南仏ニースで日本文化交流会!この日はラーメンを食べよう!という企画でした。
日本食に興味のあるフランス人と、日本食を紹介したい日本人が集まる交流会。
一体どんなものになるのでしょうか。
※このブログは2013年4月~2014年4月まで、南仏ニースにワーキングホリデーで滞在していたころの思い出し日記です。情報が少し古いのでご注意ください。
↓↓前回はイタリア縦断鉄道の旅をしていました↓↓
総勢19人の文化交流会
文化交流会は日本人4人、フランス人15人の総勢19人のイベントでした。
きっかけは日本人とフランス人で作った日仏文化交流サークルで「知り合い(日本人)がニースにラーメン屋をオープンさせたから食べに行こう!」というモノだったそうです。
運よくそのメンバーが私の友達にいたので誘ってもらうことになりました。
ラーメン屋 KASHIWA
ニースのはずれにオープンしたKASHIWAという日本食料理屋さんでした。
友達の運転する車に乗せてもらったので正確な場所が分かりませんでしたが・・・。
日本人が経営するお店でしたので、店内は和風です。
テーブル席が多いあたりフランス人向けにはなっていますが、明るい色の木を基調とした雰囲気が日本人である私たちにとってはとても懐かしい感じがしました。
ラーメンのメニューは醤油ラーメンと塩ラーメンだったかな?
たしかお値段は13ユーロくらいです。
日本人と交流したいフランス人たちが続々と店内に入ってきて(この日は貸切営業でした。)日本人を取り囲むように着席。
ラーメンとはどういう食べ物なのかわからないまま来たという人もいました。
会話はフランス語、英語、日本語を交えながら。
ある程度まとめて注文をしたあとは、ラーメンが来るまで会話です。みんなとても興味深く日本の文化や食べ物について質問してくれました。
結構日本語が喋れる人も多いんですよね。
多くの場合はアニメや日本のスポーツ(柔道や空手)が好きというものでしたが、中には「日本人の女の子と付き合いまくって」日本語を習得したというツワモノもいました。(笑)
日本人しか好きにならないそうです。性格良くてイケメンで日仏英ペラペラのハイスペック男子です。ちょっと浮気症でしたが・・・。
わたしもフランスの文化や言葉に興味があったのでたくさん話をさせてもらいました。
机に置かれているものを手に取って「これはなに?」「フランス語ではなんていうの?」という質問がほとんどでしたが・・・。
つまようじという単語を聞いても「そもそもこれは何?」と返されることもありちょっと面白かったです。
前菜付きのラーメン
色々と話しているうちにまずは前菜到着です。
ラーメンなのに前菜?と思うかもしれませんが、フランス人はとことんコース料理が好きな民族。
日本食でもしっかりコース料理の体をなしていることが多いです。
(私が務めていた日本食レストランもコースの形式を取っていました。)
KASHIWAでの前菜は煮物。
しっかりと味の染みこんだ、冷製の煮物。醤油ベースの味が安心感を与えてくれます。
フランス人にとって大根がかなり珍しいようで、「ラディジャポネ」と説明しましたが、どうも納得していないようでした。(笑)俺の知ってるラディッシュと違う!とのことでした。
フランスで流通しているいわゆるラディッシュは赤くて小柄なものですからねー。
サラダも出てきました。海苔をよけている方が多かったですね。黒いものを食べるというのが抵抗あるみたいです。
そしていよいよラーメン登場!
歓声とともにシャッター音が店内に響き渡ります。
日本人にとってはとてもスタンダードで懐かしさを感じるラーメンですが、フランス人にとっては本格的なラーメンは珍しいものだそうです。
パリにはラーメン屋さんもありますが、ニースではKASHIWAの他にはないとのこと。(多分、です。)
食べる際、フランス人の友人が「今から日本人が音を立ててすするからみんな注目!」みたいなことを言って一人の日本人に注目を集めました。
その日本人はノリの良い方だったので自身満々にラーメンをズズズッとすすりました。
フランス人の反応は様々で、
「音を立てて食べるなんて行儀が悪い!!」と嫌悪感を示す人もいれば、
「これが噂に聞く麺の食べ方か!!!最高!!」みたいな人もいました。
フランスでは食事で音を立てるのが行儀が悪いこととされているので抵抗があるようです。日本人にとってはわざとらしいくらいラーメンや蕎麦をすするときに音を立てたくなっちゃいますよね。笑。
こんな細かいところでもフランスと日本の文化の違いがわかって、お互いにとても興味深いという感じでした。
ラーメンとてもおいしかったです。
最後は全員で集合写真を撮って解散
ラーメンを食べたあともしばらく談笑は続き、最後は店長さんも
交えてお店の前で集合写真を撮りました。
このときすでに日本人とフランス人の間に壁はなく、同じ「人間」として対等に会話で来ていた気がします。
みんないい人で本当に楽しかった。
まとめ
たった1回の交流会でもたくさんの発見があり、本当に充実したイベントでした。
- フランス人にとってラーメンはとても珍しいもの
- 日本文化の興味の持ち方は様々(もちろん日本文化に興味のない方もたくさんいますのでうぬぼれちゃダメですよ笑。筆者は勘違いしていたクチですw)
- 意外と箸に抵抗がない
- でも音を立てて麺をすするのには抵抗がある
- 大根を珍しがってくれる
もしこれから留学される方はぜひ気軽に日仏交流会などに参加してほしいと思います。(ネットで検索すると意外と出てきますよ。)
フランスの文化をより理解するとフランス語の上達にもつながりますし友達もたくさんできますよ♪
次回はバンドメンバーとはちゃめちゃハロウィン!夜のニースに繰り出します。夜の旧市街はとっても危険ですよ~~~!
お楽しみに!
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