父親の誕生日祝いに四万温泉の「やまぐち館」へ泊まりに行ってきました。
あまり四万温泉自体は馴染みがなかったのですが行ってみたらとっても良いところ!
水もきれいだし食事もおいしい。あまり知られていないのかひと気もほどほどでゆっくりとした温泉地滞在ができました。
近くには「千と千尋の神隠し」のモデルにもなった「積善館」という旅館もあり、観光・温泉・癒しとしてパーフェクトな旅行になりました。
↓↓ちなみに去年は富山の立山を楽しんできました↓↓
【仕事をしながら日本一周】【第24回】【富山】立山へバスと電車を乗り継いで行ってきました!おいしいお寿司とたくさんのおもてなしで大満足の富山旅!
四万やまぐち館の概要
【所在地】 〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万3876−1
【TEL】0279-64-2011【チェックイン/チェックアウト】14:30/11:00
【アクセス】
(車)
[東京方面]関越自動車道 伊香保ICから約65分
[新潟方面]関越自動車道 月夜野ICから約70分
(電車)
吾妻線 中之条駅からバス約40分
【宿泊価格】(例)1泊2食付き 3名 計52,800円
【予約】渓谷に佇む源泉湯宿 四万やまぐち館 (楽天トラベル)
【公式サイト】http://www.yamaguchikan.co.jp/
アクセス
群馬県の有名温泉地の一つ、四万温泉 四万やまぐち館へのアクセスは車がオススメ。
駐車場は無料です。旅館前に付ければ駐車場へは係の方が入れてくれます。
国道353号線沿いを奥四万湖に向かって進むと四万温泉の宿場町に着きます。
やまぐち館は四万温泉のエリアに入ってすぐにあるので分かりやすいでしょう。
電車の場合は吾妻線の中之条駅を降り、バスで40分ほどで着きます。
1時間に1本程度のバスが出ていますので焦らず周囲の観光をしてから来れるのも嬉しいですね。
館内
今回は車でアクセスしました。
チェックイン時刻よりも少し早い14時頃に宿に着いてしまいましたが、車に気づいたスタッフの方が快く迎えてくださいました。
車のキーを預けてまずはチェックイン。
入り口の暖簾がモダンなデザインで良い感じですね。
吊るし雛がお出迎え。鮮やかでとてもかわいらしいですね。
ロビーの正面には大きな窓と四万川が見えます。
ちょうど紅葉の季節だったので色づいた紅葉も見えてきれいでした。
提灯が吊るされていてお祭りのような気分に。
エレベーターまでの廊下では子供用浴衣の貸出や昭和のおもちゃの販売、子供向けの色塗りや数独のプリントが置かれていました。
子供も楽しめるような工夫が良いですね。
奥には紙芝居の行われるステージがあります。
毎日ここで女将の紙芝居が行われるそうです。やまぐち館の名物なんですって。
昭和を懐かしむことが出来る本格紙芝居は必見です。
お部屋
お部屋はこんな感じです。
真正面に蝉鳴きの滝と呼ばれる小さな滝が見えてとても風流です。
部屋の奥に掘りごたつがあり足元を温めながら外を眺めることが出来ます。
お茶請けの花かんろ、大きな花豆の甘納豆が入っておりとてもおいしかったです。
クローゼットに浴衣が入っています。
部屋のお風呂はこんな感じ。
しっかり洗い場もあり、広くてきれいなので温泉に行けない方も安心してこちらで入浴出来ますね。
洗面所も広いです。
ドライヤーは壁固定の古いタイプなので期待してはダメです。
トイレは多機能タイプ。新しそうです。綺麗だし、寒い地域なので暖房便座がとてもありがたい…!
ベランダには出られないので窓を開けるだけ。
四万川の透明度がやばいです。
冷蔵庫にはお水ポットが入っていました。
部屋の外を出て、エレベーターホールに向かう途中に休憩スポットがありました。
間接照明でいい雰囲気です。
ゆっくり川を眺めることが出来る場所ですね。
夕食
夕食は食事会場へいただきます。
会場に向かう途中の通路には紙風船が散って合って、とてもかわいらしかったです。
夕食会場は3組ほどでの利用でした。
テーブル席ですが大広間を区切ったような感じ。
席にはすでに前菜と食前酒、刺身、鍋物が用意されていました。
献立はこのような感じ。
種類豊富です。
食前酒、柚子酒でさっぱりしていておいしかったです。お酒感は弱め。
前菜の季節の盛り合わせも色合い良く、丁寧な作りでどれもとてもおいしかったです。
ブレちゃいましたが刺身とおっきりこみの煮込み。
刺身は鮮度よく、おっきりこみは良いおダシが出ていてとても味わい深いです。うどんもちゅるちゅるモチモチ。
焼き物は上州牛のすき焼きとお野菜。
牛肉とろけます。すっごいおいしい。
野菜も旨味がすごいですね。
続いて来たのは落花生のお豆腐。
これがまためちゃくちゃおいしい!
落花生の香ばしい香りとザラッとした食感がとても面白く、なめこのぬめりが程よくマリアージュしてます。
揚げたてで提供される揚げ物の羽衣揚げも、想像していなかった形状でびっくり!
美しい、羽のような軽い食感の衣に包まれたエビと野菜の味わいがとても良く、あっさりと食べられます。
口直しのかぼすのシャーベットはさっぱりしていてとても口溶けが良いです。
で、結構なお察しの通りここまででかなりのボリュームだったので、さすがにご飯は食べれないなと思っていたのですが
いざ出されてみるとペロッと食べれちゃう!
やっぱり水が良いのか、ご飯の風味がとても良くてすごくおいしいのです。
漬物もパリパリでおいしいし赤だしの味噌汁もいい意味で味が濃くてごはんにすごく合う…。
結局完食しました…笑。
そしてデザートのお汁粉…
お汁粉…????
と目を丸くした真っ白なお汁粉。
でもまたこれがすっごいおいしんです。
ピーナッツのような香ばしい、クリーミーなお汁粉でした。
もっちりとした白玉も、茹でたてモチモチでたまらない・・・。
結局全品きれいに完食…!すっごいお腹いっぱいでしたが本当においしくてお箸がとまりませんでした。
ごちそうさまでした。
大浴場・露天風呂
思いのほか食べ過ぎてしまったので一休みして(気付いたら眠ってしまっていたので女将の紙芝居見逃しました…)
大浴場・露天風呂へ向かいました。
大浴場の写真は撮れないので、その様子はやまぐち館公式サイトをご覧ください。
時間で男女が入れ替わるので全部に入るなら昼夜と翌朝でそれぞれ入るのがオススメ。
お題目は川のせせらぎがここちよく、広々としていて気持ちよかったです。
浴場名の由来はお題目を刻んだ大岩とのこと。この大岩が本当に圧巻でした。
四万川の湯はお題目に比べると小ぶりで、ちょうど洗い場も故障をしていたため少し過ごしづらかったです。
露天風呂なので季節によってはかなり冷えるので寒暖差に注意が必要。
薬師の湯は薬師如来像が見守る内湯です。
身体が芯から温まります。四万温泉は「四万の病が治る」ため四万温泉と名付けられたそうですが、本当に体の嫌なものが抜けていくような感じがしました。
この他に有料の貸し切り温泉や部屋付けの温泉もあるそうです。
気になる方はぜひやまぐち館までお問い合わせください。
朝食
朝食は夕食に比べるとシンプル。(充分な量です)
ごはん、お味噌汁、焼き魚、サラダとハム、豆腐、ひじきの和え物、納豆。
焼き魚が自分で焼けるのもちょっと楽しいです。
前日夜に食べ過ぎてしまったので優しい味わいと程よい量でいに優しかった…。
もちろんどれもとてもおいしかったです。
周辺施設
四万川
四万ブルーと呼ばれるほど圧倒的な透明感を保つ四万川。
永遠と続くその透明度は息を呑むほどです。
やまぐち館のすぐ裏に流れていますので、お部屋からも見えますし、散策でも楽しむことが出来ます。
四万の甌穴群
水の流れによって自然的に作られた甌穴群。
群馬県の天然記念物にも指定されています。
四万ブルーを堪能するには陽が高い午前中がオススメ。
やまぐち館からは車で約4分。
歩きでも25分ほどで行けますが、坂道なので少し疲れます。
積善館
千と千尋の神隠しで登場する「湯屋」のモデルとなった建物。
現在も旅館として宿泊可能です。
そこだけ空気が変わるような圧巻の建物は必見です。
↓↓積善館のご予約・詳細はコチラ↓↓
やまぐち館からは商店街を通って歩いていくことが出来ます。
商店街にはおしゃれなカフェや懐かしのスマートボールなどもありますので見ながら歩くのも楽しくてオススメですよ。
ヤマザキショップ(わしの屋酒店)
やまぐち館の隣にあるコンビニ、ヤマザキショップですが、
まさかのご当地エールが楽しめます。
「わしの屋酒店」という酒屋さんが経営するヤマザキショップだから出来る技。
種類も多く、サーバーで注ぐタイプなので生絞り!
ご当地生ビールを片手に商店街を巡るのも絶対楽しいのでオススメです。
まとめ
四万温泉 四万やまぐち館は
- 古さはあるがリニューアルした部分もありとてもきれい
- 食事がとにかくおいしい!様々な工夫が凝らされていて見た目も味も楽しめます
- 四万川の美しさは他に変えられない
- 温泉は芯から温まり身体によさそう
- スタッフさんがみな優しく、丁寧
という感じでした。
ぜひまた行きたい旅館でしたね。
\四万やまぐち館のご予約・詳細はコチラ/
四万温泉自体、自分の中では盲点だったので良い発見でした。
今回は父の誕生日記念で行ったのでリクエストをくれた父には感謝しかありません。
このあと行った妙義山やこんにゃくパークもとても良かったので、ぜひコチラ↓↓の旅レポートもご覧くださいませ。
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