2020年6月、ある日突然「雇用保険の追加給付に関するお知らせとお願い」という封書が届きました。
詐欺かと思って調べてみましたが、どうやら一定の期間に雇用保険の受給があった方を対象に調査を行っている正式なものらしく、ひとまず返信をすることにしました。
たしかに以前雇用保険を受給していたことがあるので内容は間違いなさそうです。
内容や経過などをレポートしていきます。
雇用保険の追加給付に関するお知らせとお願いとは?
厚生労働省のHPによると
とのことです。
本来おこなわれるべき調査方法とは異なる形で雇用保険受給決定の計算が行われたため、修正と追加給付がある場合はそれを支払うための調査を行っているとのことです。
対象者は1,800万人にも上るそうで、順次案内を発送しているとはいえ通知時期にはかなりの差があるようです。
人によっては今年の2月に届いている人もいれば、筆者のように6月に届く人もいます。今後も通知される人はまだまだいるのかもしれません。
詳細は厚生労働省のHPでも確認できます→https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03463.html
詐欺の可能性もあります
前項にて厚生労働省のものと案内しましたが、封書が届いたからと言って安易に信じてはいけません。
詐欺グループはこういった状況をチャンスととらえ巧妙に仕掛けてきます。
封書が本当に厚生労働省から届いたものか充分に見極めましょう。
詐欺かどうかの判断するポイントは
- 送り主や回答票の送付先が厚生労働省と判断できるか
- 雇用保険の受給期間は該当期間(平成16年8月以降)であったか
- 書類に記載されている自身の個人情報に誤りはないか
などです。
一概に「こうであれば詐欺!」「こうでなければ詐欺じゃない!」と言えませんが(それほどまでに詐欺は巧妙化しています)、最低限の確認は行うようにしてください。
書類の内容は?
書類の内容は2種類に分けられるそうです。
本人を特定できている場合
<黄色い封筒が届きます>
- お知らせとお願い(口座確認)
- 口座確認の送付用・返信用封筒
- 払渡金融機関変更届
- 払渡金融機関届記入例
- リーフレット「これまで、雇用保険の各種給付を受給した皆さまへ」
本人を特定できていない場合
<青い封筒が届きます>
- お知らせとお願い(ご本人確認)
- 本人確認の送付用・返信用封筒
- 回答票及び払渡金融機関届(表裏)
- 回答票記入例及び払渡金融機関届記入例(表裏)
- リーフレット「これまで、雇用保険の各種給付を受給した皆さまへ」
筆者は青い封筒だったので以下の通りでした。
・お知らせとお願い(ご本人確認)
・本人確認の送付用・返信用封筒
・回答票及び払渡金融機関届(表裏)
・回答票記入例及び払渡金融機関届記入例(表裏)
・リーフレット「これまで、雇用保険の各種給付を受給した皆さまへ」
記入例があるので、回答票に必要事項を記入例に沿って記入して、返信用封筒で送ればいいだけです。
記入内容は多くないので5分もあれば完了します。
いくら追加給付されるの?
追加給付の金額は確認でき次第、通知が別途届くらしいです。
現時点では追加給付の金額はわかりませんでした。
(詳しい方なら計算で割り出せるのかもしれませんが…すみません、筆者はそこまでわからず・・・)
調査の結果追加給付がない場合もあるようですね。その場合は今回提出した書類が返送されるとのこと。
追加給付結果
追加給付の結果が出たらまた更新します。
2020年7月2日に回答票を発送しました。
まとめ
雇用保険の追加給付に関するお知らせとお願いが届いた場合、基本的には詐欺ではないですが、詐欺の可能性もゼロではないため記載されている内容は充分注意してください。
筆者自身も7年前のことですし、人によってはもっと前ということもあるのでしょう。すっかり忘れ去ったことを今更と少し警戒してしまいますが、きちんとした調査に基づくものですので回答を忘れずに行ってくださいね。
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