こんにちは、フランス語の勉強ははかどってますか?
フランス語ってほんと難しいですよね。
書くのと口語とじゃまた全然覚え方も違うしバランスよく勉強しなきゃいけないですからね。。。
さて、フランス語映画紹介の第2回目です。
第1回目はコチラ↓↓↓
今回は「カミーユ、恋はふたたび」です。
2012年公開のフランス映画ですね。
「フランス映画といえばアメリ!」と豪語してる筆者にとっては比較的新しい映画ですがさてどんな感じでしょうか。
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あらすじ
パリ在住の40代女性カミーユは突然長年連れ添った夫エリックから離婚を切り出される。
動揺の中、友人から誘われた大晦日のパーティへ行くも酔っ払ってしまいそのまま気を失ってしまう。
気がついた時には病気のベッドの上。しかしそこで繰り広げる看護婦との会話に違和感を覚えるカミーユ。
そして彼女の前には既に亡くなったはずの母とすっかり若くなった父と出会い、再び混乱する。
徐々に状況を整理し、彼女が40代の姿のまま16歳をやり直しているのだと気付き、両親に言われるがままに学校へと行く。
2度目の青春を過ごしながら自分を見つめ直すファンタジードラマ。
です。
タイムスリップという点でちょっとSFチックなのですが、多くの女性がキュン、としてしまうラブコメ要素もあってとても見やすい映画だと思います。
主人公が40代女性でドランカー&スモーカーというところで最初は嫌悪感があったのですが(笑)だんだん応援したくなる感じとか最後には可愛く感じれてしまうので監督の腕を感じます。
キャスト
主人公のカミーユ役はノエミ・ルヴォウスキー。
なんと彼女は今作で主役、監督、脚本を手掛けるという大仕事を成し遂げています。
しかしこの映画では彼女の思想に偏ることなく、多くの人の共感を呼ぶような作品になったことはまさに賞賛に値するでしょう。
また、主人公の夫役エリックはサミール・ゲスミ。
目立った活躍はないものの(わたしが知らないだけかもしれません。。。ファンの方すみません。)今作ではどこまでも主人公への一途な恋を貫く男性像として素晴らしい演技をしています。
浮気をするシーンもありますが、見ている立場からすれば悪意を感じられず、とにかく優しい人のイメージでした。
その他にも
カミーユの同級生役として
ジュディット・シュムラ、インディア・エール、ジュリア・フォール、
カミーユの両親役に
ヨランド・モロー、ミシェル・ヴュイエルモーズ、
教師役に
ドゥニ・ポダリデス、マチュー・アマルリック
など
フランスを代表する名優たちに囲まれた映画となっています。
映画レビュー
とても良い映画だったと思います。
個人的には5点満点中4点ですかね。
あらすじのほうでも少し触れましたが、初めは主人公のカミーユがかなりのドランカーで被害妄想激しくてヒステリックに怒り狂ってて、夫エリックに別れを告げられたときも「自業自得じゃん!」と思って嫌悪感すら感じていたし、40代の姿で高校生の役をしていること自体結構見苦しかった(失礼w)です。
が。
徐々にカミーユが未来での亡き両親の声を録音する姿や母親に存分に甘える姿、エリックへの消せない思いなどを見ているうちに可愛く感じてきて、最後は40歳のカミーユの内側に16歳の少女を見たようでした。
高校生の青春もとっても甘酸っぱく描いていて素晴らしい映画だなーと思いました。
(イメージ)
フランス語の勉強に向いているか
向いているかどうかでいうとまぁまぁ向いていると言えます。
若者の言葉が多いので、綺麗なフランス語を目指している方にはオススメできませんが、実際にフランスに留学したい学生には若者言葉に触れるいい機会だと思います。
物理学の教授との会話も聴きやすくて仏語が好きな人にはワクワクする内容でした。
あとママのセリフがとっても優しくて愛に溢れていてステキなフランス語が多いです。
個人的にはこの映画で使われていたフランス語はとっても好きでした。
まとめ
SFチックなラブコメですがフランスらしい心が動かされる映画でした。
是非みなさん見てみてくださいね。
それでは。
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