2023年12月にフィンランドに行ってきました!
7泊8日でロヴァニエミとヘルシンキを横断するツアー。久しぶりの海外旅行だし、フィンランドは初めてだったので荷物にかなり迷ったのですが、結果的に持って行ってよかったもの・いらなかったものを振り返りました。
女性向け・1週間・冬場のフィンランド(オーロラ鑑賞)という条件で持ち物リストを作成してみましたので、これからご旅行される方の参考になれば幸いです!
荷物は手荷物と預入荷物に分けましょう
まずは荷物を分けていきます。
飛行機に乗る際は出来るだけ身軽にしたいところですが、海外便は特にロストバゲージの心配があります。
持ち込みの荷物が多くなってしまいますが、1日分の荷物と防寒具は預け入れず持ち込み荷物に入れましょう。
バッグのサイズは航空会社に寄るので必ず航空会社の公式サイトをご確認ください。
参考までに今回搭乗したフィンエアーは
持ち込み荷物
最大寸法(長さ x 幅 x 高さ) 55cm x 40cm x 23cm
小型バッグ1個を含む最大合計重量 8/12kg
預入荷物
1個(23kg)
が限度でした。
筆者は
持ち込み荷物:45Lのボストンバッグ+小型ショルダーバッグ
預入荷物:Lサイズスーツケース(7~8泊用、合計158cm)
の荷物にしました。
Lサイズスーツケースはよほど重いものばかりでなければ、目一杯詰めても20kgくらいです。
荷物のポイント
荷物のポイントをご紹介していきます。
ロストバゲージ対策
最初に申し上げた通り、国際線ではロストバゲージが非常に多く発生します。
万が一預入荷物が届かなかった場合でも、最低限1~3日は過ごせるだけの荷物を手持ち荷物に詰めておいた方が安心です。
ロストバゲージの場合、海外旅行保険での保障や航空会社でサポートをしてくれる可能性もありますが、すぐに対応してもらえるとも限らず、また母国語以外での対応となるとかなり時間やメンタルを消耗します。
最低でも1日分の荷物は手元に置いておくようにすると安心です。
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防寒対策
フィンランドはとても寒いです。
外に限らず案外と空港内なども寒いこともあり(便によっては外を歩きます)、防寒着はすぐに出せるよう手持ちにしておきましょう。
ロストバゲージの心配もあります。
現地でも防寒具は購入できますが、物価高&円安の影響で大きな出費になってしまいます。
せっかくならお土産や現地での食事を楽しむためにお金を使いたいので、無駄な出費にならないよう手持ち荷物として持ち歩きましょう。
何もないつもりで
日本のホテルなどと異なり、外国のホテルはアメニティなども多くないため国内旅行と同じ感覚で行くと痛い目を見ます。
フィンランドは他の国に比べるといろいろと用意されている印象でしたが、それでも「何もないかも」くらいのつもりで準備をしておくことをオススメします。
また、ぜひホテルの公式サイトで事前に確認をしておいてくださいね。
持っていかなくても良かったもの
上記のような理由で色々と準備しすぎた結果「これはいらなかったな…」というものもありますのでご紹介します。
あくまで筆者が宿泊したホテル(ソコスホテル)での話になるので、参考程度にご確認ください。
ドライヤー
外国のドライヤーはあまり性能が良くないイメージだったので日本のもの(3,000円くらい物)を持っていきました。
まさかのホテル常設のものの方が早く乾きました(笑)
電圧の問題もあるので、ホテルにドライヤーが設置されているようでしたらそちらを利用すれば十分かもしれません。
湯沸かしポット
フィンランドのスーパーで購入できるインスタントスープがおいしいと聞いていたので、スープを飲む気満々でスープカップを用意していきました。
ツアー会社から届いた案内で、部屋に湯沸かしポットがないと記載があったため慌てて海外対応の湯沸かしポットを購入。
ところがソコスホテルはロヴァニエミ(ソコスホテルヴァ―クナー)もヘルシンキ(ソコスプレジデンティ)いずれもばっちり湯沸かしポットがありました…。
重いしかさばるしの湯沸かしポットは無駄足になってしまいました…。
ホテルの備品は必ず公式サイトで確認しないとだめですね…。
紅茶・コーヒー・スープ
こちらも旅行の際に必ず持って行っている紅茶・コーヒー・スープ。
珈琲と紅茶はホテルの部屋に備え付けであり、スープは現地で購入できたので日本から持っていたものは必要ありませんでした。
ホテルによるとは思いますが、ソコスホテルは種類は違えど色々置いてあったので困りませんでしたね。
荷物リストExcel
荷物リストをExcelで作成しました。
チェックリストになっているので、ぜひダウンロード・印刷をして準備にお役立てください。
【持ち込み荷物】
それでは荷物の詳細をご説明していきます。
各種バウチャー(航空チケット・ホテル予約証明)
航空チケットやホテル予約証明は紙で印刷して持っていくことをオススメします。
現在はおサイフケータイや電子版の証明書などが多いですが、スマホの不調などに備え必ず紙で印刷したものも持って行ってください。
万が一に備えることは、海外旅行に置いて非常に重要です。
財布 ・クレジットカード(VISA or MASTERCARD)
お財布には日本円と現地通貨(ユーロ)を必ず入れ、可能であれば盗難や紛失に備えて2つのお財布に分けることをオススメしています。
また、フィンランドでのクレジットカードは主にVISAとMASTERCARDです。
JCBはほぼ使えないのでそれしか持っていない方は事前に準備しておくとよいです。
オススメはエポスカード。ゴールドカード会員になると空港ラウンジや海外旅行保険の利用付帯などがついてくるので、海外旅行で役に立ちますよ♪
また、フィンランドはキャッシュレス化が進んでいるため現金は最低限で大丈夫です。
筆者は12€しか現金を使いませんでした(笑)。
詳しいレポートはコチラ↓↓
スマホ・携帯電話
今や手放せないスマートフォンや携帯電話。
忘れることはないと思いますが、忘れてしまうと大打撃なので必ず確認してください。
ポケットやカバンに入っているスマートフォンは盗難にあいやすいため、ショルダータイプなどにして常に肌身離さないスタイルにすると安心です。
モバイルバッテリー
フィンランドの寒さはスマートフォンや携帯電話の電池の消耗を激しくします。
日本では1日持つものでも、急に電池が落ちたり半日も持たなかったという声をよく聞きます。
荷物にはなってしまいますがモバイルバッテリーは持っていくことをオススメします。
充電器・充電ケーブル
飛行機の中でも充電が出来ますので、充電器・充電ケーブルは持ち込みましょう。
また、万が一のロストバゲージに備えて手荷物に入れておいた方が良いです。
折り畳み傘
天気予報を確認して、雨の可能性があれば折り畳み傘を持っていきましょう。
とはいえ、フィンランドの冬の雪はさらさらとしていて傘をさしている人も少ないです。
臨機応変にご用意ください。
イヤホン
飛行機やバスなどの移動の際にご利用ください。
また、有線のイヤホンなら機内エンターテイメントが自分のイヤホンで楽しめます。
1日分の着替え
ロストバゲージに備えて1日分の着替えは手荷物に入れておきましょう。
下着・肌着・トップス・ボトムスは1着ずつ必須です。
防寒着(スノーブーツ・ダウンコート・マフラー・手袋・帽子・イヤーマフ)
ロストバゲージや乗換空港での防寒対策のため、防寒着は出来るだけ手荷物に入れましょう。
かさばるのが難点ですが、冬のフィンランドは氷点下に達します。
ロヴァニエミの空港では飛行機→到着口まで外の通路を歩きました。
短時間でしたがマイナス13度という気温だったため、防寒着を持っていなかったらと思うとぞっとします。
最低でもダウンコートと手袋は手荷物に入れましょう。
可能であれば
スノーブーツ・マフラー・帽子・イヤーマフも入れておくと安心です。
1日分基礎化粧品
ロストバゲージ対策として1日分の基礎化粧品をお忘れなく。
1日分がセットになっている商品もたくさん販売されているのでぜひご活用ください。
尚、機内に持ち込み可能な液体の容量が決められています。(100ml以下の容器まで)
101ml以上の容器は中身が50mlしかなくてもNGとなってしまうのでご注意ください。
メイク道具
日本からフィンランドまでの飛行時間はおよそ10~13時間。(現在ロシア上空が飛べないため飛行時間が長くなっています)
この間ずっとメイクしっぱなしだと肌にも悪いので、出来ればメイクオフして搭乗したいところです。
到着の間際でサクッとメイクが出来るくらいのメイク道具は手荷物に入れておくとより快適な旅が出来ますよ。
1日分の生理用品
もし生理中でなくても、万が一を考えて生理用品は1日分持って行ってください。
おりものシートもオススメです。
慣れない海外空間でホルモンバランスが崩れ、急に来てしまうこともあるので、安心材料として持ち歩くとよいでしょう。
常備薬
常備薬のある方は必ず手荷物に入れてください。
何があるかわからない、ロストバゲージの心配も考えると手荷物に入れておく必要があります。
薬は海外ではほぼ手に入らないので絶対に無くさないようにご注意ください。
また、念のため薬の処方箋も併せて持っていくと安心です。
パスポート
もちろん忘れてはならないパスポート!
出入国で頻繁に使用しますので、すぐに取り出せる場所に入れておきましょう。
マスク
飛行機のなかはとても乾燥しています。
感染症の心配もありますので、マスクは持参・着用がお勧めです。
入国審査の際には外す必要があるのであらかじめご承知おきください。
歯磨きセット
国際線ではほぼ必ず機内食が出ます。
10時間以上のフライトとなりますので、歯磨きが出来たほうが気持ちよく過ごせますよね。
最近では水のいらない歯磨きシートなどもありますのでこちらもご活用ください。
海外旅行保険証明書・連絡先
海外旅行保険に加入した方は海外旅行保険の証明書や連絡先を手荷物に入れておきましょう。
一番利用する可能性が高いのがロストバゲージです。
到着時にトラブルがあった場合、すぐに対応できるよう手荷物に入れておくことをオススメしています。
ポケットWiFi
海外SiMなどの利用でない場合は海外ポケットWiFiが便利です。
筆者もいつも海外ポケットWiFiを利用しています。
空港のカウンターで借りることが出来ますので、ぜひ利用してみてください。
事前申し込みだと安くなることも多いです。
海外で道に迷ったとき、翻訳をしたいとき、ちょっとした連絡など、ポケットWiFiがあればすぐに出来ますのであると本っ当に便利です。
【預入荷物】
こちらは預入荷物です。
Lサイズ(23kg/160cm以下)のスーツケースにすることをオススメします。
スーツケースはレンタルなどもありますよ♪
・・各種充電器・充電ケーブル
充電器系は手荷物・預入荷物両方に入れておくと安心です。
筆者は電子機器が多いので(ipone・ipad・無線イヤホン・モバイルバッテリー・ポケットWi-Fi)、同時充電が出来るように複数の充電器を持っていきました。
最低限の数は手荷物に入れて、それ以外は預入荷物で持って行った感じです。
生理用品
生理中でない場合でも生理用品は最低限持っていきましょう。
慣れない海外生活でホルモンバランスが崩れることもありますし、海外の生理用品が肌に合わないことはよくあります。
おりものシートもおすすめですよ。
着替え
着替えは日数分、または現地コインランドリーを使用して3~4日分の準備をしましょう。
冬場の着替えはかさばるものが多いので圧縮袋を使うと効率的に荷物がまとめられますよ。
ちなみにオーロラ鑑賞をされる場合は十分な防寒対策が必要です。
↓↓以下の記事でオーロラ鑑賞の服装をまとめていますので、ぜひ荷物準備の参考にしてください。
下着
日数分、またはコインランドリーを使用して3~4日分の準備があると安心です。
下着くらいなら部屋で手洗いも可能なので(干すところは少し迷いますが…)その準備をしておいても良いと思います。
筆者はKaoの「どこでも袋でお洗たく」とピンチハンガーを購入して持っていきました。
3回分の洗剤も入っているので便利でした♪
化粧品
手荷物に入りきらなかった化粧品は預入荷物に入れましょう。
メイク用ハサミは手荷物に入れられないので預入荷物へ。
電気シェーバーなどは電池が預入荷物でNGのため、日本に置いておくのが吉です。
化粧水乳液
たっぷりの化粧水・乳液は預入荷物で行きましょう。
1週間分を小分けボトルに入れていくと便利です。
シャンプーリンス
ホテルのシャンプーやリンスが合わなかった場合に備えて1週間分を小分けにして持っていくことをオススメします。
とはいえ、筆者が宿泊したソコスホテルに設置されていたLumeneというシリーズは香りも使用感も良く、筆者は持っていく必要がなかったなと感じています。(笑)。
Lumeneは現地で購入できるので、ぜひ試してみてくださいね♪
メイク落とし
お化粧をされる方はメイク落としをお忘れなく。
フィンランドの街中やホテルの中はとても乾燥しているので、お肌のコンディションを保つためにもいつものメイク落としを持っていきましょう。
ボディソープ・洗顔料
こちらもホテルにあるとは限らないため普段使用しているものを持っていきましょう。
いずれも旅行用のセットなどを持っていくと便利です。
パジャマ
日本とは異なり、ホテルに用意されていないことがほとんどです。
必ず持っていきましょう。
ホテルの室内は暖房がしっかり効いていますが、寒いこともあるので部屋着の上着もお忘れなく。
パスポートコピー
パスポートの紛失に備え、必ずパスポートのコピーは持っていきましょう。
コピーをする面は顔写真の入っているページです。
スーツケースに入れっぱなしでも大丈夫ですので、絶対に用意をしておいてください。
常備薬
手荷物に入りきらなかった常備薬は預入荷物に入れましょう。
薬は海外で手に入れるのが非常に難しいため、忘れることなく少し多めに用意しておくことをオススメします。
エコバッグ
最近は日本でもレジ袋をくれないことが増えましたね。
フィンランドでもレジ袋は有料やそもそもないことがほとんどですので、エコバッグは必ず持っていきましょう。
ジッパー付きだとスリの心配がなくなるうえ、荷物に入りきらなかった場合も預入荷物として切り替えやすいのでオススメです。
尚、スーパーのレジ袋は0.5ユーロ程度(約80円)です。
水筒
意外と便利だったのがこれ。水筒。
ホテルの部屋に備え付けられていた紅茶を、ポットで沸かしたお湯で出して水筒に入れて持ち歩いてました。
フィンランドの街中は寒いし、物価は高いし(ペットボトルの水が2€とかです。約320円。カフェも高い!)、コンビニや自販機もあまりないので気軽に暖かいものが飲める水筒は本当に便利でした。
フィンランドは水道水が飲めるので、水道水を入れるだけでも充分です。
空港にも飲料水を汲むポイントがあるくらいなので、保安検査後に水筒にサッと入れて飛行機に乗り込むのもオススメ。
ちなみにヘルシンキでペットボトルの水を持ち歩いていたら中身が凍りました(笑)
なので保温出来る水筒の方が良いです。
とにかく便利なのでぜひ持って行ってください!!
カトラリーセット
なんせフィンランドは物価が高い!
さすがに毎日外食するわけにはいかず、スーパーで購入したお惣菜をホテルの部屋で食べることも何度かありました。
そんな時に役立ったのがカトラリーセット!
プラスチックのものなら洗えばまた使えるので、過去にもらったものなどがあって手元に残っているのならぜひ持って行ってください。
特に便利だったのがナイフ!
ボリュームの多いお惣菜も多いので、半分に切って同行者とシェアして食べたりしました。
スプーン・フォーク・ナイフ・おはしは必須です。
余裕があれば紙皿やスープカップもあるとベストです。
タッパー・ジップロック
お土産や部屋食で余ったものを入れるのに便利だったのがタッパーやジップロック。
ばら売りのお菓子などもあるのでそういったものも入れていました。
シナモンロールをお土産に買っていきたくて、つぶれるのが嫌だったのでタッパーに入れて帰りました。
これも大正解。
パンをお土産に買いたい方はタッパーおすすめです。
サウナグッズ
フィンランドといればサウナ!
ホテルにサウナが付いていることも多いので、サウナに入られる方はぜひサウナグッズを持っていてください。
水着なしで入れるところもありますが、公共サウナは水着が必要なところもあるため水着も併せて持っていくとよいでしょう。
筆者はサウナに入らないため詳しい商品情報がなくてすみません…。
保冷バッグ
お土産にスモークサーモン・チーズを購入したため保冷バッグを便利に使いました。
購入予定の方はぜひ保冷バッグも持っていてください。
ただし肉類は日本への持ち込みが禁止されているため、ハムやトナカイジャーキーなどはお土産に買わないようご注意ください。
(フィンランドで消費する分には問題ありません。)
ワセリン・ハンドクリーム
フィンランドの街中やホテルの客室内は大変乾燥しているため、ワセリンやハンドクリームがあると乾燥対策として便利です。
加湿器などはないため、クリームで保湿しましょう。
クリアファイル
旅行中に手に入れたマップや情報誌はクリアファイルにいれておくと降り曲がらずに持って帰れます。
ポストカードのお土産などもクリアファイルがあれば安心♪
旅の記念品をきれいなまま持ち帰りましょう。
まとめ
フィンランド旅行の持ち物のポイントは
- ロストバゲージ対策
- 防寒対策
- 乾燥対策
- お土産用品
- 日用品
という感じです。
お土産の入るスペースも考慮して、荷物の準備をしてくださいね♪
目安はスーツケースの半分に荷物を詰め、残り半分をお土産スペースとして空けておくとよいですよ。
しっかり準備をして、楽しいフィンランド旅行を過ごしてください!
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