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日本でも毎年お騒がせなハロウィンをしていますが、フランスでも同じでした・・・苦笑。
ニースでのハロウィンの夜、バンドメンバー(Gt.とKey.、Vo.)に誘われて、旧市街へと出向きフランスのハロウィンを満喫してきました。(色々若かったので許してください・・・)
※この記事は2013年4月~2014年4月に南仏ニースにワーキングホリデーで滞在していたときの思い出しレポートです。情報が少し古いのでご注意ください。
前回はニースのラーメン屋さんでの日仏交流会の様子をお届けしました↓↓
フランスのハロウィンも10/31
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フランスのハロウィンも日本と同じく10月31日。
元々は古代ケルト人による秋の収穫を祝うお祭りで、アメリカで根付いたイベントなんだそうです。いまや世界規模のお祭りなのがすごいですね。
フランスのハロウィンもみんな仮装してる
日本のハロウィンではおばけや魔女の仮装はもちろん、アニメなどのキャラクターに扮したコスプレもたくさんいますよね。あとは10月31日以外にもハロウィンに関するイベントがあったりとやりたい放題・・・。
フランスの場合はハロウィン当日だけものすごく盛り上がります。それ以前の10月中はハロウィンイベントをやる気配もありません。
パリとかだと違うのでしょうか・・・。ニースでは10月31日がハロウィンだということを忘れていたくらいでした。
バンドメンバーに誘われて10月31日の夜に出歩いたときに、想像以上の人が集まっていて驚きました。
みんな仮装をしていましたが、お化けや魔女が主で、日本のようなコスプレの人は見かけませんでした。
「トリックオアトリート」はフランス語でなんていう??
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英語圏や日本では「お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」という意味で「Trick or Treat!」なんて言いますよね。子供が言うとかわいいものです。
フランスでは決まった言い回しがないらしく(それほど流行ってない・・・?)、現地でも大人が騒いでいる様子しか見なかったため明確ではないのですが
・Farce ou Friandise.(ファルス ウ フリアンディーズ)
・bonbon ou bâton.(ボンボン ウ バトン)
と言うことが多いらしいです。ニースではどっちだったかな・・・。
単語
Farce いたずら
ou または(英語のor)
Friandise お菓子
bonbon 飴
bâton スティック
bâton だけちょっと分かりづらいですね。スティックで叩くぞ的な意味なのでしょうか。
bâton merdeux という言葉で「手に負えないやつ」という意味もあるようなのでいずれにせよいたずらという意味が濃厚です。
(merduexだけだとものすごく汚い意味になるのでフランス人の前で言ってはいけません(笑))
ハロウィンの街の様子
自宅で夕飯を食べて一息ついていると、20時頃にバンドメンバーから呼び出されました。
「ハロウィンパーティ行くぞ!」と。
当時メンバーは23歳と27歳の男性・26歳の女性、私も26歳とまだ若いほうだったので勢いで夜の街に繰り出しました。
今まで「夜のニースは危険だよ」と聞いていたのであまり夜遅くは出歩かないようにしていたのですが、友人(しかも内2人は男性だし。)も一緒だし、ジャズフェスティバル以来に羽目をはずすこと決定。
自宅から旧市街までは徒歩20分くらいなのですが、昼の長いニース。20時くらいではまだ日が落ち切っておらずそれほど怖いという思いはしませんでした。
旧市街に着くと、すでにバーで飲んでいるメンバーが。
近づいて私も一緒に飲みに参加します。心なしか旧市街の人が多い感じがします。いや、、、かなり多いな。
ちょっと飲んだ後、Vo.の女の子は彼氏に呼ばれたとのことで退席。
Gt.とKey.の3人で再び旧市街を歩きます。
広場で、Gt.が持参していたウイスキー(これもなんだかおかしい)を飲み交わしていると、にぎやかな行列がやってきました。
半数くらいの人が真っ黒な仮装をして「On n'est pas fatigué!!(俺たちは疲れないぞ!!)」と声をそろえながら練り歩いています。
あれは何?とメンバーに聞いたところ「わかんないけど多分自由参加だよ。行こう」と手を引かれて行列に参加!
ウイスキーを片手に、同様に「On n'est pas fatigué!!」と叫びながら旧市街を練り歩き。
これ、住んでる人は迷惑だっただろうな~・・・と冷静に考えると思うのですが、この時は周りの熱に飲まれ、すっかり楽しんで参加していました。
写真撮ろうとするとみんなノリノリで映ろうとしてくるし・・・(笑)すごい体験でした。
1時間ほど歩いたあたりで行列を抜け、その頃にはすっかりお疲れモード。
ちょっとカジノで休憩しよう。ということで、旧市街を離れネグレスコ付近のカジノへGO!
既にだいぶ酔っぱらっていたのでだいぶお金を消費しました。。。
ていうか途中まで勝ってたのに友人が「俺が負けたのにお前は勝ち逃げするのか?!」
と煽ってきたため勝ち分含めて全部使いきった次第です(笑)くそー。
カジノではお酒が無料だったので(このシステムもよくわからないのですが・・・)2~3杯飲み、負けた後もしばらくテラスでメンバーたちと飲み交わしていました。
酔いつぶれました・・・
バーでの飲み、旧市街でウイスキーを飲み、カジノで飲み、さらにこの後旧市街で買ったワインを飲み(このあたりはあまり記憶にありません。あとでメンバーに聞いた)・・・
気付いたらマセナ広場で寝ていました・・・・!
起きたら空が白んでいて、メンバーの姿もないしマセナ広場の石畳冷たいし、何事?!!とさすがの私も焦りました。
カバンを確認しましたがお財布は無事。服も乱れていないので何かをされた形跡もありません。
色々不安に思いながらも一旦帰宅。二日酔いに苦しめられながら(人生初の二日酔いです)、メンバーにメールすると・・・
「早朝4時くらいに「もう帰る」と言って別れたんだよ。送ろうか、って聞いたけど「大丈夫」って言ってたから別れたあとのことは分からない」とのお返事が。
目が覚めたのは早朝5時過ぎだったので、恐らくマセナ広場で寝ていたのは1時間程度。
服や荷物も無事だったこと、メンバーからなんとなくの状況を聞けたのでホッと胸をなでおろしましたが、マセナ広場で目を覚ました瞬間は本当に肝が冷えました。
今回が奇跡的に無事だっただけで本当に夜のニースは危険なんですよ!
皆さん絶対にマネしないでください。飲みすぎには注意です。。。
注意事項
実際に経験してみて、ニースのハロウィンについて注意事項をまとめてみました
- 10月31日に旧市街および周辺のホテルはオススメしません。絶対にうるさいです。
自身もハロウィンに参加するならともかく、それほどパーティー感はないので楽しいかと聞かれると微妙です・・・(笑) - 飲みすぎ注意!夜のニースはスリ・レイプが特に多いです!路上で寝るなんて言語道断!
- 日本のようなコスプレはいません。いたらいたで盛り上がりそうですが、冷ややかな目で見られる可能性もあり。
こんな感じですかね。
自分が心底楽しんでおいて言うのもアレですが、正直ハロウィンのニースはあまりオススメしません。
まとめ
- ニースでもハロウィンのお祭り(?)はやっている
- 仮装はするけどコスプレではない!
- 旧市街は明け方まで騒がしい
- Trick or Treatはフランス語でFarce ou Friandise.でもあんまりなじんでいない様子。
以上です。貴重な体験をしたと思って開き直りました。
次回はニースのサロン・ド・ショコラをレポートします♪
規模は小さいけどのんびり楽しめてオススメですよ。
お楽しみに!
続きはコチラ↓↓
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