フランスワーホリ記、第86回はパリから電車で50分くらいのポントワーズという街をお散歩してみることになりました。
絵画に明るいほうではないのですが、印象派の画家カミーユ・ピサロが愛した街ということで興味があり、パリからも電車で簡単にアクセスができるということで訪れてみました。
※この記事は2013年4月から2014年4月にかけて1年間、南仏ニースと首都パリにワーキングホリデーで滞在したころの思い出し日記です。
情報が古いのでご注意ください。
前回はディズニーランドパリをレポートしました↓↓
【フランスワーホリ】第85回:パリに友達が遊びに来てくれました♪(2日目)アトラクションとレストランをみんなで漫喫!【月曜連載】
ポントワーズとは?
ポントワーズはパリの北西、イル=ド=フランス地域圏に位置する小さな街。セーヌ川の支流であるオワーズ川沿いにあります。
ポントワーズは多くの画家に愛された街でもあるそうです。
最も有名なのは冒頭でもお話ししたカミーユ・ピサロ。筆者が好む印象派の画家アルフレッド・シスレーに影響を与えた画家です。
なんでもこの街を気に入って17年間も住んだそうな。
その他にも シャルル=フランソワ・ドービニー、ポール・セザンヌ、フィンセント・ファン・ゴッホ、ギュスターヴ・カイユボットなど有名画家たちがポントワーズを訪れ滞在したそうです。
カミーユ・ピサロ美術館や12-16世紀に建てられた歴史的価値の高いサン・マクロ教会などがあります。
ポントワーズへのアクセス
パリからポントワーズへは電車RERのH線でアクセス可能です。(写真はパリエスト駅)
パリの北駅(Gare du Nord)からPONTOISE行きの電車に乗り約50分。
ポントワーズ駅(PONTOISE)駅で下車すると、すぐに街の中心部にたどり着きます。
乗換などがないためパリに滞在している方なら気軽に行けるのがいいですね。
ポントワーズの街並み
この日は昼前に電車に乗り込み、ポントワーズを目指しました。
終点がポントワーズなので乗り過ごしの心配がなくていいですね。C線に乗って、乗換もないので気付いたらポントワーズ着です。
車窓には緑豊かな景色が広がり、セーヌ川とその支流の川に沿っていくので水の景色も多かったように思います。
ポントワーズ到着!
駅を降りてすぐに正面に大きな教会が見えます。
おそらくあれがポントワーズを代表するサン・マクロ教会なんでしょうね。
街のあちこちに花壇があり、鮮やかな花々が咲いています。
街の地図が欲しかったので最初に観光案内所へ向かいました。
オワーズ川沿いだったので景色がとても良い!
緩やかな川の流れに、広い空。しばらくのんびりとこの景色を眺めていました。
振り返るとポントワーズの街。街は丘を登るような形状になっているんですね。
街に戻ってまずはピサロ美術館へ向かいます。
坂道を結構上るので、歩きやすい靴で行くほうがよさそうですね。
ピサロ美術館に着いたはいいものの、なにやら扉が閉まってる・・・。
案内板を見ると・・・
[OUVERT de 14h a 18h]
!!!!????????
開館時間が14時~16時だそうです。ええええそんな遅いの。。。
仕方なく一旦離れて近くのParc Chateauへ。「城公園」という名前なだけあって以前お城があった場所なのでしょうか。
オワーズ川を一望出来てとても良い景色です。心が落ち着くなあ。
こちらの公園にも美しい花々が咲いていたり、おとぎ話に出てきそうな井戸があったりと雰囲気も抜群でプラプラ歩いているだけでも楽しかったです。
反対側には街も見えます。サン・マクロ教会も見えるしこちらに向かってみますか。
10分ほど歩いて教会に到着。
こちらもかなり坂を登ってきましたね。振り返るとこの坂道。
中に入るとこのステンドグラス。美しいです。
重厚感のある室内に、優しく陽の光が入り神々しさを感じます。
祭壇にはまさに天使様が降り立ちそうな雰囲気。
ここで静かに祈りを捧げれば、神様に届きそうですね。
外へ出て街歩きをしていたらまた雰囲気の良い公園。
こちらもお花がきれいです。この町は水も花もあって本当にいいですね。印象派の画家たちが気に入ったのもうなずけます。
途中また小さな教会を見つけたのでこちらも入ってみます。
うん、こちらも素敵。
その後もあちこちフランスらしさが残る小路を歩き散歩も充実しました。
最後に再びピサロ美術館へ。
今度は開いてました!良かった。
入場無料なのでそのまま入らせてもらいます。
一応受付にいたおじいちゃんに声をかけてから作品を見させてもらいました。
ピサロ美術館は小さなおうちのような建物に少しの絵画が飾られています。
ポントワーズに縁のある画家たちの作品のようです。
事前情報ではカミーユ・ピサロの作品も1つだけ飾られているとのことでしたが、何周しても作品が見当たらない…。
カミーユ・ピサロの絵はオルセー美術館などでも見ていたので、せっかくだから縁のあるこの地で見たかったのですがどうしてないんだろう?
諦めきれずに受付のおじいちゃんに聞いてみました。すると…
「カミーユ・ピサロの絵は1枚だけあるんだけど、今は東京の美術館に貸し出しているよ」
とのこと。
えええええええまさに東京のほうから来た人間ですがこんなところで入れ違いを食らうとは・・・。
そんなこんなで結局カミーユ・ピサロの絵には出会えませんでしたが、ポントワーズはとっても良いところでした。
坂道は多いけど、のんびりお散歩するには程よい運動量と素晴らしい景色が楽しめます。
楽しかったです。
遅くなると自宅周りがそこそこ危険なので夕方にはポントワーズを離れます。
ありがとうポントワーズ。また来るね。
まとめ
パリから乗り替えなしの電車で50分。気軽に行ける印象派画家に触れる旅。
ポントワーズはオススメの観光地です。
パリから少し足を延ばしていつもと違うフランスの表情を見てみてはいかがでしょうか。
次回は同じくパリからのアクセスが良いサンジェルマンアンレーをお散歩します。
お楽しみに!
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