2024年2月〜3月にかけて販売されていたお得な切符「キュンパス」を使用して、東京から日帰りで新潟県の直江津と越後湯沢に行ってきました!
コースとしては東京→上越妙高→直江津→十日町→越後湯沢→東京というルートとなっています。
直江津では水族館を、十日町では火焔土器を、越後湯沢ではローカルスーパー&日本酒を堪能する旅です♪
今回利用した「キュンパス」ではJR東日本の指定エリア内の在来線・新幹線・第三セクターの利用が可能。
指定席も2回まで利用可能だったため東京→上越妙高/越後湯沢→東京間で事前に指定席を予約しておきました。
見るものも歴史もグルメも楽しい新潟旅!
これから新潟を旅される方の参考になれば幸いです。
※2024年のキュンパスの販売・利用は終了しています。今後の販売は未定です。
※時間・料金は旅行当時のものです。実際にご旅行の際は最新の情報をご確認ください。
↓↓前回もキュンパスを利用して寺泊と新潟市内を観光しています↓↓
6:28 東京発 はくたか551号
東京駅を6:28に出発するはくたか551号に乗り込みいざ出発!
途中の軽井沢に近づくと、車窓は雪景色に変わりとても美しかったです。
8:27 上越妙高着
上越妙高駅で下車し、えちごトキめき鉄道に乗り換えます。
電車を待つ間、ホームから雪山が見えたのも良かったですね。
寒いですが雪景色が好きならばぜひ押さえておきたい絶景です。
8:45 上越妙高発
8:45に上越妙高駅を出発する電車に乗り込み直江津駅へ。
直江津までは15分ほどで到着します。
今回は立ち寄りませんでしたが、途中の高田駅からは徳川家康の六男、松平忠輝公にゆかりのある高田城へのアクセスも可能です。
お時間のある方はこちらもぜひどうぞ!
9:01 直江津着
9時すぎに直江津駅に到着。目的の上越水族館うみがたりのオープンは10時のため、ここからは寄り道をしながら徒歩で水族館へ向かいます。
途中、事前にチェックをしていた直江津名物の継続だんごを三野屋菓子店で購入。
帰宅後に頂きましたが、団子の形をした白餡でした笑。なかなか珍しいですね。
せっかくなので日本海が見たい!!と思って船見公園という海の見える公園に出ましたが風が強過ぎてゆっくりすることはできず・・・笑
遠くに石川県の能登半島が見え、正月に起きた能登半島地震の被害からの復興を祈るばかりでした。
10:00 うみがたり
10時になったので目的の水族館「上越水族館うみがたり」へ入場。
入場料は1800円です。
うみがたりでは日本海の生き物を中心に、まるで海の中にいるかのような展示方法で様々な海の生き物を観察することができます。
特徴的なのはイルカのショー。
他の水族館ではイルカのショーといえばイルカのジャンプやボール運びなど、プールを上から見るスタイルがほとんどですが、こちらのうみがたりのショーは水槽の中で演技をします。
座席が室内にあり、大きな水槽でイルカとパフォーマーの息のあった演出が繰り広げられます。
水上のショーに比べると迫力という点では劣りますが
・近くでイルカの表情が見える
・ファンサが近い
・水中ショーが珍しい
・面白いだけでなくイルカの生態なども勉強できる
・イルカの全身をよく観察できる
という他のイルカショーでは感じることの出来ない感動を味わえますよ!
自身が水の中にいるような錯覚を覚える空間も幻想的です。
楽しみにしていた佐渡島の浮かぶ日本海を模した池は強風のため見学できず…!室内から遠めに撮影しました。
11:30 燕三条らーめん潤 上越店
うみがたりを離れ、少し早めのランチをいただきます。
「燕三条らーめん潤 上越店」
直江津駅から徒歩7分ほどの場所にあり、スーパーなども併設されている施設の中にあるので駐車場も広く、お客さんの層も広そうです。
店員さんも女性が多く、女性一人でも入りやすい雰囲気でした。
券売機でチケットを買い、案内されたカウンター席でラーメンを待ちます。
注文したラーメンはスタンダードな王道中華そば(900円)。
注文して5分ほどで提供されました。
新潟ラーメンの一つ、背脂ちゃっちゃ系で、こってりタイプが好きな人にはたまらない背脂の量です。
スープはしっかりこってり。麺との絡みも良くて次々と口に運んでしまいます。
面白いのはトッピングの岩のり。
香りのよい岩のりが口に含まれるととろとろと溶けていく食感も楽しいです。
こってりスープに負けないしっかりとした岩のりの味わいがとても合っていますね。
おいしかったです!ごちそうさまでした!
13:01 直江津発
13:01発の電車に乗ろうと、直江津駅に戻ったところで雨ではない何かが降ってきました!
雹!!痛い!!
寒さもありますが、上空が相当不安定なのでしょうか。暴風のあとは大量の雹…!
すぐに駅に入れたので良かったですが、長時間当たってたら傘が破けそうでした(笑)
電車は越後湯沢行きのJR信越本線。
雪山を車窓に見ながら内陸に向かっていき、徐々に雪が深くなっていく様子を眺めていました。
13:48 十日町着
途中駅の十日町駅に到着!
直江津とは比べ物にならないくらいの雪の量に思わず笑いがこみ上げました(笑)
除雪がほとんどされていない遊歩道をザクザク歩きお目当ての十日町博物館に向かいます。
もう3月も中旬だし、と思って油断して普通のロングブーツで来てしまいましたが、こんなに雪がすごいならスノーブーツを履いてきても良かったなと後悔しました。(笑)
14:10 十日町市博物館
15分ほど歩き、目的の十日町市博物館に到着!
外観が雪のようなデザインでかわいいですね。
ここにあるのは「国宝 火焔型土器」。これが見たくて十日町まで来ました。
入館料500円を払って中を見させてもらいます。
館内の常設展は
- 縄文時代と火炎型土器のクニ
- 織物の歴史
- 雪と信濃川
という3つのテーマに分かれて展開されています。
見る順番は決まっていませんが、まずがお目当ての火焔型土器に会いに「縄文時代と火焔型土器のクニ」に入場します。
・・・火焔型土器ってたくさんあるんですね・・・!
どれも国宝・重文クラスの火焔型土器がズラッと並んでいました。
なんでも十日町を中心とした新潟県内は縄文遺跡の宝庫で、多くの縄文土器が発掘されているそうです。
想像以上の展示量…!
そして「国宝 火焔型土器」として最も有名な土器は神々しい展示がなされていました…!かっこいい!!!
黒い壁に囲まれ、1点ライトアップされる姿は確かに国宝らしさを演出しています。
よく考えたら美術品としても美しいこの土器が2,000年以上前に造られているってすごいことですよね。
焼き物としても美術レベルは現代に引けを取らない美しさで、とても数千年前に制作されたものとは信じられません。
教科書で見たことのある火焔型土器をこの目で見られて大感動!そして保存状態の良さにさらに感動。
他の土器もどれも美しく、説明もわかりやすくてじっくり見てしまいました。
土器だけでなく、縄文時代の実際の生活についても詳しい説明があり、以外にもおしゃれだったとか、美味しそうなものを食べていたんだとかが分かってとても楽しかったです。
特に面白かったのが撮影した写真を使って縄文時代の中でアバターとして生活する映像展示。センスが好みすぎて動画まで撮ってしまいました(笑)
筆者のアバターはいきなりイノシシを仕留めていました(笑)
時期的なものなのか見に来ている方も数人しかおらずゆっくり見れたのも良かったです。
令和2年に移転されたばかりで綺麗な施設なので、ここは本当にオススメ!
残り2つの常設展示ものぞかせていただきましたが、十日町の織物の歴史と雪国の暮らしがリアルに感じられる展示でとても充実していました。
すっかり縄文土器の魅力にハマってしまい、帰る前に火焔型土器のキーホルダーと縄文土器サブレをお土産に購入してしまいました(笑)
15:10 十日町駅発
十日町駅に戻り、タイミングよく来た15:10発越後湯沢行きの電車に乗って、最終目的地の越後湯沢駅に向かいます。
十日町も雪がすごいと思ったけど、越後湯沢に向かってさらに雪が深くなり、さらに雪も降ってきてしまったので次の行程(ちょっと歩く)が心配になってきました…(笑)
15:43 越後湯沢駅着 のぐちショッピングセンター
越後湯沢駅到着!目指すは駅から徒歩15分ほどのところにあるご当地スーパー、のぐちショッピングセンター!
以前駅前の店舗に行った際、買ったお菓子のおいしさ(新潟のお菓子メーカーでした)やお惣菜のおいしさに大感動して、次は大きいほうの店舗に行ってみたい!と思っていたんですよね。
↓↓前回ののぐちショッピングセンターはこちらで訪れています。↓↓
ところが雪がどんどん強くなり、足元は溶けはじめた雪(融雪用の水?)でべしょべしょになっていて、わずか徒歩15分でも心が折れそうになりました(笑)
雪国怖い!!と改めて思い知らされました(笑)
やっとの思いで到着!徒歩で来ている人なんて筆者の他にはいませんでした!(笑)
店内は広く、地元の方のスーパーとして賑わっていました。
新潟土産も多く取り扱っているのでお土産の購入にもオススメ。
筆者は前回購入してすっかりドはまりした「かしわ堂」さんのお菓子シリーズを大量に購入(笑)
あとはへぎそばや日本酒も購入していきます。長寿豆もおいしいのでお勧めです。
帰りの新幹線で食べる用に海鮮太巻きを買ったんですが、最後におにぎりも見つけてしまい迷った挙句両方買いました…!おにぎりは明日の朝食べる…!
(後日談ですがもちろんおにぎり美味しかったです!まずご飯のレベルが違う…!)
大量のお土産と夕飯を購入して、大きな買い物袋を肩から下げて再び15分歩いて越後湯沢駅に戻ります…!
心なしか雪が強くなってる…!(泣)
越後湯沢駅に戻って一息ついた後、再びお土産探し再開!←
買いたいものがあるんですよ…。なのでいつもの「ぽんしゅ館」へ。
こちらで手に入れるのが、そう!「サーモン塩辛」!今回は甘えび塩辛もご一緒に。
このシリーズほんっとうにおいしいんですよ・・・。もう何度目になるかわからないほどリピートしてます。
それから今回は。
キュンパスの特典を利用して日本酒飲み比べにも参加します。
実は前回新潟駅を訪れた時にもチャンスがあったんですが酔ったまま電車に乗るのが怖くて諦めてたんですよね。
しかし今回は電車までまだ時間があるし!!距離も短いから多分大丈夫!という根拠のない自信でキュンパス特典引換券を貰い、飲み比べコーナーへ。
引換券でコイン3枚をもらえるので、コイン1枚のお酒×3杯orコイン1枚のお酒+コイン2枚のお酒といういずれかの楽しみ方が出来そうです。
お酒の種類が多すぎてほんっとーに悩むのですが、最初に選んだのは越後鶴亀 ワイン酵母仕込み。コイン2枚です。
せっかくなのでちょっと特徴的なお酒を、と思って予備知識なしでこちらを選んだのですがこれがまためちゃくちゃおいしい!!
ワイン酵母だからなのか、フルーティさが強くすっきり飲めます!ジュースじゃん!!←危険な思考
めちゃくちゃおいしかったです!!この日はもう日本酒もお土産も大量に買ってしまって持ちかえれないので購入は諦めましたが、次回行ったらぜひ買いたいほどのおいしさでした。
最後の1枚は「越乃景虎 梅酒」にしました。
こちらはきりっとした日本酒らしさの残る梅酒で結構ガツンときます。辛口の日本酒好きにオススメ!
18:05 越後湯沢発 たにがわ92
本当はもう少し遅い時間に越後湯沢駅を出る電車を予約していたんですが、思ったよりも早く予定が完了してしまい、荷物が多いことと時間をつぶせるカフェなどもないので早い時間へ電車を変更します。
窓口で聞いたところ18:05の電車に空きがあるとのことだったのでそちらに変更。
気軽に変更できるところが「えきねっと」で購入した公式チケットの強みですね。
乗り込んだ電車の座席で、先ほど購入した海鮮太巻きを食べます。
(写真ブレブレですねw)
500円とは思えないほどたっぷりの海鮮が入っていて味もとても新鮮!
新幹線の中なのでじっくり味わえないのが残念ですが、家だったら日本酒と合わせてゆっくり食べたいくらいのおいしさでした!
ショッピングセンターのぐちのお弁当・総菜はレベルが違いますね。
19:18に東京駅に到着し、在来線に乗り換えて神奈川の自宅に帰ります。
楽しかったー!新潟本当に大好きです!また行きます!!
お土産
今回購入したお土産はコチラ!
記事中でも紹介していますが改めて。。。(一部割愛)
JOZEN 生酛にごり酒
春限定のにごり酒です。にごり酒独特の甘みと酸味が特徴で、単体で飲んでもおいしい。甘めですがすっきりとしているのでお食事にも合います。
熊のデザインもピンクの瓶もかわいいのでお土産にもオススメです♪
小嶋総本店へぎそば
へぎそばとはつなぎの代わりにふのりを使った新潟名物のお蕎麦。
越後湯沢に本店がある小嶋総本店さんのお蕎麦は乾麺でスーパーマーケットなどでも購入できます。
お店で食べたいのですが、2~3人前が主となるへぎそばですので(お店によっては1人前も出しています)、いまだ乾麺でしか食べたことありません。
風味の良いお蕎麦ですのでこれからの季節にぜひどうぞ!
かしわ堂のお菓子
1袋税抜き100円~というお手ごろさ&素朴なおいしさですっかりハマってしまったかしわ堂さんのお菓子。
1度千葉県で見かけたことはあるのですが基本的に購入は新潟県内でしかできていません。(というか筆者はつねに越後湯沢のショッピングセンターのぐちでしか発見できておらず)
新潟らしい特徴というのもないですが、種類の豊富さと味の良さから新潟土産として実家に買って帰るとものすごく喜ばれます(笑)
サーモン塩辛
これはもう、全人類食べてほしいです。新潟 三幸のサーモン塩辛。
1瓶1,188円税込みと日常使いするには安くはない値段ですが、一度味わってしまうとリピートが抑えられなくなります。
最近では関東でも見かけることが増えましたが、確実に手に入れたいなら通販か新潟へ行くことをオススメします。
日持ちがあまりしないので、取扱店はなかなか増えません・・・。
とにかくこれを一度食べるとご飯が尋常じゃなく無くなります!
北海道の石狩漬けなど似たような商品は多々あれど、これほど
- 塩気のバランス
- 麹の旨味の感じ方
- サーモンの脂のうまさ
が完璧な商品はありません。
同じものをあまりリピートしない筆者ですが、この商品だけはすでに5・6回(出会って1年)購入しています(笑)
お願いですから1度は買ってみてください!(土下座)
そう言いたくなるレベルでオススメの商品です。
まとめ
キュンパスを利用した新潟の日帰り旅は
- 上越妙高乗り換え直江津
- 上越水族館うみがたり
- 十日町博物館で火焔型土器
- 越後湯沢でお買い物&日本酒堪能
というコースになりました。
キュンパスは2024年2月~3月での販売・利用だったため、今後の販売が決まっていませんが、もし再販売となった際はぜひ旅の参考にしてくださいね!
新潟は東京から日帰りでも充分満喫できる街です。
もちろん泊まった方がじっくり旅行は出来ますが
「1日しか休みが取れない!でもどこか遠くに行きたい!」という方にはぴったりの街だと思います。
越後湯沢は豪雪地帯なので冬に行くと景色がガラッと変わって遠くに来た感じも出ますしね。
これから旅行先を決める際の参考になれば幸いです!
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