9月に入ってすっかり秋めいてきましたね!
散歩ひとつ取っても気持ちのいい季節です。
レジャーにも絶好の時期となりましたが、今年はあることに注意が必要です。
そのあることとは・・・。
今年はスズメバチが大量発生しているのです!!!
(スズメバチイメージ)
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今年はスズメバチが大量発生
9月15日に千葉県南房総市のハイキングコースで小学生を含む約10人がスズメバチに刺され、病院に運ばれる事故がありました。
また、先日筆者が甥っ子を連れて行った多摩動物公園にもスズメバチに対する注意書きがあちこちに貼られ、実際にスズメバチを多く見かけました。
その後日、茅ヶ崎の里山公園でもスズメバチ発生中の看板とあちこちで見かけるスズメバチの死体。。。
(スズメバチの死骸:茅ヶ崎市 里山公園にて)
たしかにスズメバチの時期ではありますが、それにしても妙にその姿を見る気がします。
スズメバチに刺されないためには
スズメバチは無闇矢鱈に人を刺すわけではありません。
敵を見つけたとき、自分や巣が危険に晒された時に防衛本能として敵を刺すとされています。
スズメバチにとってクマや人は敵。
それが自分や巣に近づいてきたら攻撃をする、というわけです。
なのでスズメバチにとって敵と見なされないことが大切なのです。
黒い服を着ない、黒い物を持たない
黒はスズメバチにとって天敵のクマの色です。
(熊イメージ)
そのためスズメバチがいる山や公園へ出かけるときは極力黒い服は避けましょう。
また黒い物も同じくスズメバチを興奮させます。
一眼レフカメラで撮影をしていたら刺されてしまった・・・。なんてことも聞きますので、スズメバチを見かけたら写真に注力せずすぐに立ち去りましょう。
帽子をかぶる、メガネをかける
スズメバチは敵の弱点を突く能力をもっており、人間の弱点が頭と目であることを本能で知っているようです。(元々の生息地であるアジア圏では人間のほとんどが黒い髪で黒い瞳です。)
そのためスズメバチからの攻撃を避けるためには帽子をかぶっておくことは必須でしょう。
(帽子と眼鏡イメージ)
また、サングラスやメガネなどで目をガードしておくことも大切です。
万が一目を刺されてしまっては最悪の場合失明をしてしまいます。
巣を見つけても近付かない
巣に近付くと敵とみなされ、一斉にスズメバチが襲ってきます。一匹でも刺されるとひどいことになるのに、巣の近くでは数匹に襲われる可能性もあります。
もしも巣を見つけても絶対に近寄らないでください。
また、巣が見えなくてもスズメバチが集まるところの近くには巣があることが多いです。
スズメバチを見かけたら、まずはそこから立ち去ることを考えてください。
スズメバチが周囲を飛び回る威嚇行動をしていたら静かに立ち去る
スズメバチが周囲を飛び回る行動をしていたらそれは威嚇です。
近くに巣がある、または敵とみなしている状態なので下手に刺激せず静かにその場を立ち去ってください。
近づいてくるスズメバチが怖いのは分かりますが、下手に払ってしまうとスズメバチの怒りを買うことになり、より危険度が増します。
スズメバチの動きにも注意しながらそーっとその場を離れましょう。
香水や化粧品を使用しない
スズメバチは目よりも匂いを感知する力に長けています。
またオオスズメバチの警戒フェロモンと同じ匂いの化合物が化粧品や香水に含まれていることが多く、その匂いでスズメバチを攻撃体制にしてしまうことがあります。
山や公園へのお出かけの時は出来る限り香水や化粧品の使用は避けるようにしましょう。
スズメバチに刺されてしまったら
もしもスズメバチに刺されてしまったらどうなるのでしょう。
スズメバチに刺された場合、刺された箇所が大きく腫れ上がります。
手を刺された場合はまるでグローブをつけているかのようにぱんぱんに膨れ上がります。
また、複数回刺されたり、過去に刺されたことのある場合はアナフェラキシーショックというアレルギー反応を起こします。
アナフェラキシーショックの症状は多岐にわたり、しびれ・めまい・吐き気・呼吸困難・下痢・腹痛・動悸などで、最悪の場合は死に至ることもあります。
(スズメバチイメージ)
スズメバチに刺された場合は下記の通り行動をしてください。
- その場から速やかに離れる
- 毒を取り除く
- 患部を冷やす
- 病院へ行く
下記で詳しく解説します。
1.その場から速やかに離れる
スズメバチに刺された場合、近くに巣がある可能性があります。
また、刺したスズメバチが仲間に人間の居場所を教えるとも言われていますので、まずは慌てず速やかにその場を離れましょう。
この時、走ったり患部を大きく揺すったりしないようにしてください。
走ったり患部を揺すったりすると血液がいつもより早くまわってしまい、血液中の毒が全身に広がってしまいます。
慌てずに、歩いてその場を離れてください。
2.毒を取り除く
毒を取り除く場合は水道水で患部を洗い流してください。
間違っても口で吸い出すなどはやめてください。スズメバチの毒は水溶性なので、吸い出した人にも毒がまわってしまいます。
ポイズンリムーバーという専用の道具があればこれで吸い出すのが1番良いです。
1000円くらいで繰り返し使用できるので、ハイキングなどに行く場合はあらかじめ用意しておくと良いでしょう。
3.患部を冷やす
患部を氷のうなどで冷やしてください。
腫れや痛みを和らげることができます。
4.病院へ行く
腫れや痛みが治まっていても、念のため病院で受診をしてください。
自己判断が最も危険です。
病院で適切に処置してもらい、必要であれば薬を処方してもらえれば安心ですね。
もしも気分が悪くなったなどの症状が出ているのならば迷わず救急車を呼んでください。
(救急車イメージ)
まとめ
いかがでしょうか。
刺されないためには
・黒い服を着ない
・帽子をかぶる
・巣を見つけても近づかない
・スズメバチが威嚇行動をしていたらその場を離れる
・香水をつけない
刺されたときは
1.その場から速やかに離れる
2.毒を取り除く
3.患部を冷やす
4.病院へ行く
これをしっかり覚えておいてください。
スズメバチは山や公園だけでなく軒先にも巣を作ります。
日頃から対策をしておけるとより良いですね!
スズメバチ対策をしっかりして、秋の行楽シーズンを楽しみましょう♪
あなたのお役に立てれば嬉しいです。
それではまた。
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