっちりと経過を見守りましょう。
対処法
腫れが完全に収まってから調整手術をします。再度切開をするため負担が大きいです。
整形代金
片目 125,000円前後~
両目 250,000円前後~
修正代金
400,000円前後~
Case5 二重埋没法を繰り返して皮膚が伸びてしまった
こちらはCase4と異なり埋没法での二重手術です。
埋没法とは非常に細い特殊な糸と針で二重にしたい箇所にひだを作り意図で止めていく手法です。
やり直しが効くこと、入院が必要なく料金が安いことなどからプチ整形として人気を博しました。
ところがこの埋没法にも落とし穴があります。
それは「手術を繰り返すことで皮膚が伸びてしまい手術不可になる&見た目も悪くなる」ということ。
手軽さから何度も修正をしてしまったり、だんだんと伸びてきてしまう糸の修正を行ったりしているうちに、皮膚が伸びてしまいこれ以上の手術は出来ませんと言われる方が増えています。
皮膚が伸びてしまっているのでもちろん見た目も悪くなります。
埋没法は手軽にできる分持続期間も短いです。
まぶたによりますが早い人では1ヶ月ほどで効果がなくなってしまうのだとか。
安いとはいえ数万円をかけて整形をしたのに、たった数ヶ月で効果がなくなってしまうのはとても悲しいですよね。
また、もう一度・もう一度と繰り返すうちに皮膚が伸びてしまい再手術が出来なくなった上に見た目が以前より悪くなったなんてことになったら最悪。
本当に埋没法で良いのかよく考えてから整形を決断してください。
対処法
再度埋没法の施術を受けるか全切開を検討する
出来れば事前に自分のまぶたでも埋没法が可能か十分な確認をすると良いです。
整形代金
片目30,000円前後~
両目50,000円前後~
修正代金
整形代金と同様または別途修正代金
全切開に切り替える場合は全切開代金として250,000円前後~
Case6 整形依存で顔面が腫れ、亡くなった韓国女性
最後はこちらのエピソードをご紹介します。
とある韓国の女性は、美しくなりたいと美容整形を決意。実際に手術を受け理想通りになったものの、もっと綺麗にならなきゃという固定観念に囚われるようになったと言います。
そして手術を重ね、やがて資金が足りなくなったところで今度は自分で油を顔面皮下に注射器で注入。
当然その繰り返しが美容整形にプラスになることはなく、やがて女性の顔は扇風機のように腫れ上がってしまいます。
韓国のメディアでも取り上げられ、韓国の美容整形医師たちによる修正手術や日本での修正手術も繰り返されました。
十数回重ねた修正手術のおかげで彼女の顔面の腫れは多少収まりましたが、なんと整形時の異物が肺に流れ込んだことによる肺機能の低下で2018年に亡くなられたそうです。
お悔やみ申し上げます。
衝撃的な内容となりますが、美容整形をされる方は事実を受け止めてこのようなリスクがあることも充分に理解していてください。
この女性は直接の整形失敗談とは少し異なりますが、整形依存性というのは多くの女性が陥っていると聞きます。
整形依存による多額の借金、不自然な顔つきは本当に望んだものでしょうか。
美容整形の怖さを世界中に知らしめた一件でした。
また、このレベルになると対処療法はほとんど出来ません。多くの韓国人医師が匙を投げたとのことです。
こうなる前にも自分のなりたい整形のゴールをしっかり決めて、医師の言うことは聞くようにしましょう。
(間違っても自分で注射なんて絶対にダメです。)
整形代金
不明
修正代金
不明
まとめ
整形の失敗とは必ずしも医師の腕だけが原因ではありません。
明確でない整形理由や目指す完成形、医師との充分な相談を重ねた上で行なうことで失敗の可能性は大きく減ります。
もちろん腕の良い医師、自分に合った医師や病院を選ぶことも大事です。
価格や知名度だけで決めず、実際に手術をした人たちの口コミや経験談、実際に病院へ行って感じた雰囲気なども総合的な判断材料にしてください。
また、失敗をしてしまった場合はまずは手術を受けた医院で相談をしてください。
手術の内容を把握している医師の方が修正は容易に行えます。
しかしそれすらも叶わないほどの技術のない医師だった場合は同じ病院の違う医師や別の病院で修正手術をお願いすることも検討しましょう。
筆者の高須クリニック全切開二重のレポートはコチラ↓↓
あなたが理想の美しさを手に入れることを応援しています。
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