フランス語の勉強のためにフランス語の映画はいかがですか?
作品紹介とともに、批評やらなんやらを書いていきます。
今回は「フランス、幸せのメソッド」をご紹介します。
※批評は個人的は感想です。
作品名:フランス、幸せのメソッド
公開日:2011年3月16日
言語:フランス語
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あらすじ・映画情報
セドリック・クラピッシュが脚本と監督を務めたハートフルコメディ。出演はカリン・ヴィアールとジル・ルルーシュ。三人の娘を女手一つで育てるシングルマザーのフランスは、二十年勤めてきた工場が倒産したショックから、自殺未遂騒ぎを起こしてしまう。娘や妹夫婦、仕事の同僚にまで励まされ、フランスは単身パリで出稼ぎをすることに。腕利きの金融トレーダーであるステファンは十年間のロンドン勤務を終えてパリへ戻り、家政婦としてフランスを雇い入れる。別れた妻から息子アルバンを押しつけられたステファンは、その子守もフランスに頼むのだった。当初は意見が合わず対立するが、徐々に二人の距離は縮まっていく。
とのこと。
フランス役のカリン・ヴィアールは過去に主演女優賞・助演女優賞も取ったことのある有名な女優さんですね。
フランスのTVチャンネルTV5MONDEでも映画が放映されていることも多いので、フランス人では誰もが見たことのある女優さんなのではないでしょうか。
また、ステファン役のジル・ルーシュも俳優だけでなく映画監督、脚本家としても幅広く活躍しているので知っている方も多いと思います。
映画レビュー(ネタバレあり)
個人的にはあんまり好きではなかったです。
タイトルからしてもっとハッピーなラストを期待していたのですが、なんだか有耶無耶な終わり方に・・・。
しかも主人公はおろか、出て来るキャラクターみんなに魅力がなくて誰にも感情移入出来ない。
(むしろ全員嫌いになった笑)
無駄なシーンもあったり(最初の方で社内で仕事の取り合いがあったけどそれについて回収されなかったり、パリの支店を任されるだどうとか結構重要そうなのにただパリに行く理由としてで、あんまり必要ないシーンだったり。。。)して、結局何が言いたかったの?という感じです。
社会格差を描きたかったのか、(問題提起としては悪くないのかもしれませんが、中途半端に幸せポカポカなシーンとかあったせいでブレる。)本当に大切なものを見失っちゃいけないんだよ、と言いたかったのか、そもそもタイトルの「幸せのメソッド」って結局何だったの?と問いたいです。
ある意味フランス映画っぽかったと言われればそんな気もします(笑)
フランス語の勉強に向いているか
フランス語の勉強に向いているかといえばあまりそうではありません。
株だとか失業だとかが背景にあるので割と難しい言葉が羅列されます。
フランス語版を字幕なしで見るには上級者向けになるかとは思います。
それでもビジネスのフランス語に触れる機会だと思えば勉強になるかもしれません。
あとフランス語以外に英語のシーン(かなりフランス語訛りですが)もあるのでフランス語と英語両方を聞きたい人にはオススメです。
まとめ
5点満点だとするなら1点の映画でした。
唯一の得点はフランス語が聞けたことと、主人公フランスが住んでいたダンケルクが貿易が盛んな場所ということが知れたということくらいです。
フランス映画は難しいものが多いですね。。。
もし興味があればDVDか、NETFLIXでも見れますので是非どうぞ^^
それでは。
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