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メンタルヘルス

【うつブログ】満員電車は危険です。先日満員電車に乗ったら倒れてしまいました。

投稿日:

こんにちは。

うつ病闘病中の筆者です。

うつ病と診断される前、混み合う電車がとにかく苦手でよく途中駅で降りてトイレに引きこもってました。

うつ病と診断されてからも病院の先生からは「無理して混雑する電車や人が多いところに行くものじゃない。治ってから頑張ればいい。」と言っていただいてました。

前回の記事はコチラ↓↓

【うつブログ】うつ病で休職→治りかけてたけど会社を辞めました(休職3ヵ月目)

おかげさまで休職をし、満員電車に乗ることがなかったので平穏無事に過ごしていたのですが、先日用事があって電車に乗ったらあっさり倒れました。笑。

そのときの様子などをメモしておきます。

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なぜうつ病患者は電車や混雑が苦手なのか

なぜうつ病患者は電車や混雑が苦手なのでしょうか?

これは人それぞれだと思いますが、私の場合は

  • すぐに降りられない恐怖
  • 乗客がみんなこちらを見ているような気がする
  • 乗客が自分のことを噂して嘲笑ってるor怒っている気がする
  • 普段以上に不快な乗客に耐えられない
  • そもそも立っているのが辛い

が理由でした。

 

すぐに降りられない恐怖、というのは感じる方多いみたいですね。

急に体調が悪くなったら?(実際に何度も体調が悪くなったことがあったので。)トイレに行きたくなったら?涙が溢れてきたら?「途中で降りれない、簡単にその場から離れられない」という強迫観念が次々に襲ってきてしまいそもそも電車に乗るのが苦手になるという場合が多いです。

各駅停車症候群という言葉もあるほどで、急行のように一駅間が長い電車に乗れないという方も近年増えています。

 

また乗客がこちらを見てる気がする、嘲笑われてる気がする、などもうつ病では多い症状です。

電車に限らず、人が多い場所では大抵こうなります。誰かと一緒にいれれば多少気がまぎれるものの、電車の中は多くの場合1人です。通勤通学なら尚のこと。

(症状によっては友達といるのも辛い、というのもありますので「一緒に行くから大丈夫だよ!」という励ましは逆効果になる場合があるのでご注意ください。)

心がザワザワとする感じ。でも怖くて周りは見れない。顔があげられない。早くこの場を離れたい。ただただ一心にそう願っているので、電車がどんどん苦手になります。

 

うつ病はストレスがたまって、溢れてしまって発症することがほとんどです。そのためストレスを抱える容量がなく些細なストレスにも耐えられません。

電車などの狭い空間に複数の人がいる場では自分の許せない事柄が起こることが多いですよね。普通の人なら見過ごせる事柄でもうつ病患者にとっては許しがたい愚行と取れてしまい、泣いたり怒ったりパニックになるということがあります。

一度そういう経験をしてしまえば尚更狭い空間が怖くなります。自分には耐えられない、とネガティブな思考になってしまうからです。

 

更にうつ病患者は強い倦怠感を感じるので運動不足になりがちです。

電車の中で立っているのはなかなかの重労働。満員電車では余計ですよね。

そのため立っていることが辛く、座れない電車は乗れないということが起きてしまうのです。

実際に倒れてしまいました。

とある日に用事があって品川に行くことになった筆者は、だいぶ体力も取り戻してきていたので調子に乗って東海道線に乗ってしまいました。

しかも通勤時間。

当然電車は座ることができずに、ドアの端に背をもたれながらスマートフォンを見ていました。

ところが横浜を過ぎたあたりで目の前が歪んで何度かクラッとしてきました。

次の川崎まであと少し、そしたら品川はその次だから頑張らなきゃ、と思って川崎で降りるか迷いましたがあと一駅ならなんとか頑張れるだろうと思ってしまったんです。判断力が落ちてるせいで正常な判断が出来なかったんだと思います。

案の定川崎から品川ではパンパンの満員電車に・・・。

だんだん目の前の歪みが強くなって、吐き気はするわ冷や汗は出てくるは、どんどんしんどくなってきました。

ただでさえ長い距離の川崎品川間。永遠のように感じました。

やっとの思いで品川駅・・・。そう思ったときにドアが開き人の波に押されるようにドアから弾き出され・・・

気付いたらホームの端でうずくまってました。

涙は出てくるし吐き気やめまいは治らないし、でも約束の時間があるし、とただただ朦朧とする意識の中で悔しかったことだけは覚えています。

駅員さんが声をかけてくださったのですが、まともに答えられず、手で「大丈夫だから気にしないで」みたいなアクションしてたと思います。

 

30分くらいそのままで、やっとの思いで約束の場所へ行きましたが本当に辛かったですしお会いした方にも顔面蒼白だと心配されてしまいました。

帰りは有料席に座って帰りましたよ。。。

(ご迷惑をお掛けした皆様、その節は大変申し訳ございませんでした。。。)

 

まだまだ本調子じゃないんだな、と思い知らされた瞬間でした。

うつ病は元気そうに見えても日常に支障がある場合があります。

上記のように、普段は元気そうでもううつ病が治ったように見える人も多くいると思いますがそれでもまだ普通の人と全く同じように過ごせるとは限りません。

私自身も、基本的にはかなり元気です。友人と会うことも出来るようになりました。

薬のおかげかもしれませんが、ご飯も美味しくてよく食べます。食べ過ぎてしまうくらいです。

それでも、まだ電車は苦手です。というか怖くてあまり乗れません。

どうかあなたの周りのうつ病患者にも「元気そうだから」と言って無理なことはさせないでください。

もしあなた自身がうつ病なら、自分に無理なことは(または無理そうなものは)NOとはっきり言ってください。今は休養期間なんです。

 

うつ病患者への理解が深まれば嬉しいです。

 

それでは。

 

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