日本有数の観光都市京都。
人気があるがゆえに道路の混雑や電車・バスの行列などが絶えません。
そんな中注目されだしたのが「レンタサイクル」での観光。
碁盤の目状の京都は道もわかりやすく、自転車ならバスのルートを気にしたり、道路の混雑に巻き込まれることもありません。
途中で気になったお店にフラッと寄れるのも自転車旅の魅力。
今回は実際に京都市内でレンタサイクルをして、1日京都観光をしてきました。
ぜひ新しい京都の巡り方として参考にしてみてください♪
京都のレンタサイクル
京都のレンタサイクルはいろいろなサービスがあり、使いたい自転車や空き状況、ホテルの近くなどといった条件から探すことが出来ます。
以下一例です。
京都ecoトリップ
店舗:京都八条口店・四条烏丸店・宿泊ホテルへの配送もあり
価格例:変則なし 1,000円/日・電動短距離 2,200円/日
利用可能時間:9:00~18:00 (別料金で早朝・深夜受付も可能)
京都サイクリングツアープロジェクト KCTP
料金例:シティスタンダード 1,000円/日・スタンダード(電動アシスト) 2,300円/日 他
営業時間:9:00~18:00
公式サイト:https://kctp.net/
レンタサイクル京都みやび屋
検索すると他にも多くのレンタサイクルショップが出てきます。
アクセスの良さやホテル近くの店舗などを選ぶとよいでしょう。
別料金にはなりますが、京都ecoトリップさんではホテルへの自転車配達もしてくださるそうです。
今回は京都駅から近く、荷物預かりもしてくれるという「 京都サイクリングツアープロジェクト KCTP 京都駅サイクルステーション」さんに自転車をお借りしました。
お店に行くと明るい店員さんが出迎えてくださり、自転車の用意と説明、ヘルメットの貸し出し、京都市内のサイクルマップをくださいました。
京都市内は自転車走行禁止エリアや放置自転車禁止エリアがあるためそちらについても説明をしてくださいました。
今回の自転車旅のルート
今回の旅のルートは以下になっています。
- 京都国立博物館
- 東山でランチ
- 青蓮院
- 知恩院
- 光縁時
- 京都水族館
京都に来るのはすでにn回目、もはや数えきれないほど来ているためちょっとマニアック&個人趣味爆発なスポット巡りにはなってますが…。
京都に詳しい方ならなんとなくコースがイメージできるかもしれませんが、
おおよそぐるっと京都駅北側を巡るコースになっています。
なのでちょっとルートを外せば、三十三間堂→清水寺→八坂神社→二条城→東寺のようなコースで周ることも可能です。
①京都国立博物館
京都国立博物館は駐輪場もあり、京都駅からの道も自転車専用道が用意された(路駐の車に阻まれることも多いですが…)比較的簡単です。
とらりんに会えてよかった♪
近くにいい感じのパン屋さんがあったのでそちらも立ち寄りました。(タルトがめちゃくちゃおいしかった!!)
②東山でランチ
東山の「花かがみ」というお店でランチをいただきました。
お店の前に自転車を置けず、買い物がてら近くのスーパーに停めさせていただきましたが本当は駐輪場を探しておいた方が良さそうでした…。すみません。
スーパーの正面にあったパン屋さんもいい感じでついつい買ってしまいました。
③青蓮院
青蓮院は少し坂がありますがきちんと駐輪場も用意されていてゆっくりと拝観することができました。
ふすまに描かれた蓮の絵がとても印象的な華頂殿、美しいお庭を堪能。
④知恩院
知恩院は駐車場の方に案内され、バス駐車場の隅に置かせていただきました。
大きな三門に迎えられ雄大な伽藍を見物。
この後のサイクリングでも京都らしい景色をいくつか見かけ、自転車旅の醍醐味を全身に味わっていました。
⑤光縁寺
光縁寺は門前に停めさせていただきました。
こちらは新選組総長山南敬介さんをはじめとした新選組隊士たちのお墓があります。
周辺にも壬生寺や旧前川邸・八木邸など新選組に関連した施設が多くありますので新選組ファンは必見です。
いずれも何度も訪れているので今回はこちらのみ立ち寄らせていただきました。
⑥京都水族館
京都水族館は梅小路公園内にある水族館です。
公園の駐輪場に自転車を置くことが出来ます。
サンショウウオに力を入れた水族館で、オオサンショウウオの水槽や繁殖・成長に関する展示を多く行っています。
京都の海を現した美しい大水槽もあります。
新幹線の線路からも近いため、イルカジャンプと新幹線を同時に撮影することも出来るかもしれません。(来館時はイルカパフォーマンスは休止していましたが、練習なのか時折ジャンプする姿も見られました。)
最後に自転車を返却して完了。
10時頃出発し、16:30に返却した6時間半のコースでした。
京都市内の走行は少し難しいところもありますが、細かいところへアクセスが可能だったり、バスや電車の混雑・時間調整とは無縁なことも自転車コースの良いところだったと思います。
自転車置き場や自転車通行不可エリアについて
京都でレンタサイクルをする場合、特に気を付けるべきは2点。
1つ目は自転車置き場問題。
大きな施設(美術館や動物園など)は駐輪場があることが多いですが、
寺社仏閣や小さなお店では駐輪場を用意していないところも多くあります。
事前にアクセス先の駐輪場・最寄りの駐輪場をチェックしておくか、近くにいる住職やお店の方にどこに置くとよいか確認をしてください。
無断駐輪は罰金や自転車撤去となってしまいます。(エリアによってはかなり厳しく目を光らせています。)
罰金を受けてしまうとせっかくの楽しい京都旅行が台無しになってしまうので、十分に注意をしましょう。
また、京都市内には自転車通行不可エリアが存在します。
市内中心部の四条通や河原町通は昼間の自転車通行は禁止となっています。
烏丸駅から八坂神社につながる四条通や
河原町駅から京都市役所駅につながる河原町通り
などが日中の自転車走行禁止となっています。
他にも錦市場や先斗町のあたりも走行禁止エリアとなっているのでご注意ください。
走行禁止エリアは京都市の公式サイトでも確認することが出来ます。
(出展:京都市公式サイト)
京都市内観光はレンタサイクルもありです♪
京都市内のレンタサイクルは
- バスや電車の混雑とは無縁
- バスや電車の時間を気にせず移動できる
- レンタサイクルのお店はたくさんあるのでホテルや移動先によって調整できる
- 京都市内は碁盤の目状に道が通っているので迷うことは少ない
- 平らな通りが多いので電動自転車でなくても走りやすい
- 電車やバスが通ってないエリアでも行きやすい
[気になった点]
- エリアによっては通行禁止があるので要注意
- 駐輪場を探すのは少し大変
- 料金は電車やバスを使うのと大して変わらない
という感じでしょうか。
祇園や先斗町、四条周辺では通行禁止エリアがあるためその周辺のみの観光の場合は自転車はオススメしませんが、
その他のエリアをたくさんまわるようであれば自転車での観光をオススメします。
なにより運動になるし混雑を避けられるのが嬉しいですね。
季節や天候にもよりますが、
ぜひレンタサイクルでの観光もお試しください♪
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