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【フランスワーホリ】第64回:恐怖のパリ空港泊からのポーランドクラクフ滞在。見慣れぬ言葉と通貨に大苦戦【南仏留学】月曜更新

更新日:

ポーランド クラクフ 聖マリア教会

フランスでワーホリをしていた筆者は10ヶ月間住んだ南フランスのニースをあとにして、パリへ引っ越すことにしました。

とはいえパリの家賃は驚くほど高いので(ニースの家より狭くて2倍の値段・・・)3週間ほどヨーロッパ各地に点在してからパリに向かうことに。

まずは小学生の頃からずっと行きたいと思っていたポーランドのクラクフへ。

・・・とその前に、地獄のようなクラクフまでの行程もお楽しみください。

※この記事は2013年4月〜2014年4月までの1年間、南仏ニースと首都パリで過ごした頃の思い出し日記です。情報が少し古いのでご注意ください。

前回はイタリア・ヴァンチミリアのパスタとニース最後の夜をレポートしました↓↓

【フランスワーホリ】第63回:イタリアヴァンチミリアの絶品パスタ店とニース最後の日【南仏留学】月曜更新

パリは深夜着。そのまま空港泊。

目的のポーランド・クラクフへはニースからの直行便はなく、パリ・シャルルドゴールを経由します。

ニースを20時頃出発し、パリのシャルルド・ゴール空港に到着したのは22時前。

ここから市内のホテルへ・・・は行かず空港一泊です。

というのも

  • パリ市内へ出るバスは片道10ユーロ(約1,300円)
  • 市内まではバスで1時間ほど
  • パリのホテルは高い
  • クラクフ行きの飛行機は朝6時発
  • 先日のロンドンガトウィッグ空港一泊で意外と行けると確信してしまった

というさまざまな理由で真冬(2月)のシャルルドゴール空港泊を決めました。

シャルルドゴール空港は昼間こそ多くの人で賑わってますが、夜間はお店などが開いておらず空港内はかなり薄暗い感じ。

椅子を使って寝ている人はチラホラいるものの、荷物をガッチリとホールドしていてヨーロッパの治安を改めて認識しました。

また、空港内で大きな銃を持って警備に回る軍の方(ガッツリ迷彩柄で完全防護)も複数うろついててちょっと怖かったです。

日本でも銃を持った警官とかいるけど、基本的にハンドタイプだし怖そうに見えないですもんね。

怖い兵隊さんでした。治安を守ってくれているんだろうけど、あの大きい銃は怖いですよ〜。

スリや強姦に怯え、寒さに震えながら(空港内はあんまり暖かくなかった)搭乗便を待ちました。

辛かったー。

始発便でクラクフへ

朝6時のパリ→クラクフの便に乗って一路ポーランドへ!

空港で仮眠すら出来なかった筆者は、LCCの狭い座席の中3列シートのど真ん中にも関わらず爆睡しました。

パリからクラクフまでの約3時間はさすがにあっという間でしたね。

 

余談ですがLCCは荷物の預かりは有料になります。しかも事前予約が必要。

引越しの荷物も全て持ち歩いていたため、気合で20kg以内に納め一つのスーツケースにまとめ、事前予約でいつものLCC会社、easyjetに申し込みをしておきました。+20€くらいだったかな。

手痛い出費ではありますがフランスの宅配ほど信じられないものはないので保険料のようなものだと思います。

ポーランドの小銭がない!

ポーランド クラクフ 空港

午前9時にはポーランド到着。

空港でさっそくオブバジャンキ(ベーグルの原型とも言われる硬いパン。ポーランドの伝統料理。オブバジャネクともいう)が売ってる!

ポーランド クラクフ

でもこの時点ではまだ小銭を持っておらず、小銭がないと安いものを買ってはいけないヨーロッパ文化が身についていた筆者は一旦諦め。

オブバジャネク気になるのになぁ。。。

その後ユーロからの両替を済ませ、市内へ出るバスへ乗るための切符を・・・おおおこちらも釣り銭切れで動いてない・・・。

大きい紙幣しか持っていない観光客ばかりなので券売機の前が軽くパニックになっていました。

無人機なので誰も対応してくれないし・・・。

運良く自分は両替の際に小銭を混ぜてもらっていたので「ちょいとごめんよ、」とばかりに切符を買いました。

それでも小銭がまだあったので近くのマダム(フランス人だったのでなんとか会話できた)に少し両替をしてあげてそこだけ平和解決。

他の皆さんはごめんなさい。

海外旅行は小銭で泣くんですよね。本当に。皆様もお気をつけて。

 

そんな大混乱を抜けてなんとかクラクフの市内へ向かいます。

バスの車窓は北海道とかそういう感じに似てます。

ちょっと道路がガタガタしてるあたりはまだまだ整備が行き届いていない感じは見受けられますが、自然が多くて綺麗な街でした。

ポーランド クラクフ

クラクフの街並み

ポーランド クラクフ

バス停留所についてさっそく近くのスーパーでパンとお水を購入。

味付きの水ってヨーロッパだと普通なんですよねー。日本だとこのあと2014年くらいから一気に流行りましたが。

レモンウォーターとパイのようなパン。中の具材は春巻きのような味。

とにかく冷たくて寒い日には辛かったです。

というかクラクフめちゃくちゃ寒い。

凍えます。

でも街並みはめちゃくちゃ綺麗!

路面電車は走ってるし可愛いし、

ポーランド クラクフ

建物もかっこいい!

ポーランド クラクフ

ポーランド クラクフ

街で売ってたのでこちらも購入しました。オババジャンキ。1.5ズウォティです。約48円。安い!!

ポーランド クラクフ オブバジャネク

ポーランド クラクフ オブバジャネク

このズウォティという通貨も慣れなくて苦労しました笑。

1ズウォティ約32円なので、後々考えるとなんでもすごく安かったです。

 

パン屋さんを発見!あとで覗きに行きます。

ポーランド クラクフ パン屋

ポーランドの国旗!ニースにほど近いモナコに似ている国旗なので親近感が湧きます。

ポーランド クラクフ 国旗

いよいよ大広場!広い!本当に広い!そして美しい!

ポーランド クラクフ 広場

大きくて情緒ある建物に囲まれて賑やかな雰囲気の大広場。本当に素晴らしかったです。

ポーランド クラクフ 聖マリア教会

観光用とはいえ馬車もカッコ良すぎる・・・

ポーランド クラクフ 広場

街の中心部にあり最大の教会、聖マリア教会も荘厳です。美しすぎて滞在中に何十枚も写真を撮ってしまいました。

ポーランド クラクフ 聖マリア教会

残念ながらタイミングが合わず滞在期間に内部を見ることは叶いませんでしたがとても美しいらしいですよ。

 

こちらの建物の1階部分は通路になっていて、常設の市場が展開されています。ここもまた後ほど。

ポーランド クラクフ 広場

小さな教会に入ってみました。教会の名前などは基本的にポーランド語なので一切読めません。笑

ポーランド クラクフ 教会

天井画までびっしり!すごい!侮ってました。

ポーランド クラクフ 教会

こちらの教会も・・・

ポーランド クラクフ 教会

天井が青くて綺麗!壁の飾り方なども細部までこだわっていて本当に美しい。

ポーランド クラクフ 教会

ポーランド クラクフ 教会

ミニチュア加工するとこんなです。ちょっと神すぎませんかポーランド。

ポーランド クラクフ 教会

郵便局も発見しました!

ポーランド クラクフ 郵便局

ポーランド クラクフ 郵便局

イギリスあたりだったか、訪れた国からポストカードを日本の実家に送ることにハマってしまい、郵便局を見つけるたびに送っていたんですよね。

クラクフからも手紙を送ってみました。

世界各国の切手ってデザインが可愛いのでオススメです。

 

こちらの教会も拝見させてもらいました。

ポーランド クラクフ 教会

光が少なくてまた重々しさがあってかっこよかったです。

ポーランド クラクフ 教会

ポーランド クラクフ 教会

この道をまっすぐ進むと見えてくるのが・・・

ポーランド クラクフ

ヴァヴェル城!

ポーランド クラクフ ヴァヴェル城

ドラゴン退治の伝説も残るヴァヴェル城はまるでファンタジーの世界に迷い込んだかのような幻想的な雰囲気です。

ポーランド クラクフ ヴァヴェル城

とても広い敷地内にも関わらず、細部にまでしっかりと装飾が施されていてまさに王城たる威厳を放っていました。

ポーランド クラクフ ヴァヴェル城

ポーランド クラクフ ヴァヴェル城

ポーランド クラクフ ヴァヴェル城

ポーランド クラクフ ヴァヴェル城

ポーランド クラクフ ヴァヴェル城

ヴァヴェル城から見るヴィスワ川はキラキラと輝いて美しかったです。

ポーランド クラクフ ヴァヴェル城

宿泊のホテル

観光を一通り終えた筆者はクラクフでの宿泊先へ向かいました。

中心地から徒歩10分のキッチン付きホテル。

ツインルームが2部屋で1セットになっており、そのセットでキッチンとバスルームが共同使用となります。

滞在期間は4日間でしたが、結局1日だけお隣さんがいたくらいだったので快適に過ごせました。

部屋はこんな感じ。

ポーランド クラクフ ホテル

ツインを1人で利用するので広々と使えます。

テレビも付いているのでのんびり・・・。

と、このテレビが衝撃でした。

一応アメリカの映画とかも放送しているのですが、セリフもナレーションも全部同じ人の声で全て棒読み!!!

びっくりしました。笑。下手とかいうレベルではなくてそもそもそういう努力をしていない!

フランスはかなり吹き替えの技術・能力が高くて違和感なく日本のアニメなんかも見れてましたが、国によってこんなに違うものなんですね。

そういえばスペインのドラえもんアニメも、ドラえもんが野太い声してたな・・・。

 

キッチンはこんな感じ。

ポーランド クラクフ ホテル

バスルームはこんな感じ。アメニティなどはありませんがトイレットペーパーは置いておいてくれます。

ポーランド クラクフ ホテル

1泊75ズウォティ。約2,400円。

安くて良い宿でした。

ヨーロッパの旅ではいつもエクスペディアを利用していました。

エクスペディア公式

クラクフの夕飯

せっかくなので夕飯は街に出てみます。

夜の広場の幻想的〜。とはいえまだ夕方6時頃です。

ポーランド クラクフ 広場

広場近くの酒場にふらっと入ってみました。

ポーランド クラクフ

ビールとズッパ(???)を注文。

前菜でパンが出てきました。それからソース。何に使うやつ???

ポーランド クラクフ 夕飯

ポーランド クラクフ 夕飯

分からないけどパンにつけてみました。

ケチャップと、マヨネーズと、バジルマヨネーズみたいなもの。特別パンと合うわけでもなく謎のまま・・・。

ビールはさすが美味しいですね!

ポーランド クラクフ 夕飯

特別ビールが好きなわけではないのですが、ヨーロッパのビールは格別です。

ズッパも登場。よく分からないまま好奇心だけで注文したのですが、こんな感じでした。

ポーランド クラクフ 夕飯

???

 

蓋を開けてみると。

ポーランド クラクフ 夕飯

おお、スープだ。

バジルのスープ?

 

スプーンですくって一口。

なんだか酸っぱいスープです。酸味があって、でもまろやかクリーミー。

とってもおいしいです。

器になっている田舎パンをちぎって浸して食べるのも最高。

麦の香りとズッパの酸味が程よく合います。

おいしい〜。

あとで調べたらズッパとはポーランド語でスープという意味でした。

 

ズッパの器になっていたパンはずっしりと重たいハード系だったので全部食べたらお腹いっぱいになりました。

お会計はビールも入れて25ズウォティ。約800円です。

美味しかった〜。ごちそうさまでした。

まとめ

道のりは大変だったけど、初のポーランドめちゃくちゃ楽しいです!

街並み綺麗だし物価安いしすっごい楽しい。

治安もいいしポーランドは住めそうな気がします。

宿泊費が安いのでまだまだのんびりしていきますね。

 

次回はこの度の目的であるアウシュヴィッツへ向かいます。

ユダヤ人迫害の代表施設ですね。

衝撃の写真が並びますので閲覧注意、ですが是非一度真実としてみて欲しい気持ちもあります。

少し重い内容となりますがぜひご覧くださいませ。

↓↓続きはコチラ↓↓

【フランスワーホリ】第65回:惨劇の地アウシュヴィッツとビルケナウへ。止まらぬ震えと平和への願い※閲覧注意※アクセスなど【南仏留学】月曜更新

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