2013年12月、まさにクリスマスで盛り上がるフランスの期間中、最も有名なストラスブールのクリスマスマーケットに訪れました。
ストラスブールのクリスマスマーケットはとても混雑していますが、言葉にならないほどの美しさ・規模の大きさ・街を上げてのお祝いの雰囲気がとにかく素晴らしく、充分に訪れる価値がありました。
今回はクリスマスマーケットと街の様子はもちろん、ランチでいただいた豪快な豚肉料理(笑)などもご紹介していきます。
※この記事は2013年4月から2014年4月までの1年間、南仏ニースにワーキングホリデーで滞在していたころの思い出し日記です。情報が少し古いのでご注意ください。
前日はコルマールのクリスマスマーケットをレポートしました↓↓
【フランスワーホリ】41回目:フランス最大級のクリスマスマーケットinアルザス!初日はコルマールでハウルの動く城に会う【南仏留学】月曜更新
ストラスブールは朝から冷たい雨・・・
昨夜から続く雨は無情にも翌日まで続きました。気温はマイナス1度。ブーツとは言え足の先まで冷え切ったままアルザス2日目、ストラスブールの街を歩きます。
雨でもクリスマスマーケットのお店たちはしっかり営業していて、こんな感じ↑↑のお花屋さんのようなお店もあります。小さいモミの木を売っていました。
こちらのクッキーはアルザスのクリスマスならではらしいです。量り売りで小さいクッキーを好きなものを好きな量買って食べるのがクリスマスの習わしなんだとか。
昨日のコルマールで購入して食べましたが驚くほど美味しかったです。ほろほろの食感でペロッと食べてしまいました。お店の方のノリが良く、おまけをたくさんつけてくれたのでそのやりとりも楽しかったです。
ドイツの国境沿いにあるストラスブールでは、ドイツからのお客さんも多いらしく、大抵のお店でフランス語以外にも英語とドイツ語が併記されています。お店の人もだいたいドイツ語を喋れるようで、難なくドイツ人とやりとりをしていて驚きました。
ストラスブールも例に漏れずスイーツの街。ふと街の洋菓子屋さんを覗けばウィンドウには輝くミニブッシュドノエル。可愛いし美味しそう!
ストラスブールのノートルダム大聖堂
クリスマスマーケットのお店が並ぶ大きな広場を見守るように立ちはだかるのはストラスブール最大の大聖堂、ノートルダム大聖堂。
こちらも立ち寄らせていただきました。
まず外観からすごいんですよね。
繊細にて荘厳なファザード 。800年の歴史を感じさせる年季の入った色合いも、どこか心を落ち着かせてくれます。
中に入ると高い天井と豪華なステンドグラスに目を奪われます。
よく見るとその下には巨大なタペストリーが何枚も飾られているんですね。天井が高いので気付き辛いですが、ステンドグラスもタペストリーもその巨大さは圧巻です。
奥には大きな天文時計があります。高さはなんと18メートル。世界最大級の天文時計らしいです。
1574年完成、1842年修復。500年以上の時を刻んでいます。
今回は見れませんでしたが、毎日12:30になるとからくり時計が動き出すので観光名所としても有名になっています。
装飾はもちろんですが、色使いが優しくて何時間でも見ていられそうな存在でした。日本人でいう「大きなのっぽの古時計」的な立ち位置ですかね笑。
レストラン オルテンベルグで豪快豚肉料理
ランチは事前に目星を付けていた有名店、Restaurents Ortenberg(レストラン オルテンベルグ)へ。
混雑を見越して11時頃の少し早めに入店。ほとんど待たずに入れました。
ここは主にアルザス・ドイツの名物が食べれるお店。
豚肉のプレートが有名とのことでそちらを頼みました。17ユーロくらいしたかな。ちょっとお高めです。
友人はハムのプレートにしてました。
せっかくなのでビールも一緒に♪
フランスといえばワインのイメージですが、ドイツが近いストラスブールではビールも有名らしいです。(そもそもフランス人は結構ビール好きなんですけどね笑)
ビールを飲みながらつきだし的なパンを食べて待ちます。このパンがまた美味しいんですよねー。
そして、プレートが来てみてビックリ!
このボリュームです!!
それなりに大きいお皿(しかも深い)に文字通り溢れてる豚肉、ハム、ソーセージ。
下には溢れんばかりのザワークラウト(フランス語ではシュークルート)。上品に盛られているとはいえ、上品とは程遠い暴力的なボリュームです。笑。
友人のハムプレートもすごい。。。
味はもちろんめちゃくちゃ美味しいんですよ。はちみつのソースで漬けた甘辛い味付けと、ジューシーで柔らかい豚肉。ハムもソーセージもとてもフレッシュで味が濃い。ザワークラウトももちろんおいしいんです。
ただ・・・ボリュームが・・・すごすぎる。。。笑。
さすがに食べきれなくてザワークラウトはちょっと残してしまいました。;;
次回は修行してから行きますね!!笑
広場ごとに異なるクリスマスマーケット
ストラスブールはニース・ナントに続くフランスで7番目に大きな街です。(人口順)
街をお散歩しているとあちこちで広場を見かけるのですが、この季節は各広場でそれぞれのクリスマスマーケットを展開しています。
例えばこちらのアーチのクリスマスマーケットは出店ではなく商店街のようなところで、各路面店がクリスマスのグッズや食べ物を推して販売しています。
こちらのくるみ割り人形が目立つクリスマスマーケットはドイツとアルザス色が強く、飾りやミニチュアが多く売られていました。
この付近で試飲したアルザスワインは飛び跳ねるほど美味しかったです。1本40ユーロだったので一般で販売されているフランスワインにしてはちょっとお高め。さすがのお味でした。
こちらのストラスブール公認フラッグを掲げたクリスマスマーケットはアルザス感満載。伝統的なクッキーも様々なお店で販売されていました。
最後はプランタン近くのイルミネーションが美しいクリスマスマーケット。ドイツ色強いものの、色合いがとてもカラフルでニューカルチャーという雰囲気が出ていました。
ホットワインだけでなくホットカクテルなども多く扱っていました。
ドイツらしいポテトパンケーキ?のようなものも美味しかったです。
クリスマスマーケットの美しすぎるイルミネーション
夕方には雨も止み、日が落ちると街のイルミネーションが始まります。
ストラスブールの景色とクリスマスの飾りがイルミネーションにとても映えて、本当に美しかったです。
プランタンに繋がるトラムの通りはとってもカラフル。エリアによって表情が違うのでその違いを楽しむのも良さそうですね。
夕飯はスーパーでアルザス名物を
ランチがめちゃくちゃ多かったことと、ちょこちょこ買い食いをしていたこともあって夕飯は質素にホテル近くのミニスーパーマーケットで購入してホテルで食べました。
せっかくなのでアルザスっぽいものをチョイス。
ホワイトソーセージ、マンステールチーズ、タルトフランベ、ザワークラウト。一応野菜でトマト。
ソーセージとタルトフランベは軽くフライパンで焼きました。キッチン付きのホテルにしておいて良かった〜。
部屋が暗いのであまり良い写真ではないですがこんな感じになりました。(タルトフランベ写し忘れました)
美味しかったですよー。
マンステールチーズはピリッとしたカビの辛味があるんですね。ちょっとクセがあったけどとても美味しく食べました。
それから自分へのお土産に
ずっと欲しくて探し回ったレースのツリー飾り、
一目惚れした手袋のツリー飾り、
大好きなアルザス衣装を着たくまのぬいぐるみ
を購入。
フランスの自宅にツリーはないけど、可愛く飾ってクリスマスを楽しみたいと思います。
翌日は早朝散歩をしてニースへ帰ります。
翌朝は同行者の許可を得て、1人早朝散歩へ。
まだ6時頃だったので日が昇っていません。
イルミネーションはつきっぱなしなんですね。
誰もいない街で景色とイルミネーションを独り占めできてとても気持ちよかったです。
昨日はこの道は足の踏み場がないくらいの混雑でした。
朝焼けとストラスブールの街。
中心街から少し離れたところにも大きな教会が。
地図も見ずに適当に歩いていたので知らなかったのですが、あとで地図を見たらあと数メートルでドイツに入る国境があったようです。せっかくなら見に行きたかったです笑。
2時間ほどお散歩をしてホテルへ戻り、荷物をまとめて帰路につきました。
帰りにストラスブール駅前のクリスマスマーケットでミニクグロフ買いました。洋酒の香りがおいしい上品なクグロフでした。
帰りの飛行機の中ではクッキーとコーヒー。眼下に広がる雪山を眺めながらニースへ戻りました。
ストラスブール、コルマール。めちゃくちゃ良かったです。また来たいー。
まとめ
ストラスブールのクリスマスマーケットは混雑しているけど行く価値のある旅行先&イベントでした。街も広いので滞在期間3日は欲しいところです。美味しいものも多いですしね。
街並みも素敵なのでクリスマスの季節以外もオススメです。なにやら春にはフラワーフェスティバルもあるのだとか。これも行ってみたかったです。
いつかストラスブール・コルマールいずれかには住んでみたいですね。
みなさんもぜひ行ってみてくださいね♪
よいフランス旅行を!
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