2023年12月、18きっぷ冬季分で会津若松に行ってきました！
今回のコースは神奈川を出発して奥日光・会津若松を観光して神奈川に帰るという周遊コースです。
過去にも神奈川から会津若松へ行く18きっぷ(帰りは郡山から新幹線)での日帰り旅は行っていますが、今回は宇都宮と会津若松にそれぞれ拠点を持ち、3日間かけてぐるっと周ります。
↓↓その時の旅行レポはコチラ↓↓
【仕事をしながら日本一周】【第22回】【福島県(2)】会津若松で新撰組巡り！斎藤一と近藤勇の墓参り、会津新撰組や鶴ヶ城も。
今回はその２日目。
宇都宮から会津若松に移動し、会津若松で白虎隊と新選組関連地巡りや地酒とグルメを楽しみます♪
↓↓１日目のレポートはコチラ↓↓
6:00 朝食
この日泊まっていた宇都宮のホテル「ユニゾインエクスプレス宇都宮」はリーズナブルな宿泊価格にもかかわらず、なんと朝食無料！
パンとドリンクという軽食ではありますが、焼き立てのパンとコーヒーやソフトドリンクが無料でいただけるのはとてもありがたかったです。
パンもクロワッサン・アップルパイ・チョコクロワッサンがあり、サクサクでほんのり暖かくておいしかったですよ。
１Fフロント奥のカフェスペースで朝６時からいただけるので、出発前にエネルギーチャージが出来ました。
6:30 チェックアウト
電車の都合で6:30にチェックアウト。
とても良いホテルでした…。
また宇都宮に泊まるならぜひ選びたいホテルですね。
↓↓ユニゾインエクスプレス宇都宮の宿泊レポはこちら↓↓
【宿泊レポートin宇都宮】ユニゾインエクスプレス 宇都宮に泊まってみた！激安なのに朝食付き？！駅から少し離れるだけで手に入る格安快適空間でした♪アメニティは有料なので要持ち込み！
ホテルから宇都宮駅までは徒歩7分。
荷物を持ってすたこら歩いていきます。
6:57 宇都宮発
6:57発の電車に乗り、まずは郡山駅へ向かいます。
途中、黒磯と新白河で乗り換えがありますが、乗り継ぎの方が多いので迷うことはなさそうです。
乗り換え時間が黒磯では4分しかないので、新白河駅での23分待ちを利用してトイレなどは済ませておきましょうね。
9:23 郡山駅着
(これは新白河駅から撮影)
郡山駅到着！
次の会津若松行きの電車は約50分後になるので、一旦駅を出て近くのドトールコーヒーショップで時間つぶし&スマホの充電を行います。
モバイルバッテリーは持っていますが、18きっぷ旅は時間も長くて写真もたくさん撮るので充電スポットは重要なのです…。
10:15 郡山駅発
10:15に郡山駅を出発する電車に乗り、この日の目的地、会津若松へ向かいます！
道中に美しい磐梯山が見えるスポットがあったり、猪苗代湖に近づくと駅のホームに雪が積もっていたりと景観がかなり楽しめます。
電車はそれほど混んでおらず、座席が7～9割埋まる程度でした。
1時間弱で会津若松駅に到着します。
11:21 会津若松着
会津若松駅に到着！
まずはホテルに荷物を預けます。
この日予約したホテルは会津若松駅から徒歩30秒のところにある「会津若松フジグランドホテル駅前」。
チェックイン前の荷物預かりもしてくださるので重たい荷物などはここで預かってもらいます。
駅目の前なのもありがたいですね。
荷物を預けたら早速会津若松観光へ行きます！
11:30 バスで飯盛山方面へ
ちょうど駅前から出る「赤べこバス」の11:30発に乗れたので、これを使って飯盛山方面へ向かいます。
飯盛山は幕末期に活躍した白虎隊の自刃地。
歴史好きとしては訪れておきたかったスポットです。
その前に腹ごしらえ…と、事前にチェックしていた飯盛山ふもとのお餅屋さんへ赴くも、店休日なのかお店が空いている気配がありません…。
仕方なくすぐそばにあった白虎隊伝承史学館に入っている伝承茶屋で白虎もち(甘味噌)をいただきました。
おいしかったけど餅というよりは白米を練ったものという感じでした。
ごちそうさまでした。
12:00 白虎隊記念館 自刃地 サザエ堂
気を取り直して飯盛山。
山と言っても階段が整備されており、標高も300ｍちょっとしかないのでそれほど身構えなくても歩けます。
まずはサザエ堂。
内部にらせん状のスロープがあり、登りと下りですれ違うことはないように設計されているようです。
これが1700年代に建てられた木造建築物ということに驚き。
日本でもかなり珍しい設計で平成8年に国重要重要文化財にも指定されたそうです。
外観や内部の構造から「サザエ堂」という通称で呼ばれていますが正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」と言います。
より多くの方が参拝できるようにと建立されたそうですが、日本では類を見ないこの設計にたどり着いた理由が気になります。
続いて白虎隊のお墓。
白虎隊は幕末の戊辰戦争において会津藩の武家男士で組織した部隊のことです。
そのうちの二番隊が戦闘からの敗走の際、この飯盛山に逃げ込んだ際会津若松城が燃えている(ように見えた)ことから敗戦を悟り7名が自刃をしました。
１名は一命をとりとめましたが残り6名は落命。生き残った１名がのちに事実を語り白虎隊の伝承が世に広まったといいます。
白虎隊の自刃が有名な理由は２つあります。
ひとつは構成メンバーが10代の若者が中心だったこと。
ふたつめは自刃の理由になった会津若松城は、実はこの時点で落城しておらず、燃えているというのは勘違いだったこと。
勘違いにより若い命を自らの手で終わらせてしまったというのは悲劇に他なりません。
旧幕府軍として国のために戦ってくれた若い命に手を合わさずにはいられませんでした。
お墓から少し進んだところに自刃地もあります。
ここから見えた会津若松城が燃え…いやめっちゃ遠いな。
カメラだとほぼ映らないです(笑)
(おそらく中央左に見えるあたりだと思います)
幕末期では今ほど建物も高くないし密集していないとは思いますが昔の人は目が良かったんだなーと変なところで感心してしまいました。
自刃地でもしっかり合掌。
12:30 白虎隊記念館
飯盛山ふもとにある白虎隊記念館で白虎隊の資料を見学します。
白虎隊の構成メンバーやその軌跡を描いたジオラマ、実際の白虎隊の遺品、当時の貴重な資料などを見ることが出来ます。
館内は撮影禁止。
入館料は大人400円で展示は2階まであります。
資料数も多いので見ごたえも抜群。
今まで幕末といえば新選組という偏った知識しかなかった筆者ですが、同時期に戦っていた同じ旧幕府軍の白虎隊の軌跡が学べて大変良い経験でした。
13:30 徒歩で天寧寺(近藤勇墓所)
バスがちょうどいい時間がなかったため、ここからは徒歩で天寧寺に向かいます。
徒歩30分くらい。
12月末で少し寒かったですが、天気が良かったので徒歩もそれほど苦ではありません。
天寧寺は新選組局長 近藤勇さんのお墓があるお寺です。
お墓といっても京都で打ち首となった近藤勇さんの首と遺体はその後行方不明となっており、このお墓は遺髪のみといわれています。
それでも激動の幕末で、賊軍となった組織の局長の身体の一部が埋葬されているだけでかなり貴重です。
天寧寺の入り口から近藤勇さんの墓所までは山道を歩きます。
雨の後や雪が積もったあとは少しぬかるむのでご注意ください。
墓所はきれいに手入れされており、参拝者ノートなども置かれていました。
隣には新選組副長、土方歳三さんのお墓もあります。
土方さんのお墓は日野の石田寺でもお参りしていますが、こちらでもしっかり手を合わせてきました。
↓↓日野旅のレポートはコチラ↓↓
↓↓近藤さんのお墓は以前会津若松を訪れた際にも訪問しています。↓↓
【仕事をしながら日本一周】【第22回】【福島県(2)】会津若松で新撰組巡り！斎藤一と近藤勇の墓参り、会津新撰組や鶴ヶ城も。
14:00 松平家霊廟
続いて向かったのは松平家霊廟。
こちらも前回の会津若松観光で、時間の都合で来れなかったスポットです。
バスの良い時間がなかったので、天寧寺から引き続き徒歩移動。
墓所入り口から結構な距離の山道を歩いたので健脚の方向けです。
(コースによってはもっと近道もあるのかも？)
会津藩によって京都守護職を任じられた新選組が京都で活躍をしたのは知っての通り。
武州の田舎者だった近藤さんや土方さんが新選組として日本中に名をとどろかせたのは松平家の後ろ盾があってこそでした。
お礼も兼ねて松平家墓所で手を合わせました。
15:30 阿弥陀寺
最後のスポット阿弥陀寺へ向かうため、最寄りのバス停へ向かう途中に「菓子工房がぶり」という和菓子屋さんを発見。
15時前ということもあり商品はあまり並んでいませんでしたが、お店の方にオススメいただいたアップルパイの見切り品を購入し、バス待ちの間にパクリ。
え、これめっちゃおいしいじゃん。
お土産にもういくつか買えばよかったです。
パイの感じとかリンゴの煮方とか完璧に好みでした。
お近くにお立ち寄りの方はぜひに。
東山温泉の近くです。
その後バスに乗って七日町駅近くの阿弥陀寺へ。
阿弥陀寺は新選組三番隊隊長 斎藤一さんの墓所があります。
こちらも前回の会津旅で訪問していますが、改めて手を合わせていきます。
ちなみに七日町周辺は情緒あふれる昔ながらの街並みを残しており、街歩きも楽しいです。
お店もたくさんありますしね。
今回は寄りませんでしたが、新選組記念館もあるのでぜひ覗いてみてください。
16:00 チェックイン
阿弥陀寺から会津若松駅までは徒歩で20分ほど。
街並みを見ながら歩いているうちにあっという間にゴールです。
駅前のホテルに戻り、チェックイン。
あてがわれた部屋は5Fで雪山が見える絶景ポイントでした。
ありがとうございます…！
古さはありますが、清掃も行き届いており、とても快適なホテルでした。
近くのスーパー銭湯の入場チケットが付いてくるのも最高です。
16:30 スーパー銭湯 富士の湯
部屋で少し休んだり、荷物の整理をしたあとはホテルでもらった近隣スーパー銭湯のチケットを使います。
ホテルから徒歩３分ほどで到着した「日帰り温泉 富士の湯」。
地元の方で賑わうスーパー銭湯でしたが、とても広いので混雑も気になりません。
タオルも無料で貸し出してくれるので手ぶら利用OK！
内風呂・露天風呂ともに種類豊富であれこれ入っているだけでも楽しい！
洗い場も広いので思いっきり全身&髪の毛を洗えます。
広いお風呂というだけで最高なのにこんなに楽しめちゃっていいのかしら？
近くに住んでいたら間違いなく回数券を購入する！というほどの素晴らしい施設でした。
18:00 夕飯:會津っこ
夕飯は事前に予約していた「會津っこ」という居酒屋さんへ。
会津若松出身の友人がオススメしてくれたお店です。
人気店なので予約必須。
ちょっと早めの時間に予約したら１人なら大丈夫ということでカウンターの席を確保してもらえました。
まずは会津のお酒を。
こちらも友人オススメの「風が吹く」。
旨味のあるしっかりとしたお酒で、料理によく合います。
＼こちらで購入できます／
お料理はお通しのちくわの肉味噌煮、
へら田楽
馬刺し
を注文。
期待していた通り馬刺しはめちゃくちゃ新鮮で臭みもなくとっても美味しい！
にんにくみそのピリッとした辛味が馬肉とよく合います。
お酒も進んじゃいますね。
へら田楽はへら(しゃもじのようなもの)にそばがきや里芋を練ったものを貼り付け炙ったものに味噌をつけてさらに炙ります。
これが予想外にめちゃくちゃ美味しかった！
そばがきの方には胡麻味噌が付けられ、そばの風味と胡麻香りがとてもよく、香ばしく炙られた味噌と合って絶品。
里芋はねっとりと甘く、ゆずの香りがふわりと香るゆず味噌で優しい味わいになっています。
お箸でこそぎ取ってチビチビと食べるのですが、可能な限りこそぎ取って食べていました笑。
追加で注文したのは湯上り豆腐。
本当はおでんを頼みたかったのですが売り切れだったので代わりに注文した温かいメニューでしたがこれが大当たり。
豆乳を固めたばかりの滑らかなお豆腐の甘みとそれを引き立てる、別添えの岩塩がベストマッチ。
とってもほっこりしました。
かなりお腹いっぱいになったのでここらでお会計をお願いしようと思ったのですが、お隣の方が注文していたおにぎりが美味しそうでついつい追加注文。
この大きさ伝わりますかね？？笑
ふわりと握られているとはいえ思わず笑っちゃうほどのたっぷりボリューム笑
会津のお米を使っているとのことで甘みがしっかりあるお米に程よい塩気のシャケの具が飲みの締めとしてあまりに完璧でした。
ごちそうさまでした！！
20:00 鶴ヶ城
このままホテルに戻ろうかと思ったのですが、酔い覚まして少し歩きたかったので徒歩15分ほどのところにある鶴ヶ城(通称会津若松城)へ向かいます。
流石にこの時間はひとけがなくひっそりとしていましたが、お城はライトアップされて格好良かったです。
近代的なイルミネーション。
松平家の歴代藩主が見たらびっくりしちゃいますね笑
あまりの寒さにお堀の水は少し凍っていました
21:00 駅前フジグランドホテル泊
鶴ヶ城の最寄りのバス停からバスを捕まえて、会津若松の駅前へ。
ホテルへ戻り、翌日の準備をして就寝です。
翌日はこの旅の最大の目的、「只見線」に乗車するため早朝から出発します。
しかし会津若松、前回と違って今回はゆっくり観光できて良かった。
食べ物も史跡も刺さるものばっかりで、本当に最高の街でした。
あとホテルがすごく良かったのでまた会津若松に来た時はここに泊まりたいですね。
東山温泉の旅館も気になりますが・・・。
↓↓ホテルの詳しいレポートはこちら↓↓
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まとめ
18きっぷで会津若松を旅するには前日に宇都宮や郡山あたりにいる必要がありそうです。
それくらいなら結構ゆっくり観光できますね。
会津若松は幕末の史跡が多く、食事も美味しいものがたくさんあるのでぜひじっくりと観光してみてください♪
冬季以外はレンタサイクルなどで巡るのもオススメです。
次回は只見線に乗車しその景観を楽しんでから越後湯沢を経由して神奈川に帰ります！
移動時間は約10時間！！
お楽しみに♪
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