フランスワーホリ中の筆者です。
今回はイタリアはヴァンチミリアを訪れました。
イタリアのヴァンチミリアはニースから電車で40分。横浜から東京に出るような感覚で国境越えが出来てしまいます。
地元民のリゾート地として有名なヴァンチミリアはイタリアらしい陽気な気候と美味しい食事、市場、綺麗な海が楽しめる素敵な街です。
ニースからパリへ引っ越しを決めた筆者にとってはおそらくこの旅最後の往訪。
ニースの有名レストランで働くシェフから美味しいパスタ店の情報をもらったので最後に訪れることに決めました。
※この記事は2013年4月〜2014年4月に南仏ニースに1年間ワーキングホリデーで滞在していた頃の思い出し日記です。情報が少し古いのでご注意ください。
前回はマントンのレモン祭りをレポートしました↓↓
ヴァンチミリアの市場
ヴァンチミリアまではニースからSNCFの電車で40分。約8€(約1,040円)です。
こんなに気軽な国境越え、日本じゃ体験できないので何度やっても新鮮です。
ヴァンチミリアは駅を出て少し歩いたところに常設の市場があります。
テントタイプなので雨の日も安心。
この日はかわいい大型のワンちゃんも遊びに来てました。
食品を扱うところに大型犬を連れてくるなんて日本じゃ考えられないですよね。
おおらかな性格で人も動物も境がないヨーロッパは本当に素敵なところだと思います。
こんなかわいいクッキーも。
フルーツもとっても色鮮やかで美味しそう♪
カップで3€(約390円)ですかね?
イタリア語なので読めませんがそんな雰囲気。
フランスであるニースから電車で40分という近さでも、言葉はしっかりイタリア語。
フランス語も多少通じるみたいですがせっかくなので覚えてきたイタリア語の単語や挨拶でお買い物を楽しみました。
何かを買いました。なんだか忘れたし見てもよく分からない。笑。
おそらく1€くらいのタルト的なやつです。シンプルスイーツ。
ヴァンチミリアの海
お目当のお店は海沿いなので、川を渡り海に出ます。
ここまでの道のりも全部徒歩!
駅から十分に歩いて来れる距離です。徒歩10分くらいかな?
天気の良い日だったのでフラフラ歩くのも心地いい。
毎度言ってますが2月の下旬とは思えない陽気です。
川は前回来た時よりも綺麗な気がします。
雪解け水が流れてきたのかな。
海はこんな感じです!
ニースはほとんど港かビーチだけどこちらはまた雰囲気が違いますね。
すぐ後ろには山もあり自然が本当に気持ち良いです。
ヴァンチミリアの絶品パスタ店PastaBasta
お目当のお店はこちら。
PASTA BASTA。読み方はそのままパスタバスタだそうです。
知り合いのシェフが「ヴァンチミリアで一番美味しいパスタ」と豪語したお店です。期待が高まります。
写真がないのですが店内に入るとすぐパスタの見本が置かれていました。
イタリアのレストランだと多いのですが、ボロネーゼなどのメニュー名ではなくソースとパスタ(ペンネやカッペリーニなど)を自分でチョイスして注文するスタイルのようです。
難しいことはなく、食べたいソースを選んで「これに合うパスタはどれ?」と聞くとみんな嬉々として答えてくれます。
さすがパスタの国イタリア。
ちなみにパスタの種類は
- 太かったり(リングイネなど)
- 細かったり(カッペリーニなど)
- 薄かったり(フェットチーネなど)
- 短かったり(フリッジなど)
- 丸かったり(ニョッキなど)
- 貝状だったり(コンキリエなど)
と本当に他種多彩。ソースとの組み合わせを考えると無限のメニュー数になりそうです。
ランチ時前(といってもヨーロッパはランチがおそいので12:30頃です。みんな13時や14時にランチを取ることが多いそうです。)にも関わらず3組くらい前に待っている方々がいました。
20分ほど待って座席に案内。
明るくて綺麗な店内です。
注文を済ませ、イタリアのレストランでは絶対に出てくるグリッシーニをかじりながらパスタが出てくるのを待ちます。
そしてこちら!
私が選んだのはトマトバジルのソースとニョッキの組み合わせ。ニョッキはジャガイモと小麦粉を合わせて丸めたパスタです。
大きな器にたっぷりたっぷりと入ってサーブ。
お皿に取り分けていただきます。
これがまためちゃくちゃ美味しい!
ニョッキのもちもちフワフワの食感とジャガイモと小麦粉の甘みと香り、
トマトソースも味が濃いのに酸っぱくない!バジルの香りがトマトの味を引き立てます。
ニョッキとのバランスも最高です。本当に本当に美味しい!
友人のミートソースのパスタもいただきました。
友人はミートソースと平たいパスタ(フェットチーネかな?オススメしてもらったもの)です。
こちらももちろん絶品!
ミートソースにはお肉と野菜の旨味がたっぷり溶け出していてパスタによく絡んでいます。
平たいパスタの歯触りも最高。
美味しい料理で気をよくした私たちは最後にイタリアならこれでしょ!ということでティラミスを注文。
まさかのビッグサイズで大味かな?と心配でしたが、味もすごく美味しかったです。目一杯美味しいティラミスが食べれて大満足。
教えてもらった通りのすごくいいお店でした。
ニース最後の夜
2014年2月下旬。ニースからパリへ引っ越す決意をした筆者は出発の日まであと数日を迎えていました。
数日前からニースでお世話になった友人たちがお別れのパーティーを開いてくれたり一緒に飲みに行ったりして充実した日々を過ごしました。
家具はもともと借りているアパルトマンに置いてあったものなのであまり片付けるものがなかったのですが、音楽活動をしていたので楽器だけはバンドメンバーに譲りました。
特殊なベースだったけど喜んでくれてよかったです。
荷物はスーツケースに入るだけにして、日本へ持ち帰るものは全てコリッシモ(フランス版ゆうパックのようなもの。郵便局で手続きできます。)で送りました。
そしていよいよ出発前日。
アパルトマンのオーナーであり、フランスに来た日から面倒を見てくれたホストマザーのマダムのおうちを訪ねました。
事前に連絡をしていたので夕飯をご馳走してくれました。
今までのお礼にとプレゼントしたカーネーションも喜んでくれて、机に飾ってくれました。
夕食はサワークリームを添えたビーフのスープとパン、その他諸々。
拙いながらもたくさんの感謝を告げて、マダムにもフランス語が上手くなったと褒めてもらって(渡仏した頃はそもそも聞き取ることも出来なかったので・・・)
とても楽しい時間を過ごしました。
本当にこのマダムと出会えて良かったです。
いつまでもお元気で。
翌朝スーツケース1つ持って、ニースを旅立ちました。
本当に素晴らしい街でした。
いつか絶対また来ます。
ありがとうニース!!!
まとめ
ついにワーホリもラストスパート。
2013年4月に始まったワーキンホリデーも残すところ2ヶ月となり、渡仏からお世話になったニースの街も離れました。
この記事を書いていても感慨深く、寂しさを感じます。笑。
ニースを飛び出た筆者はこのあと
クラクフ(ポーランド)
↓
チューリヒ(スイス)
↓
ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)
↓
ブリュッセル(ベルギー)
を経由してパリへ渡ります。
期間は短いですが内容豊富なためまだまだレポートは続きますよ!
ひとまず次回はポーランドまでの地獄の道のり(!)とクラクフの街歩きをお届けします。
お楽しみに!
↓↓続きはコチラ↓↓
【フランスワーホリ】第64回:恐怖のパリ空港泊からのポーランドクラクフ滞在。見慣れぬ言葉と通貨に大苦戦【南仏留学】月曜更新
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