栃木県日光市。
関東出身の方なら1度は訪れたことのある地ではないでしょうか。
かくいう筆者も小学生の時に修学旅行で行ったことがあります。
けれどそれだけ。よくよく考えれば日光東照宮も食べたものも記憶があまりありません。
ならばと思い改めて日光を旅行することに決めました。
大人の日光1泊2日の旅。
大人になってから行くと、感じ方も全く違うのでオススメです。
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車で日光へ
今回は車でアクセスすることにしました。
首都高を抜けて東北自動車道を抜けておよそ3時間。
途中サービスエリアによって朝食を食べるのも旅の楽しみです。
(蓮田SA?で神戸屋のカツサンド食べました。おいしかったです)
ランチ
日光到着後、まずはランチ。
日光東照宮近くの神橋庵へ。
こちらで湯葉そばのセットをいただきます。
甘辛いそばつゆとコシのあるそば。
暑い日だったので冷たいそばがおいしかったです。
神橋&日光東照宮
お昼の後はそのまま歩いて日光東照宮へ。
東照宮に入る前に神橋も見ていきます。
新緑の美しい時期でした。
日光東照宮は修学旅行生や団体旅行客でにぎやかでした。
新型コロナの影響も少しずつ薄れてきたのですね。
開けたところに出るとすぐに神厩舎が見えてきます。
有名な「見ざる聞かざる言わざる」の三猿はここにいます。
五重塔もあります。
小浜藩酒井忠勝公によって奉納され、一度は火災にあったものの同藩主の酒井忠進公によって再建されたそうです。
鳥居の向こうに陽明門が見えます。
陽明門は国宝となっており、思わず見とれてしまうほどの細かい装飾が贅沢に盛り込まれています。
いつまで見ても飽きないことから別名「日暮れの門」とも呼ばれているそうですが、その名も納得。
装飾の一つ一つが本当に細かく、とても美しいのでついつい見とれてしまいます。
また、陽明門から東西に広がる回廊も、その美しさは言葉に表せないほどです。
いずれも1枚板の透かし彫り、極彩色に彩られた彫刻は圧倒的です。
陽明門の裏側にある柱の一つは「逆さ柱」があり、他の柱と比べると文様が逆さになっていることが分かります。
これは「満つれば欠ける」ということわざから、あえて完成させずに朽ちることのないよう祈りが込められてデザインされたものとのことです。
陽明門を抜け右に進むと奥宮へ続く入り口があるのですが、その門に眠り猫がいます。
眠り猫ってこんなに小さかったんですかね…。
眠り猫の裏側には雀が飛んでいて、「猫のそばでも食われない雀」ということで平和を象徴したデザインなのだそうです。
奥宮までは長い階段を上っていきます。
無理はせず、ゆっくりと登っていきましょう。
空気の澄んだ、神秘的な空間を一段一段踏みしめていきます。
奥宮では東照大権現、徳川家康公の墓(奥宮宝塔)があります。
日光東照宮の中でもっとも標高の高いところに位置しており、家康公がいまでも国を見守っておられるようです。
階段を降り御本社でお参り。(写真禁止)
拝殿に上がるまでの装飾も美しいので見逃し厳禁です。
また、拝殿の外からお参り出来る唐門の装飾も必見。
今にも動き出しそうなリアルな人間の彫刻が施されています。
中国の伝説「許由と巣父(きょゆうとそうほ)」や「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)がモチーフなんだとか。
薬師堂では「鳴龍」を見ることが出来ます。
天井に描かれた大きな龍の顔の下で拍子を打つと鈴を転がしたような音が響き、これが龍の鳴き声のように聞こえるのだそうです。
確かに顔の下以外で拍子を打っても同じように響くことはなく、顔の下で打ったときのみ音が共鳴するのですね。とても不思議です。
堂内の薬師増は絶対秘仏で見ることは出来ませんが、両側を守るように配置されている十二支を司る十二神将の姿は見られますので、ご自身の干支の神様に手を合わせるとよいでしょう。
お守りの授与も行っていますので気になる方はお立ち寄りを。
東照宮宝物館&カフェ
日光東照宮の参道を少し脇にそれると東照宮宝物館があります。
こちらでは御祭神である徳川家康公の遺愛品や東照宮に奉納された品々、祭器具を収蔵・展示しています。
陽明門の模型もあり、その精巧さは目を見張るものがあります。
本物の陽明門と同じく、隅々まで見ていると日が暮れてしまいそうです。
貴重な品々を間近で見ることができる宝物館は、徳川家康公や徳川家の歴史をリアルに感じ取れる貴重な体験になること間違いありません。
また、宝物館にはカフェ(タリーズコーヒー)が併設されています。
たくさん歩いて疲れたら、このカフェで一息つきましょう。
東照宮境内にありながらもアメリカの空気に触れてリラックスする、贅沢な時間になりました。
日光金谷ホテル
日光での宿泊先は「日光金谷ホテル」。
日本で最も古いクラシカルホテルなのだそうです。
館内のあちこちに日光東照宮を模した彫刻を施していて、建物そのものがまるで博物館のよう。
ガイドツアーも行われており、建物の見どころや歴史を紹介していただけますのでぜひご参加ください。
お部屋は広く、天井も高いのでとてもリラックスできます。
お食事も1906年のメニューを再現した「クラシカルディナー」など、明治時代を想起させる素晴らしい体験が叶いました。
↓↓日光金谷ホテルの詳しいレポはこちら↓↓
【宿泊レポートin日光】日本最古のクラシカルホテル日光金谷ホテルに宿泊してきました。受け継がれたトラディショナルな食事とおもてなし溢れる館内装飾に感動の連続でした
\日光金谷ホテルのご予約・詳細はこちら/
二荒山神社中宮祠
2日目は車を走らせて、いろは坂を抜けて中禅寺湖方面へ。
中禅寺湖脇にある「二荒山神社 中宮祠」は、男体山を御神体をする山岳信仰の神社です。
男体山の登山口にもなっており、開山期間は一合目までは誰でも登ることが可能です。
(一合目より先は届け出および入山料が必要)
筆者も登山好きのためひとまず一合目まで登ってみました。
すると…
野生の猿と遭遇しました。
しかも1匹2匹ではない。
群れなのか、かなりの数がいました。
子供のような小さな猿もいます。
襲ってくることはありませんでしたが、食べ物などを持っていると危ないかもしれません。
入山の際は充分ご注意ください。
華厳の滝
二荒山神社 中宮祠から車で5分。
有名な華厳の滝に着きます。
高さ97メートルの岸壁を一気に落下する滝の様は圧巻。
有料のエレベーターを降りた観爆台から滝を眺めると、滝しぶきを浴びるほどの近さで滝つぼを見ることが出来ますよ。
龍頭の滝
最後に向かったのは中禅寺湖から戦場ヶ原方面に登って行ったところにある「龍頭の滝」。
お茶屋さんがありこちらでいただけるお雑煮がお目当てで立ち寄りました。
そのお雑煮がこちら。
お餅を揚げており、サクッジュワ~なお雑煮がいただけるのです。
おつゆの味もおいしくて、お餅4つもぺろりと平らげてしまいました。
このお茶屋さんでは龍頭の滝を真正面に見ながらお食事をいただけます。
たっぷりとマイナスイオンを浴びながらおいしい食事が出来るスポット。
最高です。
龍頭の滝を少し登ると美しい渓流を見ることもできます。
水量も多く大迫力。
ベンチがあるのでそちらに座って、しばらく眺めてしまいました。
その後車に乗り込んで3時間ほどかけて東京方面へ帰ります。
途中に道の駅「ニコニコ本陣」でお土産を買って帰りましょう。
お疲れさまでした。
まとめ
日光1泊2日モデルコース
【1日目】
12:00 日光到着・ランチ(神橋庵)
13:00 日光東照宮へお参り
15:00 東照宮宝物館&カフェ
17:00 日光金谷ホテルへチェックイン
【2日目】
10:00 チェックアウト
11:00 華厳の滝
12:00 二荒山神社中宮祠
13:00 龍頭の滝&茶屋
15:00 帰路へ
大人になってから改めて行った日光は自然と歴史を感じられる素晴らしい「修学旅行」でした。
食事もおいしく大満足。
都心からも車で3時間程度で来れるので気軽な旅行先としてこれからも訪れたいです。
ぜひ皆さんも行ってみてくださいね。
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