北海道ほぼ一周旅、6日目は羅臼を出て比較的近くの中標津まで。
なんでこんな短い距離なのかというと、翌日の根室(ノシャップ岬)を午前中に行きたかったので、どうせなら根室2泊より手前で一泊して間の道のりで観光を満喫しようという魂胆です。
残念ながら天気に恵まれない一日でしたが、標津サーモン科学館や野付半島を楽しんでいきます!
北海道"ほぼ"一周旅の予算や日程などはコチラ↓↓でまとめています。
前日の5日目は網走スタートで知床の大自然を満喫し、羅臼で温泉に浸かっていました。↓↓
北海道ほぼ一周旅 6日目の概要
【移動距離・時間】
約60km 1時間
【スケジュール】
※記載されている時間はおおよその目安です。
7:00 朝ごはん
9:00 出発
9:35 ポー川史跡自然公園
10:30 標津サーモン科学館
12:00 郷土料理 武田
12:50 野付半島
15:00 中標津丸山公園
16:30 ホテルモアン
この日はあいにくの雨だったため、直前に予定を色々変更しました。
ポー川史跡公園での散策がメインの一日のつもりでしたが、急遽変更して野付半島へ。
これがまた大当たりだったので、ぜひ標津エリアを観光される方はぜひ野付半島へのお立ち寄りくださいね!
7:00 朝ごはん
この日はホテルの朝食が付いているプランだったので7時に朝食会場に行き、モーニングバイキングを堪能。
野菜たっぷりで大満足。
席から海が見えるのもいいですね。
サービスで無料のコーヒーがありました。
9:00 出発
荷物をまとめてチェックアウト。
宿泊のお礼にとスケソウダラのみりん干しをいただきました!
美味しそう!嬉しいです!
出発する頃に少しパラパラと雨が降り出してきてしまいました…。
9:35 ポー川史跡自然公園
一縷の望みをかけて、目的地のポー川史跡自然公園に到着。
雨はさっきよりも強くなりザァザァと降っています…。
本当はここで有料エリアの湿原散策と遺跡巡りをする予定だったのですが、残念ながらこの雨では厳しいですね。
雨の装備は折りたたみ傘しかなかったため諦めました…。
ビジターセンターでは気の良い係員の方と少しお話をしながら、館内の展示品を見学させてもらいます。
ポー川のある標津町の縄文時代からアイヌ、そして現代までの流れを説明した資料や、近隣で捕獲・収集した動物の剥製、ポー川湿原に自生する植物の紹介とアイヌとの関わり方、伊茶仁カリカリウス遺跡の住居後の写真とジオラマなどが展示されていました。
それほど広くは無いですが、分かりやすい説明や興味を引く展示方法でた30分ほどじっくりと見させていただきました。
本当は湿原散策や遺跡巡りが出来るのが1番良いのですが、ビジターセンターの資料だけでも来た価値は充分ありました。
10:30 標津サーモン科学館
お次は標津サーモン科学館!
入館料500円(JAF割引適用)を支払って入場します。
最初に迎えてくれるのは大きな水槽!
サケ、カレイ、サメなどが泳いでいます。
下の階に降りると河川と繋がる魚道水槽があります。
ここで生まれ育ったサケは、海に行き、秋になるとまたこの水槽に戻ってきて卵を産みます。
季節によって見れるものが変わるのが面白いですね。
今はシロザケの稚魚の時期ですが、数が少なかったのが残念です。
ドクターフィッシュの体験もありました。
やってみましたがこれめちゃくちゃくすぐったいんですよね笑
3秒でギブアップです笑
次のエリアはイトウコーナー。
大きなイトウがお出迎えしてくれます。
イトウは雑食で、大きな生き物を飲み込めず窒息してしまったり、食べすぎて死んでしまうこともあるそうです。
ちょっとおバカですね笑
ニジマスのアルビノ個体ばかり集めた水槽もありました。通常アルビノ個体はその水族館に1~2匹程度しかいないイメージでしたが、何故かここにはアルビノ個体がたくさん。
写真は撮れませんでしたが別の水槽にはチョウザメのアルビノもいました。
北海道にはアルビノが多いのでしょうか…?
チョウザメに指を噛まれる体験も出来ます!
チョウザメには歯がないので痛くないそうですが、ちょっと怖いのでやめておきました笑。
サケと標津の関わりを紹介するコーナーの映像は必見です。
美しい映像で標津の大自然を感じることが出来ます。
その映像を見る時に座れるイスがサカナとイクラになっていて可愛かったです!家に欲しい!
3階は展望台になっていて、天気が良ければ国後島や野付半島が見えるそうです。
12:00 郷土料理 武田
到着の頃にはちょうどお昼時になりました。
観光案内の冊子で見かけた郷土料理 武田さんでランチにします。
ちょうど団体さんが出ていったところで、お店は静かでした。
カウンターに案内され、人気No.1というしべつ鮭三代漬け丼(2,000円)を注文。
こんな感じです!
漬けのサーモンとホタテ、イクラと、鮭で作ったさけぶしが乗っています。
ホタテが分厚い!!!
味もねっとり甘くて美味しいです。
サーモンも脂が乗っていて美味しいですね。
イクラも小ぶりだけどプチプチです。
サケぶしはちょっと苦手だったかな…。
香ばしさが強いというか、結構燻されてる感じです。筆者は燻製が苦手なので好みだと思います!
サーモン科学館を見たあとだったのでどーしてもサーモンが食べたく、美味しいサーモン丼がいただけて大満足♪
ご馳走様でした!
12:50 野付半島
雨なので迷いましたが野付半島にも行ってみました。
結果大正解。
ドライブだけでも景色が全く違うのでかなり楽しめます。
最初に停まったのはナラワラが見える駐車場。
ナラワラとはミズナラの立ち枯れ群のこと。
地盤沈下などにより海水に浸ってしまい、枯れてしまうんだそうです。
自然に還っていくものですので少しずつ数を減らしているそうです。
広いミズナラの森がみんな枯れてしまっている光景は別世界のようでした。
次に向かったのはネイチャーセンター。
ここからはトドワラ(トドマツの森の立ち枯れ群)が観察できます。
この日は急激に気温が下がってわずか7度しかなく、持ってきたダウンコートが役に立ちました。
室内からの観察も出来ますが、出来れば外で見た方が見やすいので寒さ対策に上着を持ってくると良いと思います。
(野付半島が寒い訳では無いのですが…。風は強かったです)

望遠鏡越しのトドワラ
ネイチャーセンターからトドワラ近くまでの遊歩道が伸びていて30分ほどで歩いて行けるそうなんですが、雨と風と寒さで速攻断念(笑)
ネイチャーセンターの資料や写真、お土産屋を覗いて再び出発です。
最後に向かうは野付半島の車道の終着地。
300mほど先には灯台も見えます。
この辺りまで来ると自然がより豊かになり、シカもたくさんいました。
戻り道ではオジロワシにも遭遇!
行きは全く見かけなかったのに、帰りは4羽ものオジロワシに出会えました。
オジロワシ大好きなので嬉しいです。
あいにくの悪天候でドライブだけとなった野付半島ですが、かなりの充足感がありました。来て良かった。おすすめスポットです!!
15:00 中標津丸山公園
中標津まで移動して、丸山公園へ。
こちらにはポケモンマンホール(ポケふた)があるので撮影していきます。
中標津郷土資料館なども併設しているので寄りたかったのですが、雨と寒さで車から数歩降りるのも躊躇してしまい断念。
ポケふただけ撮影して車に戻ります。
16:30 ホテルモアン
ガソリンスタンドに立ち寄ってから、本日宿泊のホテルモアンに到着!
このホテルでは大浴場があるので入湯税150円を支払ってチェックイン。
広くて綺麗なお部屋です。
最上階6階の角部屋だったので、景色も良いし静かでぐっすり眠れました。
夕食は途中のスーパーで買ったごぼうのかき揚げ、持参したパックご飯と焼き鳥の缶詰、前回神戸の旅で購入したフリーズドライの酒粕汁、野付半島ネイチャーセンターで購入した別海町の牛乳とチーズ。
大満足の夕飯でした♪
温泉に入ってコインランドリーも使って、旅の疲れをリセット!
明日からも頑張りましょー!
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まとめ
北海道ほぼ一周、6日目の旅は標津と野付半島を大満喫しました!
ポー川での自然散策が出来なかったのが心残りなので、いつかリベンジしたいです。
野付半島、当初の予定では行くつもりはなかったのですが、雨で予定が狂ってしまった都合で行ってみたもののめちゃくちゃ楽しかったので行ってよかったです。
むしろこれは必見スポット。「行け!」という神様からの思し召しだったのかもしれません。(笑)
6日目の旅は
- 移動距離は短いけど見どころいっぱいの標津エリア!
- ポー川史跡自然公園、散策したかったー!!!
- 標津サーモンパークはきれいな内装で情報量も豊富!行く価値あり!
- 「郷土料理武田」のしべつ丼、コスパいいです!
- 野付半島は絶対に行くべきスポット!
- トドワラとナラワラの景色は寂しさと自然の移ろいを感じられます。
- ホテルモアン、良いホテルです。安心感がすごい。
という感じでした!
雨と寒さで体力は奪われたものの、比較的ゆっくりと過ごせた一日でした。
明日からの運転も頑張ります!
次回もお楽しみに♪
↓↓続きはコチラ↓↓
【北海道ほぼ一周】7日目 日本最東端、納沙布岬到達!近くて遠い北方四島に思いを馳せて、絶品花咲ガニとエスカロップを堪能♪
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