こんにちは。
ワーキングホリデーってどのくらいの語学力があればいいのかわかりませんよね。
自信がなくて留学に踏み切れない方もたくさんいると思います。
そこで、実際にワーキングホリデーinフランスを行なってきた自分の、出発前の語学力について書いておきます。
コチラ↓↓もよろしくお願いします。
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フランス語は大の苦手だった
私がフランス語を始めたのは高校2年生の頃。
英語から逃げたい一心でフランス語の授業を選択したものの、やっぱり外国語について理解が出来ず苦戦した日々でした。
授業はサボりまくり。。。笑
テストは常に赤点でした。
ただ、その時の先生(日本人、大学で仏語習得)が粘り強く教えてくれたおかげで、一度コツを掴むと不思議と楽しくなり、フランス語以外の授業でもこっそりとフランス語の勉強をしていました。
特に集中したのは単語と動詞の活用です。
フランス語でみんながつまづく動詞の活用をここでみっちりやり込んだのが後々楽できた理由だなと思います。
週に1回の授業で教科書をほぼ一冊終わらせて、基礎だけ完了しました。
そのときの教科書は「Le ballon bleu -le francais pas a pas-」というものでした。
フランス語で直訳すると「青い風船 ~フランス語は少しずつ~」という意味ですね。
薄い教科書ですがしっかりと基礎が身につくのでフランス語初心者にはめちゃくちゃオススメしたい教科書です!
高校卒業後は独学で
高校卒業後も独学で勉強を続けてました。
フランス語とは全く関係のない専門学校に進んでいたため、そちらの勉強と並行してフランス語。
この頃にはもうフランスに行ってみたいという気持ちがあったので、まずは初級のフランス語検定4級の合格を目指して、参考書片手に毎日勉強。
フランス語検定は春と秋に開催しているのですが、卒業後の秋にフランス語検定4級を受験し、ギリギリながらも見事合格しました。
独学ではこちら↓↓の本にお世話になりました。3級の時も他の参考書からこちらに変えたら受かりましたよ。
楽勝!仏検4級合格講座<CD付>
フランス語検定3級の壁は高かった・・・
その後調子に乗って翌年の秋にフランス語検定3級を受験しましたが、対策していたにも関わらず不合格・・・。
更に翌年の春にも受験しましたがまた不合格。。。
ちょうど専門学校を卒業して社会人にもなって少し懐に余裕があったので、意を決してフランス語教室の門戸を叩いたのでした。
フランス語教室では日本語が飛び交う・・・
片瀬江ノ島にあるフランス語教室「Soleil Provence」。
とても良い学校だったので、機を見てまた通いたいなぁと思う今日この頃ですが、お値段がちょっと張るんです。
なのでケチな私は、初めはグループレッスン(4人くらいの生徒と先生1人)の講座に申し込みました。
時間とタイミング的に(私が通えるのが水曜の午後だけだったので・・・)初級クラスしか入れず、授業中は日本語で会話が飛び交う始末。
もちろん先生はたしなめてくれるのですが、先生も日本語が喋れるフランス人なので、どうしても通じないところがあると日本語で質問しないと進まない状態でした。
生のフランス語が聞けることと、グループのみんなとおしゃべりするのはとても楽しかったのですが、半年ほど経ってやっぱり自分の上達には合わないと思いプライベートレッスンをお願いするようになりました。(お値段は高かったけど。。。)
そこでみっちりフランス語検定3級の対策を受け、次の試験ではギリギリながらも見事合格!
いよいよフランス留学を決心したのでした。
フランス留学前にDELF A1も取得
フランス留学の少し前にDELFというフランス語の試験も受けました。
これは問題も全てフランス語のため、1番下の級であるA1でも難しかったです・・・!
無事1回の受験で合格したものの、フランス語検定3級よりも難しく感じました。
フランス語の勉強は留学に役に立ったか
結論から言うとあんまり役に立ちませんでした。笑。
ここまでつらつらと私の仏語遍歴を記載してきましたが、この間約7年!
で、フランス語検定3級、DELF A1の実力がついたわけですが
フランスへ留学(語学学校は1年間のうちわずか3週間だけ)して帰ってきたらあっさりフランス語検定準2級に受かりました。
なんの対策もせずにです。
(もちろんフランスでも独学で勉強は続けていましたが。)
単語や動詞の活用に関しては自然と口に出るくらい勉強を重ねていたので本当に役に立ちました。
これだけは絶対に必要だと思います。
ただ、文法とかはそれほど拘らなくてもいいんじゃないかなー。と思います。
実際会話になったら文法気にしてる間なんてないし、現地の人は割とみんなスラングで会話するので全く教科書通りの文法に沿ってないしw
必要なスキル・不要なスキル
必要なもの
・単語
・動詞の活用(直接法現在だけでも・・・!)
・ヒアリング
不要なもの
・文法
・フランス語検定
必要なものについて
単語は普段生活で使っているものの名前、街で見かける案内板、食材の名前くらいが分かっていれば問題ないです。
病気の種類とかよく単語帳にありますけど、現地に長年住むならともかく、保険に入っていれば何かあっても日本語で対応してもらえることがほとんどなので全く必要ないです!まじで!
あと男性名詞か女性名詞かとかもそんなに気にしなくて大丈夫です。
留学したらどんどん直してくれますし、日常生活でもフランス人から見た外国人(特にアジア人)が男性名詞、女性名詞に不慣れなことを分かっているのでいちいち気に留めません。
ムッシュー、マダム、マドモワゼルの違いくらいを覚えていけばオッケーです。
動詞の活用は直接法現在だけでも基本の活用は覚えていったほうがいいです。
フランス語の動詞の活用は直接法現在、過去分詞、現在分詞などなどたくさんの活用があり、誰もがつまづくところです。
ところが勉強し続けているといつしか規則があることに気付いたりコツが見えてきます。
それに口頭になるとさほど違いがなくなってきます。
未来形だとrの音を入れておけばいいやとか過去形だと末尾に子音が入らないよねとか(ざっくりすぎるので信用しちゃダメですが笑)。
だんだん癖付いてくるので、ここは根気よく勉強していってください。
ヒアリング(フランス語でデクテ)
日本人はとにかく耳が弱い。全く違う言語だからでしょうか。とにかく何を言っているのか聞き取れません。
フランス語検定の教科書についてくるフランス語(準2級までしか聞いたことありませんが)は、めーーーーちゃくちゃゆっくり喋ってます。
現地の人はあの4倍で喋ります。笑。
なのでフランス語の映画やドラマを見て耳を慣れさせておくことをオススメします。
ちなみに私は日本のアニメ(ワンピースやBLEACHなど)をフランス語で見てました。YouTubeで「ONEPIECE fr」とかで検索するとたくさん出てきますよ。
字幕はないけど大体内容は分かっているので「このセリフはこんな風に言うんだ」とか新しい発見があってかなり勉強になります♪
https://youtu.be/VLKo_I0PE3U
(↑一応ブリーチの1話目フランス語バージョンを貼っておきます。フランスの声優さんうまいですよ。)
逆に不要なものが文法とフランス語検定。
不要と言うと関係者の方に怒られそうですが笑。
翻訳や通訳をするなら確かに文法は必要だし就職にフランス語検定は有利になるでしょう。
でも留学するときに「まだ文法が理解できないから・・・」「まだフランス語検定受かってないから・・・」と言って尻込みしてる人がいたら大きい声で言いたいです。
現地に行ったらそんなの全然役に立たないから!!!!!
役に立たないと言うと語弊がありますが、もちろん勉強は大切ですが正直私はフランス語検定3級で得た知識はさして現地で役に立ちませんでした。
現地の語学学校でもクラス分けでは1番下のクラス。
なぜかって?
聞き取れないし喋れなかったからですよ。
(上に書いてるアニメ勉強法は現地で行なっていたものです)
現地の語学学校では紙の上での勉強よりも、聞く・話す・討論するという授業が割合多かったです。
なのでいくら紙のテストで良い点が取れていても現地では下位クラスになる可能性だって全然あります。
逆に紙のテストが全然できないフランス語初心者のかたが、実はその前にはアメリカに留学していてヒアリングもすんなり慣れて討論もすんなり慣れた人は私よりも先に上のクラスに上がって行きました。
まとめ
フランス語検定の試験も良いと思いますが、それを理由に足踏みしてる人がいたら、どうかそれに捉われずに一歩踏み出してみてください。
フランスでの生活が、あっという間にあなたを人生を変えてくれます。
みなさんにもステキなフランス旅行、留学の機会が訪れることを心から願っています!
それでは。
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