こんにちは。
久しぶりにフランス語映画の紹介です。
フランス語を勉強している方、素敵な映画を探してる人の参考になれば嬉しいです。
※一部ネタバレがあるためご注意ください。
前回の記事はコチラ↓↓
今回ご紹介するのは「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」です。
購入・レンタルはもちろん、GYAO!やネットフリックスでも観ることが出来ます。
映画概要
制作年度:2012年
言語:フランス語
原題:Comme un chef
監督:ダニエル・コーエン
キャスト:ジャン・レノ
ミカエル・ユーン
ラファエル・アゴゲ
制作は2012年なんですね。5年ほど前の作品です。
キャストはフランス語映画ではかなりよく見かけるジャンレノ様。俳優に疎い筆者でも知っています。
タイトルの通りレストランを舞台にした映画で、ジャンルはコメディです。結構気軽に見れる雰囲気の映画でした。
あらすじ(ネタバレあり)
舞台はフランス、パリ。料理にこだわりを持ちすぎてどの仕事も長続きしない主人公のジャッキー(ミカエル・ユーン)が、恋人ベアトリス(ラファエル・アゴゲ)のために意を決してペンキ塗りに転職する。仕事先で覗いた調理場の様子に居ても立っても居られなくなったジャッキーは料理に口出しをし、果ては自ら料理を作って提供してしまう。
一方、三ツ星レストランのメインシェフを務めるもう1人の主人公アレクサンドル(ジャン・レノ)は新たな経営者と上手くいかず、このままでは星を剥奪されてしまうという状況に陥っていた。そんな最中、友人を訪ねた際に偶然ジャッキーが作った料理を口にし、それがまさに自分のレシピと全く同じであることに驚く。すぐにジャッキーを勧誘し自らのレストランで働かせるが頑固すぎるジャッキーとソリが合わず口論を重ねる。
レストランの三ツ星は維持できるのか、ジャッキーは仕事を手にし、恋人と結婚できるのか。物語全体を通して目が離せない構成になっています。
あらすじはこんな感じ。
アレクサンドルは三ツ星の死守、ジャッキーは恋人との和解(仕事を無断で辞めたため恋人に愛想を尽かされてしまう)が課題となっており、ストーリーが理解しやすいのが嬉しいです。
コミカルで軽快なストーリー進行なので、難しく考えずに見れるところは嬉しいですね。
頻繁に出てくる美しいフランス料理も見どころです。
映画レビュー(ネタバレあり)
見てみた感想としては100点満点!ひさびさに良い映画を観ました。
ストーリーは難しくないし、絵(色合いなど)もきれい!
キャラクター達もとても魅力的で、特にジャッキーはダメ男だけど芯があるのでどこか憎めません。
アレクサンドル役のジャンレノも三ツ星レストランのメインシェフというお堅い役を保ちながらも、映画の雰囲気に合ったコミカルさを演じており、さすが一流の俳優です。
料理も本当に美味しそうだし内容も面白いので、すごく私の好みでした。
しかしフランス映画ってなぜか「日本風」を描かれることが多いですよね。
今回はライバル店の視察に顔のバレてる2人が日本人になりすまして入店してました。そんなゲイシャ&サムライみたいな日本人おらんわ!!!しかもフランス語ペラペラとか店員おかしいと思わんのかい。とも思いましたが、そこはやっぱり映画。全く気付かれません。これはフランス人は日本好きと捉えておきますね。笑。
最後の最後で生放送中にも関わらずジャッキーの悪い癖が出てアレクサンドルが怒るシーンも笑いました。最高のデコボココンビです。
本当に面白いのでコメディ映画が好きな方はぜひ観てみてほしいです。
フランス語の勉強には向いてる?
フランス語の勉強には向いていると思います。材料の名前などが出てくるのでシェフやパティシエを目指す方にもオススメ。
会話の内容もすごくフランスっぽいのでいい勉強になると思います。
自分の意見ははっきりと言うところとか、いかに相手を愛しているかとか。愛を紡ぐ言葉が多いのはさすがフランス映画です。
出てくる単語も比較的簡単&聴きやすいのでヒアリングの練習にも良さそうです。
まとめ
何回でも見たくなるような、素敵な映画でした。良い映画に出会えてよかった。
あんまりシリアスとかホラーとか好きじゃないので(様々な意味で重い映画・ドラマが苦手)偏りますが、個人的にはすごく好きな映画でした。
フランス語の勉強にも向いてますしね。
ぜひ観てみてください。
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