フランスワーホリレポート、今回もスペインはバルセロナ観光の続きです。
2日目は世界遺産にして建築開始から130年経った今も未完成の教会、サグラダファミリアを見に行きました。中に入れることすら知らなかった筆者ですがいざ入ってみると言葉を失うほどの美しさ。
その他にもモンジュイック公園の噴水ショーなどもレポートします。
※この記事は2013年4月〜2014年4月まで南仏ニースに滞在していた時の思い出しレポートです。情報が少し古いのでご注意ください。
↓↓前回はグエル公園へ行きました。↓↓
サグラダファミリアにはエレベーターも完備?!
バルセロナ2日目はサグラダファミリアからスタート。チケット購入や入場に長い行列ができるとの噂だったので、朝8時にはサグラダファミリアに着いていました。おかげさまで20分ほどで入場完了。
裏側から見た写真が有名ですが、入口のファザードもかなり見応えがあります。
建築は詳しくないのでただただ「すごい」という感想しか出てきませんでしたが、お好きな方だと1日あっても見切れないのではないんじゃないかというくらいの細かさです。
至る所に細部までこだわりが見える美しいファザード、彫刻が施されていました。
中に入ってみるとこれまたビックリ!
まず室内の柱はまるで大樹のように天井高くまで伸び、枝葉を広げているかのようなデザイン。
真っ白な壁には朝日に照らされたステンドグラスの色が映り、極彩色で彩られています。
そして奥には朝日で照らされて光り輝くキリストが天高く召し上がられ、キリスト信者でない筆者の目にもそれは神々しく見えました。
そもそもサグラダファミリアは建築中と聞いていたので、中に入れることすら知らなかった筆者ですが、その後も驚きの連続です。
まずサグラダファミリアの中はエレベーター完備です。
順路に沿って上り専用エレベーターと下りエレベーターとしての動作のみですが、以外にも文明の機器が文化遺産に混ぜ込まられていて驚き。
そしてエレベーターがあるということはもちろん、上部に上がることができます。
サグラダファミリアの中はかなり複雑かつ広く、エレベーターで上がった先も階段を登ったりおりたり、建築現場の真横を通り抜けてバルセロナの街並みを一望したりすることも可能。
最後に衝撃だったのがトイレ。
ほぼ、駅などにある最新のトイレと同型(むしろかなりきれいな状態)で、現代的な生活が全く不自由なく行えます。
もっとサグラダファミリアって「古い、昔からの作りを大切にしてるもの」だと思っていたのでこれはかなり驚きました。笑。
雑誌などでもよく見る裏側の外観もパチリ。
こっちはこっちでやはりものすごいファザード。いつも紹介されるだけあります。
最後に名残惜しかったのでもう一度中のステンドグラスを見に行きましたが、陽の入り方が変わったこともありまた違った印象になっていました。
個人的には朝の陽の入り方が好きかな。
一日中居て違いを楽しむのも良さそうです。
ちなみにサグラダファミリアの中にはおみやげ屋さんもバッチリありました。
少し離れたサグラダファミリアがよく見える公園にも立ち寄りましたが、こちらも雑誌などでよく見る写真を完全再現でき、なかなか良かったです。
ボケリア市場でワインとクレープ
サグラダファミリアを後にした筆者たちは、ステンドグラスで有名なサン・パウ病院、ガウデイの作品であり現在も住居として利用されているカサ・ミラ、カサ・バトリョを巡りました。
いずれも時間や入場料の都合で中には入りませんでしたが、今にして思えばちゃんと調べて入っておけば良かったなと思います。
サン・パウ病院とかすごいらしいです。
あとはこの時は巡らなかったけどカタルーニャ音楽堂とか。
これから行く方は後悔のないようにしっかり事前に調べて予定を組んで行ってくださいね。
そして各名所の外観のみを楽しんだ我々は再びボケリア市場へ。
今度は一店一店ゆっくりと見てまわります。
友人は昨日のハモンセラーノにハマったのか再度買っていました。
筆者はというと昨日のサングリアに納得が行かなかったので今度はワインショップのサングリアでリベンジ。
立ち飲みスタイルだったので他のお店で購入したチーズの薄切りを合わせます。
そしてこれがまた最高!!ワインが美味しいのでフルーツが柑橘だけでもほんのりフルーティで飲みやすいし甘みが増して渋みもしっかりあって美味しい。
チーズもハードタイプでかみごたえがありコクがめちゃくちゃあるので味の強い赤ワインにもぴったり。
お酒が苦手な友人も大満足の様子でした。良かったー。
その後もボケリア市場を散策。
陽気なクレープ屋さんを見つけたのでこちらも注文。歌を歌いながらオーダーごとに1点ずつ作ってくれます。
日本のクレープとは違い甘いクレープはほとんどなく主に食事クレープ。
筆者はトマトとバジルのクレープにしました。注文をするとオプション(無料)の有無を聞かれて、マッシュルームとチーズ、オニオンを追加しました。
英語の単語のみで伝わるので安心(笑)
出来上がりがこちら。食べ歩きできるようにワンハンドで食べれる仕様なのが嬉しいですね。
お味は想像以上に美味しかったです!
オニオンも飴色に炒められてるし、トマトやチーズは本場なだけあってフレッシュ&旨味がすごい。
バジルの香りも良いし、クレープ生地もサクサクモチモチなので食べる手が一切止まらなかったです。もう1個くらい食べれたかも。
次回行った時にお店が入れ替わってなければ是非また食べたいですね。
夜の予定まではまだ少し時間があったので、昨夜の教会(サンタマリア・デル・ピ教会)広場へ向かってみました。
ちょうど開館時間だったので、中に入ってみましたがこちらもかなり素晴らしい作りです。日本で無名なのが不思議なくらい荘厳で、ニースで最も大きい(多分)ノートルダム教会より3倍くらいのサイズ感です。
そうそう、忘れちゃいけないのがスペイン名物のチュロス。
ボケリア市場から少し歩いた先にある旧市街で、この旅1回目のチュロス購入。こちらはチョコソースなし(スペインではチョコディップが通常らしいです)にしました。
揚げたてで美味しいけど日本(主に東京ディ●ニーリゾート)の方がおいしいかな!
モンジュイック公園の噴水ショー
陽が落ち、こちらも事前に同行者が調べておいてくれたモンジュイック公園の噴水ショーを見に行きました。
昨日バスを降りたアリーナの目の前の公園ですね。
階段を上った先に大きな噴水があります。
噴水ショーは圧巻でした。
何より噴水の規模が大きい!水量がすごい!
3部構成になっており時間も1時間くらい続けてやっていたのではないでしょうか。
光と音と水の演出がそれぞれ素晴らしく、近くで見ていると迫力がすごかったです。
ある程度定期的にやっているようなので興味のある方は是非調べておくと良いでしょう。
噴水ショーを見終わったあとは夜のモンジュイック公園をお散歩。噴水の先にも上り階段があり、奥にはNMACという美術館?や小さな宮殿、広い公園があります。いずれも夜なので入場はしませんでしたが、気付けばかなり高い位置まで登ってきていたのでバルセロナの夜景が楽しめて良かったです。
奥に見えるライトアップされた宮殿がかなり気になります。
何故かホテル隣のキャバレーへ
だいぶ夜も更けてきたのでこのままホテルへ帰るものかと思っていたのですが、どうも遊び足りない様子の同行者。
ホテルの隣にあるキャバレーの看板を見て「意外と安いよ!行こう!!」とのこと。
え??キャバレーっていかがわしいところじゃないの???とかなり不安に思いつつ、目をキラキラさせた同行者(先に言っておきますが2人とも女性です。)の誘いを断れず、階段を下って怪しい雰囲気のキャバレーに潜り込みました。
チケットカウンターでも案外とあっさりと対応してくれて店内へ。
座席は割と簡素な感じで、シルバーの丸テーブルとステージを向いたイスが並んだだけの作りです。
初めはステージから離れた席に座っていたのですが、キャバレーの座長?のような50代くらいのキャストが私たちを見つけ出し、物珍しそうに話しかけてくれて一番前のセンター席へ移動させてくれました。なんだそりゃ!笑。
まぁ20代のアジア人女性2人組が見に来てたらそりゃ珍しいですよね…。拙い英語で受け答えをしつつ、フランスに留学で来ていることなど説明しました。
ステージが始まると私たちを案内してくれた座長が私たちの方を見ながら「フランスから日本人の可愛い女の子たちも遊びに来てくれたので今日はより良いステージになります」的なことを言ってくれて、恥ずかしくもなんだか嬉しかったです。
ステージの内容はというと、軽めのストリップや際どい格好のお姉さんたちがステージを降りて身体をギリギリまで寄せてくるなどもありましたが、歌やダンスで観客を楽しませてくれて、あまりキャバレーに良いイメージを持っていなかった筆者も心から楽しむことが出来ました。
お姉さんたち可愛かったー。
終わることにはすっかり夜も更けていましたが内容いっぱい大満足の1日でした。
まとめ
- サグラダファミリアは外観もすごいが中も素晴らしい
- サグラダファミリアは意外にも最新の文明機器を取り入れている
- 観光名所でケチってはダメ
- ボケリア市場のクレープは絶品
- キャバレー楽しい!
こんな感じで濃厚な一日を過ごしました。
スペインバルセロナの観光はまだまだ続きます。
3日目はバルセロナ動物園、人気パエリア店を訪れますよー。
お楽しみに!
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