2023年12月、18きっぷ冬季分で只見線に乗車してきました!
今回のコースは神奈川を出発して奥日光・会津若松を観光して、只見線に乗車して越後湯沢経由で神奈川に帰るという周遊コースです。
宇都宮と会津若松にそれぞれ拠点を持ち、3日間かけてぐるっと周ります。
3日目にてようやく今回の旅のお目当てでもある只見線に乗車します!
始点となる会津若松駅から終点の小出駅まで、直通の電車は1日3本しかないという難関電車!
18きっぷユーザーにも人気の只見線の雪景色を楽しんできます♪
↓↓1日目のレポートはコチラ↓↓
↓↓2日目のレポートはコチラ↓↓
5:30 ホテルをチェックアウト
ホテルは会津若松駅前のフジグランドホテルというところに宿泊していました。
駅が目の前だし近くのスーパー銭湯に入れるチケットをくれるし、景色はいいしでめちゃくちゃいいホテルでした。
↓↓ホテルの宿泊レポはコチラ↓↓
【宿泊レポートin会津若松】会津若松フジグランドホテルに泊まってみた!ホテルは古いけど駅前でスーパー銭湯も利用可能!女性にもおすすめのホテルでした♪
朝食は前日にセブンイレブンで購入した郡山名物のクリームボックスとご当地の酪農牛乳。
夜のうちに降ったのか、朝5時頃に外を覗くと駅前は真っ白になっていました。
只見線の始発は6:08発。
早めに行くつもりではありましたが5時半の時点で駅に人が入り始めたため慌ててチェックアウトし、只見線の止まるホームに向かいました。
小出行きの只見線にはすでに多くの乗客が乗っており、座席はほぼ埋まった状態。
なんとか窓側の座席を取りましたが進行方向とは反対向きだったため電車酔いしないか心配でした。
車内は4人掛けボックス・2人掛けボックス・ロングシートがそれぞれありました。
只見線
只見線は時刻通りに出発し、まだ日の登りきらない会津の街を走り抜けていきます。
車内は1両編成でトイレ付き。
座席は全て埋まり、立ち客もちらほら。
多くは18きっぷユーザーのようでしたが、地元の方も思っていたよりも利用されていて、止まる駅ごとに数名の乗降がありました。
古い車両なのかトイレは水洗和式。
揺れもあるのでトイレはなかなか落ち着かなかったです笑
女性にはちょっと難易度が高いですね。
以前テレビ番組で見た時は新そうな車両もあったので、こればっかりは運としか言いようがありません。
7時過ぎには車窓も明るくなってきて、停車駅に積もる雪がはっきりと見えるようになってきました。
会津桧原駅を過ぎたあたりから、只見線が絶景線と言われる所以でもある只見川沿いの景色が続きます。
雪が降り、若干の曇り空。しかも車内気温と外気温の差で窓は結露しまくりでしたが、雪と山肌、深い緑の只見川の景色は確かに美しかったです。
会津宮下駅では入れ違いのため10分ほど停車。
外にも出られたため、電車や駅の景色を撮影します。
絶景ポイントである各橋梁ではアナウンスも入り、その度に乗客の皆さんが車窓にカメラを向けていました。
会津川口駅でも入れ違えの10分停車。
外に出るのも慣れてきたので反対車線に来た電車もカメラに収めます。
ちゃっかり電車の向こうに只見川を入れました。
会津川口駅の近くだったか、回転台もありました。
窓の結露がひどく、何度拭いても水滴が残ってしまうためこんな感じで水滴にピントが合ってしまうこともしばしば・・・笑
人が何度か入れ替わったボックス正面席の方と、協力&談笑しながら必死で結露を拭いていました。笑
冬の只見線ではティッシュやタオルが必須です。
本名駅を過ぎてすぐ、ようやく太陽が雲間から見えましたがその写真もこの有様ですw
人間の目には綺麗に映ってましたよ!
会津塩沢駅には幕末期に活躍した河井継之助終焉の地という看板がありました。
存じ上げず恐縮ですが、ここで正面席の方に幕末の旧幕府軍の方で新潟からここまで善戦し、ここで亡くなったと教えてもらいました。
(ちなみに偶然ですがこの2ヶ月後に河合継之助の出生地でもある長岡に足を運びます。)
会津蒲生駅には蒲生岳登山口として蒲生岳の美しい写真が掲載されています。
後日気づいたんですが、この駅名版の後ろにあるのが蒲生岳ですね。めっちゃ被ってるw
9:06に到着した只見駅では15分ほどの停車時間。
18きっぷなので改札の外にも出られるのですが、念のため駅構内で過ごします。
景色を撮ったり電車を撮ったり。
駅のホームには只見線の美しい写真のポスターがあり、四季折々楽しめることが伺えます。
名所案内もあり、尾瀬湿原もここから比較的近いんですね。
あまり土地勘がなかったのでこちらもいつか訪れてみたいです。
席に戻ってびっくり!まさかの正面席の方がおにぎりをお茶を買ってきてくれていました!!
近くに観光案内所のようなところがあり、そちらで販売していたそうです。
1個200円と言っていた大きなおにぎり。
中は辛味噌。ふっくらもっちりのお米に辛味噌の塩気が最高。
車窓と共に楽しみました。めちゃくちゃ美味しかったです!ごちそうさまでした!
そうこうしている間に電車は只見川を離れ、新潟県内に突入。
豪雪地帯だけあって雪がだんだんと深くなっていきます。
ゴールの小出駅に着いたのは10:41。
正面席の方はここからさらに日本海側に向かうというのでここでお別れです。
関西の方で、出張のついでに全国を回っているんだとか。とても博識で色々と教えていただいてしまいました。楽しい時間をありがとうございました!!
4時間乗った只見線にも別れを告げて、30分後に出発する越後湯沢方面の電車に乗り込みます。
11:46 石打駅
越後湯沢の2つ手前駅、石打駅で下車。
ここで降りた理由は食べたいラーメン屋があったから。
・・・ところがこれが大失敗・・・。
なんとそのラーメン屋さん、お休みだったのです・・・。
ちゃんと定休日ではないことを調べて行ったのですが、なぜか訪れた日はお店の明かりがついていませんでした。。。
遠目でお休みを確認したので店休理由は分かりませんが(そもそももしかしたらやっていたのかもしれない・・・)石打駅からの徒歩道も雪で歩道が埋まるなどの地味な困難があったため割と心が折れました・・・笑
しかもこの後の電車は2時間後まで来ない!!
流石にじっとしているのは辛かったのでバスの時間も調べましたがバスも最短で1時間後・・・。
とりあえず歩けるところまで歩くか・・・と覚悟を決めて越後湯沢駅方面へ歩いて行ったのでした・・・。
13:33 ショッピングセンターのぐち
小雨の中歩き続け、なんとか途中でバスに乗り込み越後湯沢駅前に到着。
そこから商店街を少し歩いて到着したのが「ショッピングセンターのぐち」さん。
こちらも以前からチェックしていた場所です。
もともとご当地スーパーが好きな筆者ですが、先日「マツコの知らない世界」のご当地スーパーの回でこちらが紹介されていてとても気になっていたんです。
こちらでは地元の企業が作っているお菓子やスーパーオリジナルのお惣菜をゲット。
もう少し先にはもっと大きいスーパーのぐちがあるのですが、この日は歩き疲れていたため商店街の小さめの店舗で済ませました。
それでもお惣菜やおにぎりの種類が豊富で目移りしてしまうほどでした。
どれも安いし美味しそう!
これはついついリピートしたくなっちゃいますね。
14:08 越後つけ麺維新 がんぎ通り店
遅めの昼食は越後湯沢駅構内にある越後つけ麺維新というお店。
多くの飲食店やお土産ショップの並ぶ駅構内のがんぎ通りにあります。
海外のお客さんも多く、この時間でもまだまだ並んでいました。
30分ほど待って案内。
狭い店内なので大きい荷物などは駅の外に置く必要があります。
カウンターのみですが、客層はファミリー・学生さん・外国人旅行者など様々なので思っていたより賑やかでした。
回転はあまり早くないので時間に余裕のある時に利用しましょう。
注文したメニューはつけとんという基本のつけ麺。
麺には新潟県産コシヒカリの米粉を使用しているというだけあって太めですがツルツルもちもちで甘味があって美味しかったです。
スープにはもう少しパンチが欲しかったところ。冷や盛りだとどうしてもスープがぬるくなってしまうので、ぬるさにあった味わいなら尚良でした。
ごちそうさまでした!
15:08 新潟駅発
越後湯沢のぽん酒館というお土産ショップで色々とお土産を購入し、15:08に新潟を出る在来線に乗り込み、水上→高崎でそれぞれ乗り換えて神奈川県の地元駅に帰ります。
高崎からの湘南新宿ライン東海道線直通では優雅にグリーン車に乗車し、先ほどスーパー野口で購入したお惣菜を食べます。
こちらがお目当てのくるみ入り太巻き。
くるみのゴリゴリとした食感と甘辛い味付けがご飯によく合います。
新しい太巻き!めちゃくちゃ美味しいです。これは確かにハマりますね。
お惣菜の鶏ごぼう炒めも程よい味付けで美味しかったです。甘辛の調整力が半端ない。
それからがんぎどおりのぽん酒館で気になって購入した新潟日本酒を使った酒饅頭。
めちゃくちゃお酒のいい匂いする〜!
しっとりとした上品なお饅頭でした。
ごちそうさまでした。
20時前に地元駅に到着し旅は終了。
(翌日ディズニーランドに行く予定だったので早め帰宅ですw)
合計10時間近い乗車時間でした。
片道の乗車時間で言うと久しぶりにこれだけ乗り切りました笑。
乗り鉄冥利に尽きますね。
ぐるっと回るコースは初めての試みだったので順調に行けてよかったです。
まとめ
今回は
1日目:神奈川某駅(東海道線沿い)→奥日光→宇都宮泊
2日目:宇都宮駅→会津若松観光→会津若松泊
3日目:会津若松駅→只見線→越後湯沢駅→神奈川某駅
というコースで巡りました。
電車代金は18きっぷ3日分なので7,230円+グリーン車2回2,000円。
宿泊代金は2泊で約12,000円。
その他もろもろ食費や現地観光費で2万円くらい。
合計 約4万円の旅でした!
2泊3日でこの移動距離でこのお値段ならお得だと思います。
体力はめちゃくちゃ必要ですが笑
日本中駆け巡ってますが本当にいいところばかりですね日本。
今回のコースやその一部でも、ぜひ体験いただければ嬉しいです。
18きっぷユーザーに人気の只見線も今回乗車できて大満足。
またいつか同じコースで巡りたいものです。
ご旅行の参考になれば幸いです。
次回から2024年編!
引き続き冬の18きっぷで静岡を旅して来ます♪2023年の大河ドラマ「どうする家康」の舞台も巡ります♪
レポートをお楽しみに!!
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