なんとなく仕事に疲れたな、とかもう全てを投げ出して旅に出たい、とか今の状況は仕事を続けるべきか悩むなどの機会が多いかと思います。
管理人(都内OL)も退職しようと思ったことが何度もあります。
ただ退職はしないほうがいいのになー、と思う人もたくさんいて、そういう方は予想通りその後苦労されているみたいです。
人事労務担当の筆者が見た、退職した方がいい人・しない方がいい人を3選ずつまとめました。
退職した方がいい人
1.ブラック企業で働いてる人
言わずもがなブラック企業での仕事は退職すべき対象です。
中にいると「自分の会社がブラック企業だなんて気付かなかった」というかたもいますので下記にブラック企業の特徴を書き出します。
・残業代が払われない
・残業時間が毎月80時間を超える
・パワハラやセクハラが常態化し、会社も対策をしない
・給料の未払いがある
・会計処理を誤魔化している
・自社製品を大量に購入させる
上記のようなものが一つでも当てはまったらブラック企業の可能性大です。
残業代が払われない、残業時間が長いというのは日本の企業の特徴で大変多いのですが立派な労働基準法違反です。
もっと条件の良い会社はたくさんあります。
無理して今の会社を続ける必要はないでしょう。
2.ストレス性の病気になった人
うつ病が特に多いかと思いますが、ストレス性の病気は本当に厄介です。
だましだまし働いても悪化する一方ですし、ひどくなると一度寛解してもまたすぐ再発してしまうこともあります。
だいたいの会社に休職制度がありますで、傷病手当を受けながら治していくという手もありますが、一刻を争う場合はすっぱり辞めてしまう方がいいでしょう。
うつ病は歩き回れる状態が1番危険だって知ってましたか?
重度になると寝込んでしまうので、周りに世話をしてくれる人がいれば最悪死は免れますが、軽度の方や回復期の方は外に出かけた勢いで電車に飛び込んでしまうことが多く最も危険な状態と言われています。
そんな状態になる前に、無理せず休む・辞める勇気を持ってください。
うつ病のときは障害者認定をされれば障害者として求職することもできます。
3.明確にやりたいことがある人
やりたいことがあるなら会社に依存する必要はありません。
会社はあなたがいなくてもなんとか回るものです。
特に20代前半の若い方は可能性に溢れています。
その貴重な期間を嫌な仕事で無駄にすることほど勿体無いことはありません。
明確にやりたいことがあるならしっかりと計画を立てて準備をし、実行に移してください。
勿論勢いで仕事を辞めるのはいけません。今後その会社でのつながりが必要にならないとは限りませんので、出来る限りの引き継ぎや挨拶を済ませて退職してください。
円満退社をすることによって後腐れなくやりたいことに打ち込むことが出来ます。
退職しない方がいい人
1.なんとなく今の仕事が合っていないと思う人
なんとなく今の仕事は違うな、会社の人とも上手くいかない。そう考える気持ちはすごく分かります。
私もよくそう思ってます。笑。
でもそれ、本当にあなたは今の仕事で全力を尽くしましたか?
全力で尽くしたのに結果が返ってこなかった、努力をしたのに同僚に無視をされる、ということなら話は別ですが大抵の場合自身の見解の狭さが原因だったりします。
どんな仕事も全力で取り組めば愛着が湧きますし、3年続ければ責任感も生まれます。
仕事に情熱を注いでいれば周りもあなたを認めてくれるし人間関係も良好になります。
これは結構本当です。
もう一度自分の仕事に対してちゃんと向き合ってみてください。
会社は学校のように与えてくれる場所ではありません。
与えるから報酬を貰える場所なのです。そのところをよく理解して仕事に臨んでください。
→私の見解を変えてくれたオススメの本!
七つの習慣
マンガでも問題ありません!むしろ時間がないときはパッとイメージがつかめるのでオススメ!
2.ストレス性の病気になった人
退職した方がいい人と相反するようですが、ストレス性の病気になった人も退職の前に一度考えて欲しいのです。
というのも、現代の会社では多く休職制度を取り入れています。
これは労働者の病気や介護を理由に長期の休暇を許可するものになります。
法的に義務を負っているわけではないのですが今は多くの会社で取り入れられているかと思います。
この休職制度を使って長期の休みをとってゆっくり休養、落ち着いたら復帰というのも選択肢としてアリではないでしょうか。
ブランクがあっての就職活動は、20代前半や特別な専門知識を持っていない限り辛いものになることが多いです。
尚、休職期間中は各健康保険組合で傷病手当金が申請できるはずなので、それらを受給して生活費を賄いましょう。
3.親の介護を理由に退職を考えている人
これもかなり危険な理由です。
親の介護ももちろん大切ですが、介護にはお金もかかりますし時間もかかります。
介護をするのに貯金を使ってしまい、時間が流れ、いざ復職しようとしたら40.50代。
就職に有利な資格や技術を持っているならともかく中堅社員を優遇してくれる会社は残念ながら今の日本ではとても少ないです。
そのため安易に介護のための退職をせず、介護休暇制度を利用してください。
これは法律で義務づけられた制度なので全ての会社にあります。
条件は多少ありますが、一定期間介護のための休暇を取ることが出来、申請をすれば雇用保険から介護休暇給付金を受けることが出来ます。
まとめ
退職をした方がいい人
1.ブラック企業で働いている人
2.うつ病になった人、なりそうな人(限界の人)
3.明確にやりたいことがある人
退職をしない方がいい人
1.なんとなく辞めたい人
2.うつ病になった人、なりそうな人(休暇制度を使える人)
3.介護を理由に退職を考えている人
いかがでしたか?
長期休暇の場合も、収入は減りますが給付金を受け取る方法などがあり会社に在籍することも意外と出来ます。
また、やりたいことが見つからない人はこちらの診断で自分にあった仕事を見つけるのも有効です。
→転職診断
転職市場で自分の価値が見いだせます!MIIDAS
転職を考えたらこちらのサイトもオススメ!
・MS-Japan 経理などの管理部に特化した転職エージェント
・BRAND MATCH ファッションアパレル専門の転職サイト
一度しかない人生、しっかり考えて毎日を過ごしましょう♪